奇跡の先のさらなる奇跡に名前はないが、あるとすればそれは今此処に。 | マニンゲンメンバーのブログ

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なすすべなき劇団「マニンゲンプロジェクト」のマニンゲンメンバーが綴るブログです

2012年1月21日、22日。

下北沢シアター711。

マニンゲンプロジェクトvol.5

パーフェクトワールド。


あれから2年半。

と言うか、もう2年半も経つのですね・・・

そう言えば雪が降ってたなぁ・・・


記憶を辿ってみると。

確かあの舞台は急遽決まったはずです。

稽古期間も1ヵ月くらいしかなかったのでは?

脚本を新たに書いてる時間もないということで、vol.1のパーフェクトワールドを再演と言う形で行いました。

オリジナルにも出演していた2名を含む6名での公演。

自分にとっては3度目の舞台。

町田さんが完全に出演しない舞台としてははじめての公演でした。

初の下北沢進出公演。

さらに言うなら、2日間で2公演しか行っておりません。

公演数を増やすことも可能だったかもしれませんが、敢えてせず。

理由はシンプル。

公演数を増やす必要がないくらいのお客さんしか観に来て頂けないだろうという予測。

しかもそれはドンピシャで、ちょうど2公演でビッシリくらいのお客様でした。


とにかくマニンゲンプロジェクトとにとっては異例尽くめの公演だったと記憶しております。

あれから2年半ですよ。




今回の公演の初日が始まる前、みんなを集めて町田さんが自分に言いました。

合言葉があるんだよな、と。

まぁ、思いっきり間違えてたんで、ちょっとその話を。




はじめて町田さんが出演しないマニンゲンプロジェクト。

俺は客席で見てるから。

舞台上に町田さんがいないという不安感は皆が感じていたかと思います。

はじまる直前舞台袖で待機する自分たちの所へ町田さんが発破を掛けに来ました。

町田さんから見ても自分たちが不安そうにしていたのがわかったんでしょうね。

「今、下北沢でやっている劇団で一番面白いのは俺たちだ。」


確かに芝居をやる上でこういう精神論は物凄く大事だと思ってます。

語弊があるかもしれませんが、お客さんより上に立つと言うか。

面白いことをやっているという自信を持って舞台に立たないと、確信を持った芝居なんてできないと思ってます。

「今、下北沢でやっている劇団で一番面白いのは俺たちだ。」

そこで自分は答えました。

「日本で、です。」


そのときのブログです。

「奇跡と呼んでいいと思う。けど、今が奇跡なら、この先のさらなる奇跡を何と名付ける?」

http://ameblo.jp/maningenproject/entry-11146352117.html



あれから、2年半。

今、日本でやっている劇団で一番面白いマニンゲンプロジェクト。

是非、観に来て頂けれたらと思います。

土日は、まだチケット予約を受付けておりますので、宜しくお願い致します。


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マニンゲンプロジェクト Vol.8

『記憶の水平線』
作・演出:町田一則

2014/7/2(水)~7/6(日)
@シアター7 11
料金:前売¥2,500 当日¥2,800
時間:
2日(水)~4日(金)19:30~ 開 演
5日(土) 14:00~/18:00~ 開 演
6日(日) 13:00~/17:00~ 開 演



☆★STORY☆★

時間は執拗に降り続ける忘却の雨だろう ・・・
現世の人に忘れられたら消えてしまう、 死後の世界・・・。
そんな世界で炸裂する幽霊どもの不幸自 慢。不幸自慢! 不幸自慢!!
私・・・あなたよりも、不幸ですから!

死んでもなお繰り返される後悔と愚痴。 死んでから考え出してる、生きる意味。 という、無意味さ。
呑み込め、この結論のなさを! それが生きるということだ・・・もう死んだけど。
誰も想像しなかった死後の世界。

明日以降(5日、6日)のご予約はこちらからどうぞ
http://ticket.corich.jp/apply/55685/004/