ご機嫌いかがですか。

リリーです。



轟さん で気分が悪くなった方は爽やかなお花ネタ をどうぞ。


さあ、今日の話題です。(教育テレビ風)


みなさん、相方に勝手に買ってこられてしまって嫌なものってありませんか?


私はあります。



今年初め、日本へ里帰りしていたリリー。

マー坊も一緒でしたが、彼は忙しいので一足先に帰国。



メリケンで愛妻が帰ってくるまで寂しく一人暮らしをするマー坊。

そして気の利くマー坊。

テーブルナプキンがなくなりそうなのに気付いたもよう。 


日本から帰ってきたら


新種の果物とオリーブの珍妙な絵柄の

その上、日に当たって焼けたような色合いの

明らかに安そうな

ペーパーナプキンがナプキンホルダーに置いてありました。


いくら個性を大切にするメリケンといえども、こんなデザインもOKなのでしょうか?

目を凝らして、よく見てみました。


あら?


オリーブと思っていたものは何やら新種のさくらんぼのようです。

新種の果物と思っていたものは新種のスイカでした。


この時期、スイカって・・・。

いや、さくらんぼもあれだけど。


「柄物にしたんだ?」

「うん。少し高かったんだよ」(なんか自慢げです)


少しばかり高かったというナプキン、非常にゴワゴワしています。

この珍妙な絵柄のインク代にコストがかかったと見受けられます。


このゴワゴワ感。

口を拭きたくなくなるこの感触。


少し高かったって本人は言っていますが、一番安いナプキンと比べて10セント程度高かったのだと思います。

日に焼けたような薄い色を出すのにコスト代を取られたのでしょう。


人が来たとき等のナプキンはお客様用、もしくは布ナプキンになるので、このゴワゴワナプキンはマー坊と二人で使い切るしかありません。パッケージには250枚入りって書いてあります・・・。


それに

リリー、こんなものヨソ様に出すなんてことできません。

リリーの趣味だと思われるではありませんか。


以前はいい買い物をしていたマー坊。
パッケージを見ただけでどれが良くてどれが悪いという感覚が鋭かったマー坊。

私が専業主婦になってから、買い物はほとんど私が済ませておくようになったので買い物の感が鈍ったのでしょう。

以前の彼なら、説明しがたい趣味の絵柄なんて決して買ってこなかった。それよりなにより必要以上にスーパーフワフワなナプキンを買ってきていたほど(まあ、これもあれなんですけど)。


ムキに使わず捨てるという方法もありますが、そこはモノを大事にする大和魂を持つリリー。そんなことできません。


このゴワゴワナプキン、鼻をかんでみたりと目的用途以外にも一生懸命使い、やっと昨日なくなりました。

お祝いしたい気分です。


とりあえず、ふわふわのナプキン買ってやりました。


矢印新しいナプキンを祝してビール






以前の記事を読んでいらっしゃらない方は上記からどうぞ。

摩訶不思議な人 轟さん 1

摩訶不思議な人 轟さん 2

摩訶不思議な人 轟さん 番外編


轟さん、あるとき骨折をしてしまいました。


自宅療養です。実家からご両親がきて看てくれているとのこと。義理人情を大切にするリリーは嫌がる先輩を連れ、お見舞いに伺いました。


ご両親、息子と違って非常に感じのいい通常の人たちでした。


ただ、気になるのが轟さんのことをお父さまが「〇〇ちゃん」と略した名前にちゃん付けで皆の前で呼ぶこと。(例:次郎→ジロちゃん)


これは先にお見舞いに行った会社のおじさん方をドン引きさせたようです。おじさん方から聞いて知ってはいたのですが、やはり実際目の前で40歳近い男性が年老いた父親からちゃん付けで呼ばれているのをみると違和感が・・・。


とりあえず、呼び方はおいておいて。


そのときの轟さんのお母さま、何やら大きな勘違いをしているような・・・。

「あらぁ、こちらのお嬢様?いつお嫁に来てくれてもいいのよラブラブ

「早くお嫁に来てくれるといいんだけど」

「あら、これはもうお嫁に来てもらうしかないわね」

まあこんな具合に。


初めに「会社のリリーさん」ってお宅の息子さんが紹介しましたが・・・。

歳のいった息子を持つ母親。少し、自分の都合のいい方へ解釈してしまうのは致し方のない事なのかもしれません。


お母さまの行動に対して私は冗談と受け取り、にこやかに始終会話をしていました。


気になるのは息子の方です。

自分の母親が単なる同僚に「嫁、嫁」言っているんですよ。

それも本人は数年前に振られているんですよ。

なぜ、フォローしないのでしょう?


