自ら考えて動く4年間はどの様に捉えればよいのでしょうか。
自ら考えて動くのだから非常に有意義な時間であると考えるべきなのでしょうか。
それとも何の答えも出せずに中途半端に問題に取り組んだだけと考えるべきなのでしょうか。
ここは人によって意見が異なるでしょうが、個人的には学びの場としては後者の方が近い気がします。
その学校独自の問題に対する手法で対応するようですが、現実問題はマニュアルだけで対応出来るほど単純ではないのです。
学生時代にその方法だけを学ぶことによって逆に頭でっかちになる可能性が高いのです。
そして自分はその方法を学んだのだと根拠の無い自信を持ってしまうのです。
その大学の一期生が授業で取り組んだ問題解決の延長で起業したと扱ってましたが、その内容はまだ始めたばかりで結果で出ているレベルではなかったのです。
それを成功例として扱うのはいかがなものかと思います。
内容的には日本の企業でも似たようなことは行ってますが、現実的にはそれで問題が解決するレベルではないのです。
客観的に見てその内容ではコスト的に無理があると感じますが。
冷たい言い方になるかもしれませんが、現実を知らない理屈だけで考えた内容でしかないのです。
それをエリート養成とは言い過ぎですよ。