平成二十一年十一月八日(日) 於:宝生能楽堂
さあ、ちゃくちゃくとキャッチアップいたしましょう!
十一月は毎週お能、というワクワクの月でございました。
が、ウィークデーは怒涛の仕事漬け?でもございました。今も続行中ですが…。
十一月は毎週お能、というワクワクの月でございました。
が、ウィークデーは怒涛の仕事漬け?でもございました。今も続行中ですが…。
で、この日は早々と(「三笑」の為に)チケット確保しておいたんだけど、狂言以降は残念ながら帰らなくてはならなくて、能楽堂に行ったら全部観て帰るポリシーのワタシとしてはちょっとだけ残念な月並能だったのでした。
笛 松田弘之
小鼓 観世新久郎
大鼓 亀井実
太鼓 金春國和
小鼓 観世新久郎
大鼓 亀井実
太鼓 金春國和
後見 渡邊三郎 水上輝和 朝倉俊樹
地謡 今井泰男 高橋章 小林与志郎 當山孝道
佐野由於 藤井雅之 大友順 小林晋也
佐野由於 藤井雅之 大友順 小林晋也
笛 寺井宏明
小鼓 幸信吾
大鼓 上條芳暉
太鼓 三島元太郎
小鼓 幸信吾
大鼓 上條芳暉
太鼓 三島元太郎
後見 登坂武雄 武田孝史
地謡 亀井保雄 前田晴啓 小倉敏克 渡邊荀之助
今井泰行 辰巳満次郎 野月聡 渡邊茂人
今井泰行 辰巳満次郎 野月聡 渡邊茂人
笛 小野寺竜一
小鼓 住駒匡彦
大鼓 大倉正之助
太鼓 徳田宗久
小鼓 住駒匡彦
大鼓 大倉正之助
太鼓 徳田宗久
後見 宝生和英 高橋憲正
地謡 田崎隆三 大坪喜美雄 金井雄資 金森秀祥
山内崇生 水上優 小倉伸二郎 和久荘太郎
山内崇生 水上優 小倉伸二郎 和久荘太郎
ワタシが「三笑」を観るのは2回目。1回目は今は無き夜能で辰巳満次郎師のシテ。ツレ&子方全部を辰巳ファミリーで揃えた時のもの。その時はシテは直面ではありませんでした。
今回のシテの近藤乾之助師は、モチロン直面♪ 引き回しが下ろされて登場したそのお姿は、もうもう存在そのものが「恵遠禅師」!
よくご訪問くださる bodai_ju様のブログ の記事にアップされている「虎渓三笑」の絵の世界が一瞬にして広がります。
ただ惜しむらくは、ツレ二人がシテとの年齢差があって若いこと。枯淡の雰囲気がイマひとつ足りないなぁ、という感じ。 このツレをもっとベテランの方々に勤めていただいたら、別会で出してもいいぐらいの一番になるのになぁ~。
能の最後には、旧友との語らいに夢中になってうっかり三十年の禁を破って虎渓を出てしまい、それをツレ(陶淵明と陸修静)の指摘を受け「一度にどっと手を打ち笑って 三笑の昔となりにけり」と終わるんですが、その大笑いするところは、三人が同時にバンザイを一回するだけ、というシンプルさ。
夜能の「三笑」の時は、見所の外国人の女性が「いったいどこで大笑いしたのか?」と近くの席の人に尋ねていたことがありましたね~。
いや~、イイもん観せてもらいましたよ~。近藤乾之助サマ♪萌え~♪
今回のシテの近藤乾之助師は、モチロン直面♪ 引き回しが下ろされて登場したそのお姿は、もうもう存在そのものが「恵遠禅師」!
よくご訪問くださる bodai_ju様のブログ の記事にアップされている「虎渓三笑」の絵の世界が一瞬にして広がります。
ただ惜しむらくは、ツレ二人がシテとの年齢差があって若いこと。枯淡の雰囲気がイマひとつ足りないなぁ、という感じ。 このツレをもっとベテランの方々に勤めていただいたら、別会で出してもいいぐらいの一番になるのになぁ~。
能の最後には、旧友との語らいに夢中になってうっかり三十年の禁を破って虎渓を出てしまい、それをツレ(陶淵明と陸修静)の指摘を受け「一度にどっと手を打ち笑って 三笑の昔となりにけり」と終わるんですが、その大笑いするところは、三人が同時にバンザイを一回するだけ、というシンプルさ。
夜能の「三笑」の時は、見所の外国人の女性が「いったいどこで大笑いしたのか?」と近くの席の人に尋ねていたことがありましたね~。
いや~、イイもん観せてもらいましたよ~。近藤乾之助サマ♪萌え~♪