西武ライオンズタイムマシーン(第274回):1979年 米国でのオープン戦=対ホワイトソックス戦 | はっきりいってライオンズびいきでした。~西武ライオンズの記憶~

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42年前の今日=1979年2月28日の出来事です。

 

【1979年当時の記事写真とコメント】

米国フロリダ州のブラデントンでチームづくりに取り組んだ西武ライオンズは、大リーグ球団との待望のオープン戦に突入し、総仕上げにかかった。
新チームのオープン戦・第1戦は、2月28日対ホワイトソックス戦。
期待のルーキートリオ森繁和、松沼博久、松沼雅之兄弟の3投手が登板して、さわやかにスタートを飾ったのが印象に残った。


先発をうけたまわった森は、大リーグでも名うての強打者ソダーホルム(昨年20本塁打)をはじめ主力打者をなぎ倒し、相手ベンチから「大リーグでもやれるぞ」と太鼓判を押される出来ばえで、無失点に抑えた。

 

リリーフした松沼兄(博久)はウイニング・ショットにするという高めのストレートで、トップ打者のチャンバスを三振に切ってとり、球威を示した。

森に負けずとこちらも無失点に抑えた。
高い前評判を裏付ける好投だった。

 

体作りで、ゼイ肉を落とした田淵の動きも目立つ。


あとは打ち込み不足さえ解消すれば万全。
オープン戦で残された課題は、実戦のカンを取り戻すことだけ。


若手ナンバーワンの立花も快打を連発し「いける」と思わせた。


 

ホワイトソックス戦では、1回にいきなり左翼線二塁打を放ち出塁し、直後に田淵のタイムリーで立花がホームへ生還。
新チームの初得点をあげた。

試合は、西武が3-2でホワイトソックスに勝利。

オープン戦とはいえ歴史的な1勝をあげた。