一緒に行った先輩たちはかなり引き気味です。


帰り、車の中で

「リリーちゃん、嫁候補ナンバーワンだね」


翌日、会社へ行くと

「よ、嫁さん候補!!」



そんなこんなで私も結婚退職することに。


結婚退職の話しは忘年会のときに上長から係のみなさんへ報告されました。


みんなが泣いて喜んでくれている中、一人おかしな人がいます。


「困るんだよね。こういうことは早めに言ってもらわないと」


なんでしょう?


「リリーちゃんを当てにしていたんだよ。本当に困るんだよね。僕にだって予定っていうものがあるんだから」


話しが見えませんが?


「リリーーちゃんと結婚するつもりだったんだよね」


ひ、ひぇ~


完全におかしいですよ、この人。


最初、みんな思いきり引きながらも彼の発言を流していましたが、あまりにもしつこくグダグダと意味不明のことを大きな声で言うので上司に注意され、少し静かになりました。


その側で新入社員のオクテそうな初々しいYちゃん(男性)が

『リリーさんが轟さんを嫌っていることなんて普段の態度からよく分かることなのに、なんで結婚なんて思いついちゃったんでしょうね』

こんな初々しいオクテそうなYちゃんでさえ分かることなのに、なぜ40歳近い彼は分からないんでしょう。分からないから、変な妄想するんでしょうけど。

轟さんをたしなめるおじさんたち。

たしなめながら、何やら変な励ましをしています。


「だいたい今の若いのは意気地が無い。リリーちゃんが好きだったんなら、なぜ好きだと言わなかったんだ」

そんなこと言われても困るし、迷惑。それに、何度も言いますが私は一度お断りを入れています。あれか?自分の都合の悪いことは忘れるタイプか?


