皆様、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
さて、前回はパンチ君と再会したところまで書きました。
何度か一緒に飯食って、色々とシノギの話をします。
が、話が前に進みません。
だって、俺ら、金が無いんだもの(笑)
とりあえず、俺はヒモみたいなもんだったので、
食いっぱぐれる事だけは無いのですが、
儲ける事もできません。
思案していると、パンチ君が車をもらうのだと言う。
誰からだ?と思ってたら、昔世話になってたアニキ分が落ちてしまい、
もう使わないから使っていいよ、という事らしい。
名義も赤の他人なので、車検まで好きにしていいとの事。
で、彼は車を取ってきた。
ついでに何か持ってきた。
なんだろう?
あなた、それ、シャブじゃないすか?
しかもこれ、5gは有るでしょ?
「いや~こないだから色々世話になってるからさ、
お礼に好きなだけ取っていいよ(^^)」
「懲役に行きたくないからいらんわ(笑)
あ、それとネタ持ってる限り、俺はツルまんからね」
断固拒否します(笑)
つーか、どこで引いてきたんだよ。
弁当付いて出てきてまだ1週間程度だし、
しかも金も無いのに…
そんな感じで馬鹿なパンチ君です。
しかし、慕ってくる馬鹿も可愛いワケで…
何とかシノギを探そうってんで、挨拶も兼ねて、
歌舞伎町で世話になってた方の所へ行きました。
そしたら、たまたまキリトリの仕事が空いてるそうで、
そこに二人を入れてもらいました。
とりあえず一通り教えて、あとはパンチ君にも働いてもらいます。
が、パンチ君はやはり馬鹿なのでした。