最近再びというか何度目かは定かではありませんが、核融合に関しての情報をよく目にするようになりました。
業界では核融合炉は30年後に完成するというジョークがあるようです。
いつ聞かれても答えは常に30年後というものです。
つまり完成しないということです。
それはそうだと思います。
核融合に関する情報を見ても、あれでどこまで本気で実現出来ると考えているのか疑問に感じます。
あのトカマク型の核融合の仕組みの図式を見ると、どう考えても無理なのです。
核融合を起こすことだけを考えて、そこからどうやって膨大なエネルギーを取り出すのか考えているようには見えないのです。
今行っているのは核融合を起こす実験です。
その起こすという第一段階でさえまだ満足に達成出来てないのです。
その起こすという事に集中し過ぎてその後の事を考えてないのではと思います。
核融合を起こすという条件をクリアすることだけしか考慮に入れてないのです。
核融合を起こして膨大なエネルギーを発生させる。
ここまでは間違ってないのです。
しかし瞬時に膨大なエネルギーが発生すると、それを効率的に利用することが難しくなるのです。
制御する必要がない所では使用出来ても、制御する方法がなければ使用出来ないのです。
使用方法は爆弾くらいに限られるのです。
ここを考えているようには見えないのです。