
最近、調べ物をする為に、文化庁のホームページを覗いておりました。
そこで、なんとなく目についた項目をチェックしました・・・
文化庁文化交流使の決定及び指名書交付式について
www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/kouryushi_kofushiki_110802.pdf
すると・・・
な、なんとぉ!辰巳満次郎先生のお名前が載っているじゃ~
ありませんか!?(驚

マジ~?きゃ~♪♪
(本文より抜粋)
文化庁は、平成15年度から、芸術家、文化人、研究者等、文化に携わる人々を
「文化交流使」に指名し、世界の人々の日本文化への理解の深化や、日本と外国
の文化人のネットワークの形成・強化につながる活動を展開しています。
この度、下記のとおり、海外派遣型に1グループ(3名)と5名、短期指名型に
3組を新たに文化交流使に指名することを決定しました。(以下省略)
さまざまな分野の文化人が、文化交流使に指名されてます。
要するに、我らが満次郎先生は、日本政府より能楽界の代表として、文化交流の
海外派遣に選ばれたのですね!!スゴ~い

「文化交流使」の活動には、海外派遣型と短期指名型があるとのこと。
(満次郎先生は海外派遣型)
(本文より抜粋)
海外派遣型 活動の概要
日本在住の芸術家、文化人が、一つ若しくは複数の外国に一定期間滞在し、
当該国所在の受入れ機関の協力を得つつ、日本の文化に関する講演、講習や
実演デモンストレーション等を行う。
海外派遣型には、複数の芸術家で構成された1組の文化交流使とみなすこと
がふさわしいと文化庁が判断したものも含まれる。
指名期間原則として1ヶ月以上数ヶ月以内(最長1年)
へぇぇ!そんな活動があるとは知らなかった。
満次郎先生の活動内容については・・・
(本文より抜粋)
平成23年度文化庁文化交流使(海外派遣型)
辰巳 満次郎 51歳 男性能楽師
活動国 韓国
受入れ機関 湖西大学、大学(芸術関係)、日本文化センター他
派遣期間 H23/12/26~H24/3/5(35日間)※一時帰国予定
活動内容
「能楽」の歴史や特徴について講義するとともに、「ワークショップ」や実演を
行い、「観る・聴く・触れる」という体感を通して能楽を深く理解してもらう。
また、現地の実演家との意見交換や交流の場を設け、シンポジウムを公開で行い、
実演比較も行う。これにより、日本の精神性・文化性を知ってもらい、文化交流が
国際交流に大きな貢献をすることを実践する。
「韓国」への派遣!
いま日本は、韓流ブームで、韓流ドラマやKーPOPの人気は、絶えず話題となっ
ています。
また、近ごろ韓国では、アニメ専門ケーブルテレビで、日本のアニメ番組がたくさ
ん放送され、若者達の間では、日本のサブカルチャー(大衆文化、若者文化)に感
心が高まってきているようです。
でも、アニメや人気アイドルなどは知られていても、日本の伝統文化は、どれぐら
い理解されてるのでしょう!?
韓国は、長年の反日政策や反日教育の影響で、日本の文化に触れる機会があまり無
かったのでは?という印象があります。
ワールド・カップの共同開催後、スポーツを通しての日韓の交流は、盛んになった
かもしれませんが・・・。
数年前、ソウルに旅行したとき、日本人観光客が多くて驚きました。
しかも、ソウル市内では、日本語が通じるのにも驚きました。
どのお店でも、店員さんが流暢に日本語を話すのです。
民間レベルでは、友好的ムードであっても、国際的には、残念ながら領土問題なども
あり、摩擦が無いとは言えません。
お能を通して、日本の精神性や文化性、民族性を知ってもらう。
素晴らしい機会だと思います。
こういった文化交流は、相互理解の架け橋になると期待します。
そして、満次郎先生は、本当にふさわしい適任者だと思います。
巨大な白羽の矢が~~!見事に的中!大抜擢ですね。
文化交流といえば・・先日、『新作英語能パゴダ』(喜多流)を拝見したのですが、
ビックリ仰天しました。
能の節付をした英語の謡なのです。
英語が英語じゃなくなった?不思議な世界でした。
驚いたのは、青い目の金髪の外国人が黒紋付袴で勢揃いして、
日本語で半能「高砂」の地謡をしていたこと。
日本文化を愛してくださってありがとう!
微笑ましくて、嬉しくて感動的でした。
長年の文化交流の賜物だと思います。
日韓にも、もっとお互いを理解し、尊重出来る関係が築けると素晴らしいですね。
それにしても、ウルトラマン次郎先生、素敵です~



マルチな活躍は、日本国内だけにとどまりません。
ソウルの街を着物姿で歩く満次郎先生!
もぅ~想像するだけで…ドキドキしちゃいます。
カッコ良すぎのイルボンサラミ(日本人)です。
韓流スターなんて目じゃありませんよ。おほほ。
コーフンしたまる子は、勢いで好物の辛ラーメン(韓国No.1即席メン)を、
ペロッと食べてしまいました(笑)
満次郎先生の国際的な伝統文化スポークスマンとしてのご活躍、
期待&応援してま~す