「卒業っていう映画があるだろう。あれみたいに式場で花嫁を奪略するぐらいの気力が欲しいな」

そんなことやられたときには警察ものです。笑えませんし、非常に迷惑です。


「〇〇課の〇〇(おじさんの名前)の奥さんには婚約者がいたんだ。でも、あいつの情熱で奥さんは気持ちがあいつに傾いたんだな。云々」

それは、お互い好きだったってことが前提の話しですよ。

そうじゃない場合、ただのストーカーです。


おじさんたちは常識のあるいい方たちですが、話しを聞かされているのが少しズレている轟さん。

おじさんたち、人を見て話しをしてもらいたいものです。


すると、何やら元気が出てきたもようの轟さん。


また変なことを言い出しました。


「僕には他にアテがあるからね」

と言って他の課の女性の名前を出しました。


あなた、アテがあるって。完全に言葉の使い方間違っていますよ。

彼女、あなたにジロ~っとなめるように至近距離で見られるといって気持ち悪がっていました。

愉快な轟さんには『アテになる女性リスト』というのがあるようです。

それは『完全にアテにならない女性リスト』と名前を変更した方がよさそうなリストです。

数ヶ月後。

私の送別会。

また私と結婚するはずだったとのたまっている轟さん。

鬱陶しいです。

退職してから、彼のアテになる女性リストNo.1に抜擢されたのが秘書のYさん。出来た大人の女性です。非常に迷惑そうだと周囲の方々がおっしゃっていました。

退職して数年経ちますが、彼はまだ独身だそうです。アテになる女性たちはどうしちゃったのでしょう?気になりますね。

彼のネタはまだまだあるのですが、この辺で終わりにしたいと思います。


摩訶不思議な人シリーズはイレギュラーに続きます。


以前の記事が気になる方はこちらをどうぞ。

摩訶不思議な人 轟さん 1

摩訶不思議な人 轟さん 2



『轟さん3』へ行く前に番外編で轟さんの人物像にもう少し迫ってみたいと思います。


なんやかんやで数年後。



未だに彼の行動はどの人に対してもズレています。


彼が仕事の打ち合わせに行った他部署全てから苦情を受ける係の人たち。

「あいつに礼儀を教えてから寄越せ!!」

このような怒りの電話はしゅっちゅう。

彼はいたるところで思う存分自分らしさを発揮。 

周囲はその尻拭い・・・・。


ズレているので彼のことを非常に心配している人もいました。


あるとき彼が「ダイエットのために夜ジョギングをしている」ということを話したら、当時の上司が焦りながら

「いや~、ほら、夜そんな走っていたりしたら、ほら、あの、女性が一人で歩いていたりして、ほら、その~、なんだ?ムラムラっとしたりしたら困るだろう」


周囲の人たちはこの上司の発言に困ってしまいました。


上司は『ジョギング中に女性を襲ったりして警察沙汰になったりしたら困る』と言いたかったようです。


周囲にいた人たちには上司が何を言わんとしているか理解できたのですが、本人は全く理解しておりませんでした。


痴漢しそうで困るなどと心配されるのは嫌ですね。

生涯、そんな心配は誰からもされたくないものです。



私が彼と同じ係にいるからか、課及び部にいる女性全員から彼に対する苦情を受けます。「まあ、まあ」と言ってなだめ流しておきましたが、半分ぐらいはあまり流せない内容でした。


ここで流せる内容と流せない内容について分類してみましょう。


流せる内容:

・鼻に豪快に指を突っ込んでいる。

・人目を全く気にせず、鼻くそをたいらげる。

・オナラを何事も無かったかのごとくプープー。(あまりにもさりげなくプープーするので、一瞬自分がしてしまったのか?と勘違いするほどのテクニック)

・独り言(?)なのか、おもしろくもなんともない図面や書類を見て大爆笑。(周囲にいる全員がドン引き)

・自分をいけていると勘違いしている。

・服がへん。

・電車で一緒になり話すこともないのに自分についてくる(挨拶後、読書をし本にしか興味はありませんという姿勢を貫けとアドバイス。アドバイス成功)

流せない内容もあるじゃないかという突っ込みはご遠慮願います。


流せない内容:

・人(若い女性限定)の頭から足の先までジロ~っとなめるように見つめる。それも超至近距離。

・飲み会の席での酒癖が悪い。

・朝からお酒臭い(これは上司に注意されていました)

・自分のお気に入りの女性とそうでない女性への対応が極端

 (そうでない女性への対応の方が本来会社での在るべき姿)

・無礼。


そんな彼も婚約者ができたとの噂が。

噂を流しているのは本人です。


彼の話しは9割~10割差っ引いて聞かないと自分が混乱するはめになります。(10割引きってゼロですよ・・・)

本人は話しを作っているという自覚はありませんが、妄想で話しているので常に9割5分オオボラです。


何ヶ月かして破局したとの噂が流れました。

どのぐらい真実が入っていたのか興味があるところですが、本人に興味があると勘違いされたら嫌なので突っ込んでは聞きませんでした。


長期海外出張へ行った轟さん。

彼が姿を消して出張へ行って1ヶ月~2ヶ月ほど経った頃でしょうか、ネズミが出没するという噂がでました。


ネズミ?


リリー、ネズミなんて図鑑でしか見たことありません。よってデマだと思っていました。それに腐ってもここは会社。ネズミが出るなんておかしいです。


ある朝、登社するとリリーの席の近所の人たちが騒いでいます。

机の引き出しにネズミが侵入した痕跡があるとのことです。


ある人はフンをお土産として置いていかれ、

ある人は引き出しにしまっておいた緊急食料を食い散らかされ。


被害は近所一体に渡っています。仲間外れにするのも悪いと思ったのか、律儀にリリーの机にも忍び込んだ形跡がしっかり残っていました。


彼ら、前日リリーがお土産で貰った萩の月を試食したようです。つまんでみたものの口に合わなかったらしく、一口で「ペッ」と口から出したもよう。


不愉快です。


朝から掃除や消毒に時間を取られ気分が悪くなったリリー。


先輩のYさんが、

「あいつ、絶対あやしいぞ」といい轟さんの机の引出しを開けました。


ネズミの排泄物でいっぱい。

てんこもりという表現がよくあっています。


一斉にみんが彼の机から離れました。


轟さんの机はネズミの憩いの場となっていたようです。


轟さんの引き出し、長期出張だっていうのに食べ残しのお菓子やいつ着たのか分からないシャツなどが入っています。

あれですね。小学生の頃、給食で残ったマーガリンやパンを机の奥に押し込んで入れて腐らせていたタイプですね。


リリーの係はリリー以外全員男性。かれらは全員きれい好き。

轟さん眩しいほどの異色ぶりを放っています。


↓*前回のお話しが気になる方はこちらをどうぞ

摩訶不思議な人 轟さん 1


続きです。

隣りに立っているではありませんか!!!!!


