下関要塞火ノ山砲台跡地に設けられた「火の山公園」は、2024年10月から再編整備工事が行われています。工事開始以降山頂一帯は立入禁止でしたが、2025年11月21日にアスレチックエリアが完成して供用が開始されました。

今後は、今年4月23日に展望デッキの「ヒノヤマリング」、7月ごろに山麓エリアにキャンプ場がオープン予定ですが、ロープウェイに代わるパルスゴンドラは来年以降にずれ込むようです。

 

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火ノ山砲台の記事:

[概略][第一(発掘)][第一][第二][第三][第四][補助施設][高射砲]

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2025年12月と今年2月に訪問しましたので簡単にレポートしていきます。ちょっとブログを書くのが遅れたので、今と変わっているところがあるかもしれませんが、ご了承のほどを。

なお、気になった砲台遺構の現存状況ですが、一切壊すことなく整備されていてホッしました。それと同時に、金比羅堡塁をぶっ壊して公園化した昔の下関市に見せてやりたい気持ちになりました笑

 

では見ていきます。

アスレチックエリアは北東側ですが、南西側は工事中のため立入禁止です。

 

立体駐車場に車を止めてアスレチックエリアに向かって歩きます。底が抜けそうだった歩道が新しくなっています。

 

第三砲台後方通路。便所ができています。

 

遺構の説明看板はすべて新設されています。

 

ヒノヤマリングは鋭意建設中です。そばにある第二砲台観測所はそのまま。

 

砲台の説明看板越しに第三砲台前面。

 

何か違和感、、、と思ったら大和の砲弾が無くなっていました。

 

これです。

 

どこか別の場所に展示するために一時撤去したと思いたいです。

 

遊具エリア

 

二十四糎加農の砲床部分の紹介です。

 

ボルト、コンクリート、木材。これも変わりなしです。

 

第三砲台の説明

 

海側を見るとブランコが設置されています。

 

四阿を撤去してロープウェイのゴンドラが展示されています。

 

廃止直前に乗りましたが、いい眺めでした。

 

一番北側に位置した第三砲台第一砲座の発掘砲床の説明です。

 

当初の予定ではこれを露出した上でガラス張りにして展示する計画案でしたが、湿気の問題などで取りやめになったようです。

 

第四砲台エリアに入ります。

 

第四砲台の説明です。

 

 

掩蔽部の入口にコーンを置いて立入禁止にしていました。今後もそうなるのかな?

 

こちらは変わらずです。

 

コンクリート砲床を臼砲の物と断定した上での説明書き。

 

コレは撤去されるのでは...と思っていましたが、そのまま保存するとか。やるな、今の下関市(^^)

 

アスレチックが一新。ネット要塞に。

 

電波標定機掩体もそのままです。

 

以前の下関市はコレを十糎高射砲座として説明していましたが、しれっと電波標定機の基礎だと変更されています。

 

「電波標定機(タチ2号)を格納するための建物の基礎...」

微妙に内容に疑問がありますが、そもそも電波標定機だとかタチ2号とか一般人からするとなんやそれ?って感じでしょうね。ここだけマニアックな記載なのでウケます笑

 

電波塔の海側が気持ちよさそうです。

 

下ります。

 

森のトンネルを抜けて...

 

バランス小道を歩くと...

 

海の滑り台があります。

 

ここから滑ります。

 

アスレチックエリアは以上ですが、最後にロープウェイ駅のあった場所です。

 

パルスゴンドラの駅と展望広場ができる予定ですが、オープンは来年以降にずれ込むとのこと。その理由が工事中に砲台遺構が見つかったため計画に変更が生じたとされています。

一昨年8月に、第一砲台の砲座と砲側庫が発掘されて調査が入っていました。調査後は埋め戻されましたが、おそらくこれを壊さずに施設を作ろうとしているのでしょう。何度も言いますが今の下関市、グッジョブです。

 

発掘調査を受けて書いた記事はこちら

 

 

以上、火の山公園のリニューアル状況でした。

来月ヒノヤマリングが完成したら見に行きます。