ヨーロッパ議会選挙が先日行われました。
極右政党の飛躍が目立った結果になりました。
金融経済による社会の分断が大きくなっている今ではその結果は当たり前のことだと感じます。
多くの人が綺麗事を語っても自分の生活は良くならないと感じているからです。
実体験によるものですから影響は大きいのです。
極右政党が躍進したことが大きく取り上げられるのでその陰に隠れてしまっていますが、環境問題を主要な政策としている緑の党がかなり議席を減らしました。
日本では未だにSDGsと叫んでいれば時代の先端だと思っているようですが。
日本も同じように現実を直視する必要に迫られると思いますが。
ヨーロッパの環境政策ははっきり言えば環境のための政策ではなく、単なる新しい商売の方向付けでしかないのです。
その為に負担を強いられた人々の不満が溜まっていたのです。
2035年までに新車販売を電気自動車だけにするとか、かなり極端なのです。
そうすればヨーロッパの自動車メーカーが儲かると思ったのですが、現実には環境問題も解決しないしマーケットは中国に奪われるし何も良いことはないのです。
綺麗事を言って人々を騙す手法が通用しなくなったのです。
ヨーロッパの意見を信じないことです。
彼らは貴族商法と言って自分達は監督するだけでお金が儲かるシステムが好きなのですから。
市民が自分達の生活が苦しくなっただけと自覚した結果でしかないのです。