漫画のように椅子から転げ落ちそうになりました。

足音全く無しです。


周りを見ると遠くに秘書がいるだけで、一同秘密のパーティでもあるのか誰もいません。

私は誘われなかったようです。


「ふふふ、驚かせちゃったかな?」


いや、驚くも何も夢に見ます。もちろん悪夢ですよ。


逃げたいのを抑制しながら

「どうなさいました?」と冷静を装って聞いてみました。

(なんていったって会社ですから。いつも冷静にね)


「今夜空いているかな?」

おう・・・・。


「いやあ、今夜は・・・・・」

「そう、明後日は」

「明後日も何があるのか・・・」

(何があるのかって・・・おかしいだろう、この答え)


「月曜日は?」

「月曜日はいかがなもんでしょうかねぇ」

(だから答えがおかしいって)


「そう、じゃあ予定はまた今度」

えええぇ、予定はまた今度って・・・・。また何か聞いてくるの????


動揺のあまりにヘンテコリンになってしまった私の答えを普通に受け取り、彼は去って行かれました。


翌週、ふっと気づくとまた私のデスクの隣りに立っているではありませんか。


どんな芸当???


また、周りに誰もいなくてオイテケボリのリリー。

今までこんな事なかったのに。

あれか?

轟さんの魔術でみんなを遠いお山にでもやっちゃっているのか?


「で、この間の話だけど。どうかな?」

「・・・・・・」

「今日はどう?」

「いや、あの、習い事が・・・・」

「じゃあ、明日は?」

「明日はどうかなぁ・・・」

(お願い、そろそろ気づいて私の心中)


「困ったね。今度は自分からも空いている日言ってね」

「???」

と言って去って行かれました。

最後の去り際の言葉は完全に使い道が間違っています。


この人が30代半ばで部署を転々と流されてきた理由がなんとなく分かったリリーです。


その後、私はいつ彼が隣りに来るかと思うと心臓バクバクで、しょっちゅう周りを伺う挙動不審な人になってしまいました。


こんなやり取りが5~6回続き、こうなってははっきり言うしかないだろうと腹に決めたリリー。


社内メールで(メールっていう所がヘタレですね)

「仕事とプライベートを区別したいので、同じ部署の方と社外で個人的に会うことは控えたいと思っています」とこれまたウソばっかりの控えめなお断りのメールを出しました。


対象を轟さん一人に絞って断りを入れてキレられたりしたら困ります。
対象が轟さんではなく部署全体と言うところがミソです。

できるだけ彼のプライドを逆立てない断り方でもっていったリリー。


すると

「分かりました。そういうことでしたら仕方ありません」

と至って普通の返答があり、驚いてしまいました。

ちなみにリリーは断るとき「彼氏がいるから」という断り方はしません。

上記の言葉を「彼氏がいるから付き合えないのよ。でも、彼氏がいなかったらもちろんお付き合いしたいわハート」という風に人の言葉を勝手に本人の脳内で本人色に脚色されたら嫌だからです。


大抵の人はこちらがはっきりと断る前に何かしら気付くものです。はっきりと断る必要のある人の場合、どのように言葉を解釈するか(もしくは脚色するか)理解不可能なので、悪徳業者を相手にするときのように慎重に言葉を選びます。彼氏がいなくても付き合う可能性のない人に変な解釈をされたら困りますからね。


ちなみに轟さんは変な解釈をおもいっきりするタイプです。


話しがそれましたが

ま、これは一件落着。


とりあえず、ここは会社ですので、私も普通に彼に接しました。


あるとき秘書の方が彼の扱いに困り、少し冷たい態度を取ってしまったようです。


そのできた秘書の方は

「会社なのにこんな態度取っちゃってまずかったなって思って。反省しながらリリーさんの係を見たら、リリーさんの轟さんに対する冷たい態度が目に入って。リリーさんの冷たさに比べたら私なんてまだまだ甘いなって思って元気が出たわ」

