キャッチアップ(その5)…2009年12月 第一回満次郎の会 | 能楽師 辰巳満次郎様 ファンブログ

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こちらは、不休で普及に励む宝生流グレート能楽師の辰巳満次郎先生♥に「惚れてまったやないかぁ~!」なファン達が、辰巳満次郎先生♥と能楽の魅力をお伝えしたいな~、と休み休み、熱い思いをぶつけるブログです。

平成二十一年十二月四日(金) 於:宝生能楽堂

 

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やっと11月までキャッチアップしました。さて、12月は待ちに待った「満次郎の会」から始めます。
(ホントは今年の「翁」前にアップしたかったんだけど…(-_-;)
この会を待ったかのように、辰巳満次郎師のオフィシャルHPが開設され、ブログも♪始まりました♪
そのブログで満次郎の会の見所(ケンショでなくてミドコロね)を詳しく紹介しちゃうんだから、お客様に楽しんでいただく事に如何に心くばりしていらしたか、今更ながら感服です。

 

 

ウチの師匠によれば満次郎師は「仕事大好き、休むのがキライ、寝るのがキライ(寝ちゃうと)起きるのがキライ」だそうで、ちょっとでも予定が空くと仕事を入れちゃう、んだそうです。
マグロなのか、はたまた赤い靴を履いたのか満次郎師…。萌え~♪、ですわ~♪

 

 

ま、そんなことは戯れ事はさておき本題に…。
ロビーも華やかに飾り付けられ、普段の宝生能楽堂のロビーとは思えないぐらいの賑わい、期待はいやがうえにも高まります。

 

 

※実際には以下の番組に先立ち解説が入ったのですが、アクシデントにより、解説の先生でなく辰巳満次郎師ご本人による解説になりました。
これも記念すべき第一回の、たくまざる御祝儀、だったのかも~♪♪♪
(ファンには嬉しいアクシデントよ♪)

 

 

 

  仕舞 「岩船」 「天鼓」 

      佐野登     金井雄資

 

 

 

  地謡 大坪喜美雄 武田孝史 辰巳大二郎 辰巳和磨

 

 

 

  仕舞 「草薙」 

      宝生和英 

 

 

 

  地謡 武田孝史 山内崇生 和久荘太郎 辰巳孝弥

 

 

 

  仕舞 「笠ノ段」 

      観世清和

 

 

 

  地謡 関根友孝 浅見重好 坂口貴信 藤波重彦

 

 

 

  狂言 「栗焼」

      野村万蔵   野村萬

 

 

 

 

  一調 「三井寺」  

      近藤乾之助

 

 

 

  小鼓 大倉源次郎 

 

 

 

  蝋燭能 「邯鄲(カンタン) 傘之出」

 シテ 辰巳満次郎
 子方 田口将成
 ワキ 森常好 森常太郎 大日方寛 則久英志 殿田謙吉 舘田善博 
 アイ 野村扇丞

 

 

 

 笛  藤田六郎兵衛
 小鼓 大倉源次郎
 大鼓 柿原弘和
 太鼓 観世元伯

 

 

 後見 宝生和英 佐野登 

 

 

 地謡 小倉敏克 大坪喜美雄 武田孝史 金井雄資
     山内崇生 和久荘太郎 辰巳孝弥 澤田宏司

 

 

金曜日の夜だから番組数としては多くなかったけれど、いずれも綺羅星の如くの番組。

宝生の仕舞は置いておき、なかなか拝見の叶わない観世のお家元の「笠之段」ですが、基本的には宝生の「笠之段」とほぼ同じような型でした。意外…。
ワタシの印象は、この方って抜き身の刀?みたいに玲瓏で切れ味鋭いぞ、です。鄙びた雰囲気とは対極の高貴な「笠之段」でしたな~。

一調「三井寺」はもうもう乾之助ワールドそのもの!(ここでも萌え~♪)

さて、休憩を挟んで今日のメインイベントの「邯鄲」ですが、その前の休憩は恐れていたとおり、ロビーがチョ~混雑の社交場と化した上に、トイレにはいつも以上の長蛇の列…(゚▽゚;)、りんご焙じ茶だっていただきたいのにぃ~。(でも、なんとか15分で全部済ませた!)

さてお待ちかねの「邯鄲」は蝋燭の火入れから始まりました。蝋燭能自体も拝見するのは三度目。舞台上の演者の為の照明は以外は落として蝋燭の炎がゆらゆらするなかで拝見するお能は格別ですね♪
(詳細を書くと長くなるので、気が向けば別記事に… f^_^;)
終わって余韻を楽しみつつ能楽堂を出る直前に最後のサプライズが!
なんと来場者にお土産(オシャレな小さな絹の巾着袋♪ワタシのは辛子色で七宝模様が刺繍される♪)が配られたんです!
いや~、最後までおもてなしするんですね、満次郎師! 
感動っ~o(T-T)o!