西武ライオンズタイムマシーン(第345回):1980年 柴田保光 | はっきりいってライオンズびいきでした。~西武ライオンズの記憶~

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(1980年西武ファンブックより)

スピードだけなら、ライオンズの投手陣の中でも1、2を争うものを持っている。
あとは、きわどいコースをつくコントロールをマスターするだけ。
昨シーズン何度もマウンドに立った経験が生きてくるにちがいない。

 

【1980年の柴田保光】
西武在籍:2年目(23歳)、背番号12
投手成績:15試合 1勝 3敗 0セーブ、投球イニング42回2/3イニング、自責点31、防御率6.49

 

(イースタンリーグ成績)
投手成績:3試合 3勝 0敗 0セーブ、投球イニング21回、自責点3、防御率1.29
打撃成績:3試合 6打数1安打、打率.167、0本塁打、0打点、0盗塁

1980年は、先発ローテーションの一人として期待され対日本ハムとの開幕シリーズ3戦目に先発を任された。
5回無失点に抑える好投をしていたが、6回に失点し降板。その後救援陣がリードを守り切れず初勝利とはならなかった。
4月30日対ロッテ戦では、5回途中から救援登板。試合終了まで無失点で切り抜けその間チームが勝ち越しに成功しシーズン1勝目をあげた。
だが、結局この1勝がこの年唯一の勝利となる。
柴田はこの年6度の先発機会を与えられたが、そのうち4度は3イニング持たずに早々と降板しており、先発投手として0勝3敗と結果を残せなった。

 

【1980年当時の記事写真とコメント】

スピードはチームでも抜群
制球力さえつけば文句なし

若者らしく思い紀ってオーバーハンドから投げるフォームは見ていて気持ちがいい。
グーンと伸びる速球は、ライオンズの星として期待されている。
今シーズンは登板数も増えそうだ。

 

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