おうっ・・・。


普通に接していたつもりなのに、かなり冷たくなっていたようです。

彼女に言われてリリーも少し反省しました。


まだまだ続きます。


南国日本に住んでいる皆さんこんにちは。

こちらメリケン東海岸はまだ冬です。

北風小僧がまだまだ現役を譲らないご様子。


今朝、天気予報で気温をチェックするマー坊に

「なんで寒いの?」と聞くと

「それはミスター・ウインターがまだまだハバを利かせるぞーって言って世代交代をしたがらないからだよ。この間、ミズ・スプリングは彼に負けたからね」

「へえ、ミスター・ウインターも歳を考えないとね」


朝からイタイ会話です。


以前、リリーが「なんでまだ冬なんだ」「なんで雪がふっているんだ」といった質問に対し、逐一自然界の掟を理科的に説明していたマー坊。リリーだってそんな基本は知っています。それに基本以上に難しいことを説明されても向上心に欠けるリリーには鬱陶しいだけです。


その度に

「つまらない。あ~あ、リリーもつまらない人と結婚したもんだわ」

などと暴言を吐かれていたため、最近では子供に説明するようにリリーに対応するマー坊。


子供には理科的にきちんと説明してあげたほうがいいと思いますが。


それはさておき


少しでも春の気分を取り入れようと近所のスーパーで小さな鉢植えの百合の花を買ってきたリリー。


翌日、一つつぼみが開きそれは美しく咲いていました。その翌日にまた一つつぼみが開き、二つそろって美人姉妹という感じ。ああ、すてき。そして数日後一気に二つの花が増えました。この花も孤高の美女という感じで美しい。先に咲いた二つの花も健在。


端正な顔立ちの四つ揃った百合の花。


小さな植木鉢に入った百合の花。


もう、それはそれはとても



くどい。


マー坊に花が多すぎてくどいということを言うと

「日本的に言えばね」

「日本的とかじゃなくて、センスの問題を言っているのよ」

反論するリリー。

「リリーちゃんは『花がここで枝がここ、葉っぱはこれだけ』とかいつもやっているでしょう?アメリカでは花は多ければ多いほどいいとされているんだよ。もちろん僕はリリーちゃんのアレンジが好きだけど」

(フォローは決して忘れないマー坊)


リリーは池坊。

リリー母も池坊。

常に家に花を飾っているリリー母。

それを見て育ったリリー。


そんなリリーがメリケンに来てとても驚いたのは多い(大きい)のが一番!!!というような花に対するメリケン人の感覚。 


アレンジメントされている花束にしても花壇に咲く花にしても主役ばかり揃えてみましたという感じ。


何て説明すればみなさんに上手く伝わるのか・・・・・


ああ、そうそう、


紅白の衣装を着た美川健一、小林幸子をたくさん集めた感じ。

我ながらいい発想です。

では、みなさん想像してみて下さい。


植物園に行ったときチューリップの巨大さに非常に驚いたリリー。

なんだか獲物を狙っていそうなチューリップ。いかにも肉食といった感じが伺えます。

植物が肉食って・・・・。

大きくってきれいねと言っている周りの人たち。

引き気味のリリー。


桜にしても日本では儚げに咲いているイメージがあります。

メリケンの植物園にあるそれは

「やっと出番がきたわよ!!!ほ~ら見てごらん。見せてやるわよ、この勇姿」

という声が聞こえてきそうな姿。やはり花は日本よりも大きい。同じソメイヨシノでもこうも違うのか?と疑問が湧くほど。


日本の桜を儚げで薄命な美人とすると、メリケンの桜は昔は美人だったという面影が残る元気いっぱいの絶対に死ななそうなおばちゃん。


メリケンの後を追い続けて大きな経済成長を遂げた日本。

ということは花も今後成長を遂げるのか?


今後楽しみな展開ですね。



花関連で思い出しましたが、マー坊はリリーに少し元気がなかったりすると花をプレゼントしてくれます。


優しいですね、マー坊。


そんなマー坊、引越しをしたとき、疲れて横になっていたリリーを元気付けるため花束をプレゼントしてくれました。


部屋はダンボールでごった返し、荷物は何も解かれておらず、どこに花器類があるのか分からない状態。


どこにこの花たちを飾れって言うのでしょう?


