【重版出来!】最終巻SP 

 

【重版出来!】と出会った

きっかけとドラマのお話

【重版出来!】最終巻によせて① 

 

 

物語のあらすじのご紹介

【重版出来!】最終巻によせて② 

 

 

漫画を支える人たちや

漫画が販売されるまでの行程など

【重版出来!】最終巻によせて③

 

 

心に刺さったセリフ場面

【重版出来!】最終巻によせて④

 

 

心に刺さったエピソードです。

【重版出来!】最終巻によせて⑤

 

 

 

最後の今回

心に刺さったエピソードです。

自分語り多めです泣き笑いすみませんあせる

 

 

 

  売れっ子漫画家のその後

 

このエピソードは

【ど根性ガエルの娘】のオマージュと

言われていますし

間違いなくそうだと思います

(↑この日本語変だな)

 

 

 

アニメ化もされ

売れっ子漫画家だった

お父さんだけれど

2作目が描けなかった

 

酒浸りになり

心労で奥さんも亡くなってしまい

娘、アユちゃんは

お父さんを憎むようになる

 

 

 

 

 

 

アユちゃんは

お父さんを軽蔑してる言葉を

たくさん言いますが

 

最後のこの言葉が

本音なのだろうなと思います

 

 

この親子がどうなったか?はコチラ下矢印

このお話は11~12話の2話です。

 

 

こちらのエピソードの元に

なったと思われる

【ど根性ガエルの娘】はコチラ下矢印

 

 

 

 

 

 

  夢への葛藤

 

 

そして、私が一番

忘れられない

 

心にぐっさりと刺さった

エピソードはこちらです。

 

これは、漫画家を目指していた

私ゆえの感情なので

 

他の方には刺さらないかもしれない

 

けど、何か大きな夢を抱いたことが

ある人になら

きっとわかると思います。

 

 

大御所漫画家の御蔵山先生は

たくさんのアシスタントを

雇っています。

 

その中で一番古株で

チーフアシスタントを務める

沼田さんのエピソード

 

沼田さんの実家は酒屋で

お父さんが体を壊し

もう、漫画家はあきらめて

実家に戻って後を継いでほしいと

親に言われています。

 

 

ドラマではムロツヨシが

演じていました

 

 

漫画とドラマで雰囲気が違うキャラの

一人ですがムロツヨシは

好きなので、演技も良かったです。

 

 

 

 

 

この葛藤

 

沼田さんと私は

くらべものにはなりませんが

 

この葛藤は痛いほどわかります

 

 

高校生の三年間

 

夢中で漫画を描いてきました

 

今思うと

 

たったの三年だけど・・・

 

 

高校の間にデビューできなかったら

就職するのはわかってたから

 

「就職しちゃったら描けなくなるよ」

 

色んな人から聞いてた

 

だから、なんとか高校生のうちに!って

 

毎日朝4時まで漫画を描いた

 

インクのにじんだペンダコも

もう今は全く無い

 

 

案の定、仕事を始めたら

クタクタで

 

たまの休日は

寝てるか遊んでるか

 

気づいたら

ペンを持たなくなって

何十年もたったのに

 

 

どこかで夢をひきずってきたのは

 

 

 

 

「夢を持った特別な人」

 

で居たかったからじゃないかな…

 

 

 

とはいえ、沼田さんは

ちゃんとチーフアシもして

日々、漫画を描いて

努力していた

 

 

私は、何にも描かずに

「いつか、描ける」

なんて、根拠のない気持ちで

夢を引きずってきた

だけだけれども。

 

 

「幸せな人間は

マンガ描けなくなる」

 

この言葉も刺さりました

 

私は中2から書き始めた

日記帳が30冊以上あります

 

日記帳と言っても

日々の出来事よりは

その時の気持ち

思ったことを書き綴ったものです。

 

 

今読みかえしたら

恥ずかしくて

自分にいきなりなにか

あったらと思うと

 

自分の手で捨ててしまおうかと

何度も思ったけど

 

