ならぬ
泥のように深く眠れました。
こんにちは、麻希です。
目覚ましかけないって素晴らしい!!
8時間たっぷり寝ました!!!
と言うわけで
2014年7月6日。マニンゲンプロジェクトvol.8『記憶の水平線』終演致しました。
ご来場頂きました多くのお客様。
本当にありがとうございました。
私達の為にお時間割いて頂き、共有して下さったこと。とてもとても幸せでした。
お一人お一人にお名前をお伺いして、御礼を申し上げたいと思いながらいつも叶わず、ありがとうございましたと見送るのが精一杯で。それでも皆さんに支えられて、私達は芝居が出来、生きていられますと心の中で叫びながら、お見送りしておりました。
好みだと思って下さった方も
好みではないと思って下さった方も
たくさんのご意見、ご感想をアンケートや
ポータルサイトにお寄せ頂きましたことも大変有難く思っております。
特に厳しいご意見を賜った皆様の多くは、
好きじゃない、つまらないと切り捨てるのではなく、細かに理由も書いて下さいました。
今後の参考に、そして励みに、奮起の材料にとなりました。
ご帰宅してもまだなお、お時間割いて頂いたこと、深く御礼申し上げます。
まだまだ未熟で、まだまだ発展途上で
まだまだなマニンゲンプロジェクトです。
少しずつ大きくなっては来たもののまだまだ過ぎて、そしてこの先もずっとまだまだだと思い続けて行くのだと思います。
温かいお言葉も厳しい批判も、全て私達の糧として、これからも進んで行きたいと思っています。
打ち上げでは、泣かないだろうと余裕をかましていましたが、まさかの最古参きっしー(男性・特攻隊)が男泣きをしてしまったので、結果つられてベソベソしてしまいました。
2年前始めての下北沢がシアター711でした。急遽空いたスケジュールに入れて頂いたけれど、まだまだお客様も少ない時で、
2公演が関の山でした。
ご来場予定のお客様も、手書きの紙に書いて事足りる人数でした。
入り口にお花を飾れることもなく、静かにひっそりと公演をして、終演したあの日。
下北沢は嬉しかったけれど、余所者感がハンパなかった。アウェイだ!と思ったりしていました。
その後も次の舞台がなかなか決まらず。
まだまだを実感し、下北沢進出は失敗に終わったかと思ったり、疲れ果てた主宰の町田が(他にも理由はあったと思うけど)、もう劇団は解散だ!と宣言したり、大赤字続きだったり、色々なことがあった2年間でした。
2年の間、まだまだを痛感するも私個人的にはなすすべもなく、粛々と舞台に上がるしかなかったのですけれど。
2年後に、まさか1年後まで舞台のスケジュールが埋まるようになるとは。
観光がてら観にきた地方のお客様と一緒にお酒を飲む日が来るとは。
差し入れを食べ過ぎて、公演中に太る日が来るとは。思いもよりませんでした。
自分に辟易して、役者辞めたかった時でもあり、あの頃の自分に教えてあげたかったなと思いました。
どうやってあの頃を乗り切ったのか覚えていませんが、きっと登山の途中で引き返すのは、性分じゃなかったんだと思います。
今も張り切って登山中です。
一緒に登っている仲間はしっかり登頂出来ることを、信じて疑わない人達です。
だから、遠回りしたり、道を間違えたりするかもしれないけれど、頂上で見たこともなかった景色を一緒に見られるんだろうなと思っています。
そんなことが頭を過った打ち上げでした。
共演者の皆様もありがとうございました。
優しくて、面倒見が良くて、こんなお兄ちゃんが欲しい!と思った大川さん。
最後まで変化し続けて、それを受けるのがヒリヒリして、目一杯楽しませてくれたしゅーとくん。
出る時も去る時もずっと一緒で安心感抜群だった今回バディのこっくん。
成長著しく、私の友人も絶賛だった、泣かせ上手のデリー。
私のまだまだを痛感させてくれ、もっと精進せにゃならん!と改めて教えてくれた大ちゃん。
セリフを聞いているのも、一緒に絡むのも、全てが気持ち良かったしゅーへーくん。
負けず嫌いで努力家で、自分に厳しいゆーほちゃん。
舞台上でも稽古場でもたくさん笑わせてくれた愛すべき存在のもっさん。
情感豊かでやっぱり美しく、それでいてピカ一に抜けていた千秋たん。
心の臓を止める勢いのサプライズを仕込んでくれた、そして私と芝居の秘密を共有してくれた美菜子。
最大に美しいシーンを更に素晴らしくしてくれ、その他にもたくさんたくさん協力をしてくれたしーとん。
あの1週間で聞いた大きな声が『お前顔疲れてんなー(爆笑)!』だった、仕事終わりにまた仕事だったまっちゃん。
ずっと成長を見てて下さっている松本さん。
全部全部分かち合ってくれたきっしー。
そして、最強の小道具を用意してくれて、あの場に私を立たせてくれたカズさん。
ありがとうございました!
それでは、次に参りましょう。
ご機嫌よう。
2014・7・7
佐竹 麻希