疲れた身体にムチをうち、少し不愉快な思いで花器を探すリリー。


花もほどほどにしてもらいたいと思ったリリーです。



-真意は定かではありませんが、メリケンの花は遺伝子組換えで大きくなっているという説があるようです。実際はどうなんでしょうね-


申し訳ありませんが仮名と同名の友人からクレームが入ったので仮名を轟と変えさせて頂きます。


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こんにちは、摩訶不思議な世界へようこそ。  

案内役のリリーです。


メリケンネタだけではなんですので、今日は日本で働いていたときに出会った摩訶不思議な人を本人の了解無しでご紹介したいと思います。


リリーは、とあるメーカー企業で働いていました。


ある日、私の係に新しい方が他の部から異動してきました。

その方は、轟さん(仮名)と言って他所の部を色々と転部なさってきた方のようです。その自信はどこから溢れ出てくるのか、自分の全てに自信をもっている方でした。


かなり強烈な個性の持ち主です。見た目も個性的です。


彼がどんな人であれ仕事場ですので、私は淡々とチームメイトとして仕事をしておりました。


淡々と淡々と仕事をしようとしているのに彼の様子が変です。


こちらをず~っと凝視眼 目しています。


気のせいでしょう。


いや、まだ見ています。


こんなことが一日中、何日も続けば誰だって気が付きます。

彼がリリーを凝視しているということを。


同僚の女性たちに聞かれました。

「ねえ、何で轟さんってず~っとりリーちゃんのこと凝視しているの?」

「あの人、身体ひねってまでリリーちゃんを凝視しつづけているよ。」

「あの人、仕事ないの?」


同僚男性にも言われました。

「なんか、見られているよ・・・・」

「情熱傾けられているね」

「あいつ瞬きしているのか?」

歓迎会の席では偶然なのか故意なのか彼の隣りになってしまったリリー。


彼は身体を90度リリー方向に向けてずーっとニィ~っとしています。

反対隣の人に失礼だろ!!!


申し訳ないが私も君と反対側の席に90度顔を向けさせてもらう。


私が顔をずーっと向けていた隣りの方に

「リリーちゃん、いくらなんでもうざいよ。前向いて」

と当然のことを言われました。


「ごめんなさい。無理です。」



翌日


自分のコンピュータの位置を変え、彼から私が見えないように設定。


これで一安心。


さあ、はりきって仕事です。


あら、何か気配が・・・・・。


キャー!!!!ムンクの叫び


続く。


ご機嫌いかがですか?

りりーです。


メリケンではお誕生日会を結構盛大にやります。大切な日ランキングではトップ3に入ると思われるお誕生日。


そんな大切な日ランキングトップ3ですが、マー坊のお誕生日が先月ありました。


最近、忙しそうなマー坊。ストレスも溜まっていることかと思い、マー坊が好きそうなお誕生日会を開いてあげることを思いついた賢妻リリー。


マー坊はとても社交家。パーティ大好きです。

近くに住んでいるお友達たちを呼んでお誕生日会を開くことにしました。


マー坊に招待客リストを出してもらうことに。


そのリストには60人の名前が・・・。


60人?


家、そんなに広くありません。料理を作るのは私。ケータリングを頼んでもいいのですが、『お客様にはなるだけ手料理でおもてなしをしたい』という私のポリシーに反しています。それにケータリングを頼むならレストランに行った方がいい。


とりあえず、人数を削るようにとマー坊に言うと

「ええええ~。でも60人を招待したって60人全員が来れるわけじゃないんだよ」

そんなこと分かっています。


でも、去年の夏、家でパーティをしたとき「来たとしても半分ぐらいだよ」とか言いながら47人招待し、45人+そのパートナーが来たことがありました。


狭い家の中がそれはそれはごった返していました。

料理を作る方の身にもなってくれ。


だいたい、このリストの中で名前を聞いたことのない人もいます。


「じゃあ、このリストでいいわよ。でも、宅配ピザね。ケーキは作るわ。でもブラウニーね」

「・・・・・。何も作らないの?」

「ブラウニーを作るわよ」

ブラウニーって・・・。マー坊も作れる一番簡単なお菓子。


ピザ宅配に刺激され新しいリストを考え込みながら作るマー坊。

45人に絞られました。

まあ、全員が来れるわけでもないし、いいでしょう。結局40人ほどいらっしゃいましたが。


パーティは楽しく進みました。


マー坊はとても嬉しそうだし

お友達たちも喜んでくれたし

リリーもとても嬉しくなりました。


バースデーケーキなんですが、チョコレートケーキと大きなクッキーを作り、その大きなクッキーに

「〇〇〇〇(マー坊の愛称) YOU “R“ THE KING」*

と書き込みました。書いている最中、上手く土台に収まらず何度も書き直し、最後にはかなりムキになって我を忘れたリリー。

(*ここでの“R”はAREの略です)