その時のその感情は

二度と思い出せなくなると思うと

ためらって

まだ取ってありますが

 

今の結婚した頃で

止まっています。

 

※ブログもSNSもある今

もう二度と続きを書くことは

ないでしょう

 

過去にも、何度か

幸せになると止まりました

 

悲しい時、辛いときは

どんどん文章が

あふれだすけど

 

幸せになると

充実すると

書きたいことが無くなる

 

それは、だいぶ前に気づきました

 

 

とはいえ、

それで創作意欲が無くなったなら

 

創作には向かなかった

 

ってことだな。

 

 

この、作品の中の

中田くんも

幸せになったら

漫画が描けなくなるのかと

悩むけど

答えを見つけます

 

※それは作品で読んでね!

 

 

 

私も、一回だけ

漫画家のアシスタントを

したことがあります

 

とはいえこんな、

ちゃんとしたものではなくて

たった3日ほどの

お手伝いレベルですが

 

 

 

 

↑こちらに載せた写真の中で

のちに漫画家になった先輩

と書いてありますが

 

私が所属してた漫画クラブの

部長だった先輩は

小学校の頃から

ありえない絵の上手さでした

 

そして、高校生でデビュー

 

私が20歳くらいの時

商業誌で連載中の先輩から

「手伝ってくれる?」

連絡が来ました

 

でも、多分、先輩が

「手伝って欲しい」と言うよりは

「アシスタントをしたい!」

以前言ってたのを覚えててくれて

私の願いをかなえてくれたんじゃ

ないかと思います。

 

ベタもトーンも失敗だらけで

役にたったというよりは

足を引っ張った思い出しか

ありません。

 

印刷されたのを見て気づいたけど

ベタが1か所、はみ出していたし…汗

 

お金をいただくのも

申し訳なかったです。

 

上矢印これが私が塗ったコマ

指の部分にベタが食い込んじゃってる汗

 

こんなド素人に

素晴らしい経験をさせてくれた

先輩には感謝しかありません。

 

しかも先輩は漫画の最後ページに

「THANKS ○○」

私の名前を書いてくれました。

 

 

多分、人生で最初で最後に

なっちゃうであろう

 

私が商業誌に携わった1冊。

 

一生の宝物です。

 

※コミックスも持ってますけど。

 

 

 

 

多分アマチュアでもすごい人は

星の数ほどたくさんいて

そんな人からしたら

情けないほど小さな自慢だけど

 

私にとっては

多分今もこれからも

あの瞬間

 

夢の一番近くに居た瞬間

 

大切な瞬間

 

一生忘れません。

 

 

 

 

【重版出来!】の話に戻しますが

沼田さんは漫画家をあきらめ

実家で酒屋を継ぎます

 

御蔵山先生の漫画賞の

授賞式にはたる酒を持ってきました。

 

沼田さんは新たな

自分の道を歩き出しました

 

きちんとふっきっているのを

感じます。

 

 

 

皆さんは

子供のころ見た夢

今はどう思っていますか?

 

 

私は時折思います

 

このまま行って

 

人生の終わるときに

 

「あぁ、漫画家になりたかったな」

って思うのかな?って

 

けど

 

今の家族との時間が大切で

 

今はこうして

ブログを書くことが楽しくて

 

だから

 

いつか後悔しても

 

それは

 

「やむなし!」かな?

 

そう思ってます

 

また、気持ちは変わるかも

ですけどね。

 

 

 

まぁ、そんなこんなで

自分の思いがシンクロすることも

多かったので

ハマったのですよね

 

 

長くなりましたし

最後は私の自分語りに

なってしまいましたがあせる

 

【重版出来!】最終巻SP 

 

お読みいただき

ありがとうございました!

 

 

 

 

【重版出来!】

 

是非、読んでみてください!

 

 

 

※画像はRIMI撮影写真の他に

<小学館「重版出来!」松田奈緒子>

<TBSドラマ「重版出来!」>より