同門会の名前…、の由来? | 能楽師 辰巳満次郎様 ファンブログ

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こちらは、不休で普及に励む宝生流グレート能楽師の辰巳満次郎先生♥に「惚れてまったやないかぁ~!」なファン達が、辰巳満次郎先生♥と能楽の魅力をお伝えしたいな~、と休み休み、熱い思いをぶつけるブログです。

まり子です。

宝生会のHPで宝生能楽堂の8月の予定を見ると、本日8月7日の朝9時半から、合同ゆかた会となっておりますね。
高橋憲正・澤田宏司・亀井雄二・東川尚史・藪克徳各先生の同門会だそうです。

この辰巳満次郎様ドキドキファンブログでもたびたび、同門会を観に行ったよ~んの記事をアップしております。
で、ふと気になったのが、同門会のタイトルであります。

わかりやすいのは、主催なさる先生の苗字や名前から一文字を採って命名されているものですね。

例えば、「巽会」は、巽=タツミ=辰巳、これはわかりやすくて良い名前ですね~。

で、ふと疑問を持ったのが、先日の大鼓の亀井忠雄師の会のネーミング「佳名会」です。
ご子息の亀井広忠師のは「佳広会」なので、お父上の会の名前にご自分の名前の一文字を足したんだな~、ってわかるんだけど、なんで「佳名会」?とシミジミ考えたのですが、気付きましたよ!

「佳名会」は、佳名=カメイ=亀井、なんですね~!
(あ、とっくに知っていましたか…?)

ふんふん、ひとひねりがあるんですよ~、ステキ!
まり子も自分の名取名を一日中漢和字典と姓名判断の本と首っ引きで考えたものです。
なので、ネーミングの由来を考えてみるの、好きなんです。

宝生流ではやっぱり「宝」や「五雲」から「雲」の字を用いるパターンが多いですね。

山内崇生師  → 崇寶会(すうほうかい)…名前から一文字パターン

和久荘太郎師 → 涌宝会(ゆうほうかい)…苗字(和久=涌く)のひとひねりパターン

高橋憲正師  → 憲宝会(けんぽうかい)…名前から一文字パターン

澤田宏司師  → 澤風会(たくふうかい)…苗字から一文字パターン(風?)

亀井雄二師  → 萬融会(ばんゆうかい)…コレがわからん
 強いて想像するなら、亀井→亀は万年→萬、融=ユウ=雄、って由来なのかしら?

佐野登師   → 芝宝会(しほうかい) …苗字(草冠=サ、之=ノ)のふたひねりパターン

などなど。
(東川尚史師&藪克徳師の会の名前は、予定番組表が手元になくて、わからず…。)

そして、そして、辰巳満次郎様ドキドキの会の名前は「あまねく会」なんだけど、この由来はなんなのかなぁ?

「あまねく」と言えば、一般にとか全体にの意味で【普く】の字があたるのが普通だと思うんだけれど…。
ある方に伺ったところ、【満】の字も「あまねく」という読みがあるとか…。

詳細は不明なれど、【満次郎】の【満】の字に関係あるらしい、ことは確か…。

ちょいと満の字、おめぇさんは…

きゃ~、江戸時代だったらそんな風に呼ばれてそう~!
ステキ~! カッコいい~!

脱線しまくりの記事となってしまいました…。
蝉の声もいまひとつ弱々しく思えますが、明日8日はもう「立秋」です。



まだまだキビシイ残暑ではありますが、お忙しい辰巳満次郎様ドキドキは、オココロを亡くさぬよう、オカラダをこわさぬよう、秋を迎えてくださいませ。


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