翌日、マー坊と昨夜の誕生日会の話しで盛り上がっていると

マー坊がボソっと

「クッキーの文字、“THE”が“TEH”になっていたよ」

「・・・ええええ!!!なんで言ってくれないの?」

「大丈夫だよ。君は日本人だから」

全然、慰めになっていない。


「あと、You're the king であってYour the kingじゃないよ。」


知っているよ。そんな中学1年生で習う文法ぐらい。

馬鹿にしているのか?


マー坊曰く、“R”が“YOU”に近すぎて“YOUR”に見えたとのこと。

なぜ、その場で言ってくれない?その場で言ってくれたら弁解できるのに。


人前で人の間違いを指摘するなんて失礼。それは分かっています。

でもこのマー坊の気遣いが憎い。


マー坊の気遣いに久々に不愉快になったリリー。


マー坊に

「リリー、みんなに“She is Blond / シー・イズ・ブロンド"(金髪で美人=頭がわるい)って言われるわムカムカ

と美人と言うことが前提で使われるこの言葉を図々しく自分に使ってプンスカ言うと


「君は黒髪だからブロンドとは言われないよ。大丈夫、大丈夫。ははは~」


不愉快。


こんにちは。

リリーです。


メリケンの女性は宝石が大好きです。

ご多分に漏れずマー坊母も宝石が大好きのようです。


日本人女性も宝石が好きなのかも知れませんが、私の周囲では祖母以外宝石に興味がない人ばかりなので。


あるパーティに出たときのこと、マー坊母の指に何かがついているのを発見したリリー。


何かしら?


う~わっ!!!

ダイヤの塊だ・・・


それはダイヤモンドをこれでもかというぐらいに散りばめた大きな指輪でした。第一関節にとどいているのでは?というほどの大きさです。


リリーはダイヤモンドを散りばめたそんな大きな指輪は宝石屋さんぐらいでしか見たことありません。びっくりしました。マー坊母が常につけているスーパーサイズのダイヤモンドの婚約指輪がハナクソぐらいに見えます。


ここまで言ってあれですが、マー坊母の濃紺のイブニングガウンにステキに映えていました。


多分、私がつけたらおもちゃにしか見えないでしょう。


「その指輪すごいゴージャスですね~」とリリーが言うと

「私の母が使っていたものなのよ~。お~ほっほ~」とご機嫌。

まあ、マー坊母は常にご機嫌ですけど。


そのときただ素直にびっくりしたので、マー坊に

「ねえ、ねえ、マー坊母すっごいダイヤ付けてるよ。指もぎれそうだよ。あれ何カラット?(←この辺の質問にリリーの育ちが出ますね)」

と言うと、それはそれは嫌~な顔をして

「あの趣味の悪いダイヤの指輪?あんな醜いものは見たことない。なんであんなに不必要に大きいんだ。どれだけ大きな手の人のためにデザインされたんだ?みっともない。あんなのはただ単に゛見て見て私のダイヤ“って言っているだけじゃないか」

と珍しく辛口。


ステキだったしマー坊母にエレガントに似合っていたと言っても聞く耳持ちません。マー坊母が亡くなったら速攻売りに出すとまで言っています。


そう、マー坊は装飾品で必要以上に大きいものや華美なものがお嫌い。


私の婚約指輪を買うときにも「10カラットから見せてもらったけど、君の手は小さいからバランスを考えて小さいのを探してもらったんだ」と言っていたほどです。


ちっ、でかけりゃでかい方がいいのに・・・と心で思った成金リリー。


マー坊、本当はもっと小さなダイヤにしたかったそうですが、兄弟に相談すると「そんな小さいのだと周りの人間からケチクソって思われるぞ」と言われ、不本意ながら少しだけ大きめにしたらしい。

