「猿聟」の後には「能楽夜話」…、初めての「装束付け実演」を堪能しましたぁ~(^o^)v | 能楽師 辰巳満次郎様 ファンブログ

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こちらは、不休で普及に励む宝生流グレート能楽師の辰巳満次郎先生♥に「惚れてまったやないかぁ~!」なファン達が、辰巳満次郎先生♥と能楽の魅力をお伝えしたいな~、と休み休み、熱い思いをぶつけるブログです。

まり子です。
満つぁま(辰巳満次郎様)の国立大劇場デビュー?の記事の前に、
「猿聟」いえ「嵐山」終了後の「能楽夜話」について書いておかねばなりません。
ふっふっふ、引っ張ってゴメンナサぁ~イ

さて、お能が終わったら中締めって感じで、お帰りになりたい方はどうぞ、
って感じで、さりげない休憩の後で、さりげなく「能楽夜話」が始まりました。

準備は舞台に緋毛氈を敷くところからなんですが、ナント!
講師になる東川光夫師自らが!緋毛氈敷いてます!
コレはイケマセンよ~ちっちっち・左 講師に働かせちゃあ~ちっちっち・右
司会は金子直樹氏。

なんで緋毛氈敷いてたかって、装束着付実演があったからなんですね。
まり子は、マサカ、実演まであるなんて予想してませんでした。
それでもって、なんと、着付実演を見るの、初めてナンデス~ラブラブ!

司会者と講師が揃ったトコロで、モデル2名登場。
見事に揃った舞を魅せた、木守&勝手の神、ザ・イケメンズ、の登場です~ラブラブ

最初に切戸口をくぐってきたのは、和久荘太郎師。カシコマッテマス~ニコニコ
続いて、高橋憲正師。恥ずかしがって、照れ笑いしまくり~にひひ
なぜなら、二人とも小学生の運動会みたいな、白い帽子と赤い帽子をかぶって
胴着(装束の下に着るバスローブみたいなやつ)の上に黒紋付を羽織って、
白タイツ?はいた足がにょっきりだからなのデス~目

二人は「嵐山」の前シテと後シテの着付モデルになるっちうことで、
白い帽子(白シャッポですって)は和久師で前シテの尉、
赤い帽子(赤シャッポですね)は高橋師で後シテの蔵王権現。
なんで白と赤なのかというと、かぶる鬘(カシラ)の色に合わせるんだそうです。
ほ、ほ~う!
納得ざんす。
あとは黒髪用の黒のシャッポがあって、赤・白・黒の三色構成だそう。
やっぱり和モノは、この三色で決まりなのねニコニコ(←ホントかよ?)

さて、ふたりは容赦なく黒紋付を脱がされ?白タイツのバスローブ?姿に!
う~ん、確かにこれはチョット恥ずかしいですね~叫び
見所から見上げるモノではゴザイマセン。
特に高橋憲正師の胴着はかなりのミニスカート。
気付ける時に前がちょと(かなり?)はだけたりして~。(←バレリーノ?のよう?)
ひょっとして女性客へのファンサービスじゃねぇ?(←まり子も実はかなり楽しみましたけど…にひひ

ま、それは置いといて…。
まず白シャッポの前シテの尉(おじいさん)のカシラって、
解くとっていうか、元々は縄のれんみたいなんですねぇ~。
それを白シャッポの上から巻きつけて縛り、そこから結い上げるんですよ!
そういう構造になっていたとは!
それで、後シテが神様になる尉はポニーテールの髷の根を高く取って結い、
後シテが地獄に落ちてる尉は、髷の根が低い
んだって、初めて知りましたっ!

こういう説明を、司会と講師がする間、どんどん装束が着付されてゆきます。
ふむふむ、こういう風に仕上がってゆくんだな~、と納得、納得!
初めてちゃんと見ましたよ~。

前シテの尉の装束付けに少し遅れて、赤シャッポの蔵王権現も
どんどん装束が付いて、完成間近です。
蔵王権現に付ける赤カシラは、白いひと房の毛が付くんですが、
それってホントに白いひと房の毛を後でくっつけるんですね~。
なるほど~、猩々が逆にそのまんまなんだぁ~。
でもなんで白い毛を付けるんでしょうね~。
東川講師も「なんでですかね~」とおっしゃっていたと、思いました…、確かにひひ

二人は装束完成後、ランウェイ(舞台)をぐるっと一回りし(させらせ)て?
切戸口から消えました。
ところで以下の写真は当日配布された資料です。

これは全部、隔月刊「宝生」の最新号からとか…。
既刊の「宝生」にも、東川光夫師が装束と曲の関係とか、写真イッパイで
詳しい解説を連載しています。
隔月刊「宝生」はね、お能ファン垂涎の内容満載!
ぜひぜひ、定期購読しましょうね!


能楽師 辰巳満次郎様 ファンブログ-神々の装束1

能楽師 辰巳満次郎様 ファンブログ-神々の装束2

それから、これらの装束については、これからのマンジロウ・メルマガに
解説が順番に登場しますんで、お楽しみに~チョキ

初めての、能装束着付実演を見て興奮した、まり子でした~。


能楽師 辰巳満次郎様ファンブログ-mariko


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