風邪が治らず、喉がずっと痛いまる子でございます

さて。第2回満次郎の会から日にちが経ちましたが、
まだまだ余韻が残っています。
1日に同じ演目を2回拝見したのは、初めてのことです。
魅惑の未体験ゾーン(?)に踏み入れたような心地でした。
つぶさにレポしたいですが、わずか1日で膨大なカルチャーショック級の
感動がありまして…。
ヒートアップ気味。どうしましょう?(@_@;)
ひとまず、当日の雰囲気をプレイバックしてみます・・・
宝生能楽堂のロビーは、「お客様を喜ばせたい!」というコンセプトで、
華やに模様替えされ、
『辰巳満次郎の世界へようこそ…』
お見事な空間プロデュースです。
開始前や休憩時間には、DVD試写会や“満茶屋”を堪能する人で溢れて、
ノーマルな演能会ではあり得ない賑わいでした。
お手洗いに行列するか、知人と談笑して、なんとな~く過ごすという、
ありがちな状態じゃありません。
“満茶屋”でチケットを2枚購入すると(くじ引きになってまして)、
ナント!両方とも大当たり!
友人の分まで当たってしまいました~~ラッキー♪
中身は??
《答え》栗ほうじ茶のティーバッグでした~(^▽^)
『今年1年のほっこりさんにプレゼント』
『ゆっくりとリラックスして召し上がってください』
心憎いメッセージつき。
ありがとうございます!満次郎先生。うるうる~(T_T)
昼の部を終え“満弁”タイムとなり能楽堂からお店に向かうと、黒紋付き袴の青年たちが
道路の辻々に立って、にこやかに案内してました。
なんて細やかな気配りなんでしょう!!
さらに、満次郎先生のお誕生日にプレゼントさせて頂いたベアーズハンド=熊手を
受付に飾ってくださってました。
さらに、うるうる~(T_T)
そもそも、能楽堂に来る人々とは、お能を習っている人、予備知識のある人、
それなりに興味のある人が中心で、何もわからない人にとって、お能鑑賞は
敷居の高いものかもしれません。
「わからないなら、自分たちである程度学習してきて欲しい」
という暗黙のメッセージさえ感じます。
しかし、『満次郎の会』は、そんな既成概念の破壊&創造を実現化してると思います。
初めて観る人からベテランリピーターまでどんな人も、感動するような気配りと
計らいが行き届いて…。
これからの時代にふさわしい“近未来型の演能会”だと確信いたしました。
それにしても、1日に2公演はボリューム満点!
披露宴に2回出席したような気分(大ゲサ)。
やはり、ウルトラ大魔神郎の能楽堂卍郎固めは、スゴ技ですね(^o^;
・・・ということで、
次回は肝心の舞台について、書いてみたいと思います。
ネタは尽きせじや尽きせじと。。
まる子
