そしてトカマク型の特徴としてプラズマによって高温のエネルギーを閉じ込めますが、そこからどうやってエネルギーを取り出すのかです。
プラズマによって膨大なエネルギーを閉じ込めたとして、プラズマによって密閉した場所では可能であるかもしれませんが、エネルギーを取り出すとは、そこに穴を開けるという意味でもあるのです。
膨大なエネルギーなのですから、僅かでも穴が開けば風船と同じように形が保てなくなるのです。
だから今のプランでは取り出す不可能な空間にエネルギーを閉じ込めているということにしかならないのです。
閉じ込められているエネルギーをどう処理するのでしょうか。
爆弾ではないのですから制御するということが絶対に必要なのです。
それなのに研究者は2035年までに完成の目途が立ったと言っているのです。
どう贔屓目に見ても完成の目途が立ったのではなく、2035年には引退するのでそれまでは研究を続けさせて欲しいという内容にしか聞こえないのです。
永遠の30年後には完成するというやつです。
世界中の多くの国が出資した研究機関のフランスのイーターでさえ、予算の見通しが立たずいつ完成するのかさえはっきりしてないのです。
それも発電出来るのではなく、単なる核融合の条件をクリア出来るかどうかのレベルなのです。
開発の当初から2億度の目玉焼きを作るのにその受け皿が出来てないと言われているのです。
最初から究極の無駄遣いと言われていたのです。