【1996年の田辺徳雄】
西武在籍:12年目(30歳)、背番号6
成績:83試合、46安打、打率.219、7本塁打、19打点、1盗塁
1996年は、松井稼頭央の台頭もあり、本来の遊撃手のポジションでの出場が1試合も無かった。
開幕当初は、実績と経験を買われ辻発彦の抜けた二塁手のポジションの穴埋めを期待され、開幕戦2試合は、いずれも9番・二塁手で先発起用された。
しかし、その後も思うような結果が残せず、奈良原浩や高木浩之との併用が続いた。
特に打撃が深刻な不振に陥ってしまい、4月21日対ロッテ戦は9番・二塁手で先発出場も1打席目に三振を喫し、2打席目には代打を送られた。この時点で打率は.050まで落ち込みその後二軍落ちした。
5月に一軍へ再昇格した後は、主に代打や三塁手で、時には指名打者で起用された。
5月12日対ダイエー戦で東尾監督は、相手エース・工藤公康に対して田辺を1番打者として起用する奇策を見せた。
田辺は、工藤から1安打を放ち、チームも3-1で勝利した。
また、この年は4番以外の全ての打順での先発出場を経験した。
7月26日対ロッテ15回戦(西武球場)で、3番・三塁手として先発出場し通算1,000試合出場を達成。
1996年タカラプロ野球カード
BBM1996年 No.213
※サインは、直接ご本人から書いて頂きました。
BBM1996年ダイヤモンドヒーローズ No.201
BBM1996年ダイヤモンドヒーローズ No.201 裏面