でかした兄弟。


この婚約指輪の話をリリー母にするとマー坊を褒め称えます。

「なんでもシンプルがいいのよ。あなたの手の大きさを考えて選ぶなんて立派だわ」と。


ちなみにマー坊は毛皮も好きではありません。


みなさんに嫌われるかもしれませんが、リリーは結構毛皮が好きです。もちろんマー坊母はこよなく毛皮を愛しています。リリーの毛皮はコートの襟ぐらいですけどね。


マー坊母に「毛皮買わないの?」と聞かれたとき

「マー坊が毛皮に反対しているので(そんなお金もないし)」と言うと

「そんなもん、気にすることないわよ。欲しいものは買えばいいのよ。わたしもマー坊父が買ってくれないから自分で買ったのよ(でも支払いはマー坊父)」


私たちの会話を小耳に挟んだマー坊。ここぞとばかりにマー坊母に毛皮がいかによくないかを説き始めました。


「食べるわけでもないのに自分たちの虚栄心を満たす目的で毛皮だけのために殺すなんてどう思う?」

「ウサギは食用でもあるじゃない」

「キツネやミンクは?」

「あれ増えすぎたら困るでしょう!!!」


さすがマー坊母一歩も引きません。

しばらくやりとりしていましたがマー坊諦めたようです。


「お母さん世代は毛皮好きだからね。あの考えを変えるのは無理だ」とブツブツ言っておりました。


マー坊はリリー母との方が趣味が合うようです。





厨房好きの100万人に皆様こんにちは!!!

リリーです。

配偶者、もしくはパートナーの方と厨房に入り、相手に対し殺気を覚えることはありませんか?


ええ、私はあります。しょっちゅうです。


以前にもマー坊の厨房での態度を書きましたが (参考)

相方マー坊は料理のお手伝いを威勢良くやりたがります。


気持ちは嬉しい。

でも迷惑。

特にパーティ等の準備で忙しいとき。


最近は私の殺気を感じたとたんに

「あ、向こうに行っているから何かあったら言ってね」とトットと出て行きます。

学習能力抜群ですね。


これだけ聞いているとまるで私が鬼嫁のようですが、

マー坊、うるさいんです。

アシスタント失格。


板前に質問するな!!!

目で覚えろ!!!

叩き上げの私をちぃとは見習え!!!


物事には全て順番があり、計算をしてやっているのに

「ねえ、これ鍋に入れていないけど、どうするの?」

「なんで、これだけの量なの?」


このぐらいまでは忙しい私も丁寧に説明してあげます。

しかし、残念なことにマー坊の質問は果てしなく続きます。


「じゃあ、他の材料はなんでその量でOKなの?」

「5人分なのにこれでいいの?」

「あ、〇〇がまだ入っていないみたいだよ」(わざとだよ溜め息

「なんで?」

「それは入れるのにこれはまだ入れないの?」


キィ~!!!!!!!!!!!!!!!!

出て行けぇ~波平

理系のマー坊。全てにおいてどのような理にかなってそうなっているかということを知りたがります。


ええ、それはいいでしょう。

それが全てあなたの成功に繋がっているのでしょうよ。


でも、私は全て時間を計算して作業をしている。

その作業中に君の『何で何で質問』に答える時間的余裕も気分的余裕もない。


で、リリーに厨房を追い出されることになる。

ケンカに負けた子犬のように。

この間、またお食事会の準備の手伝いを申し込んできました。

「一切の質問なしでアシスタントに徹するなら雇おう」という雇用条件のもと雇われたマー坊。

嬉々として手伝っておりました。


それはテレビで見る仲良し料理夫婦のような絵でした。


最後に誤って質問しそうになっていましたが、私の殺気に気付き質問を飲み込んでおりました。


やればできるじゃないか。


再雇用決定。


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ジャンボ。

アフリカの挨拶でご機嫌よく登場してみたリリーです。


以前、パーティを開いたときにマー坊のアルゼンチンから来ている友人家族もいらっしゃいました。

彼らには4歳と1歳の男の子がいます。ご両親は流暢に英語を話しますが、男の子は英語はまだ苦手のようです。


みなさん勝手に食べ物を取って食べているにも関わらず、育ちのいい彼は何か食べたいときにはその度に「〇〇食べてもいい?」とホステス役である私に聞いてきます。


スペイン語で。


私はスペイン語は分かりませんが雰囲気で察し、

「あなたのお母さんが食べてもいいって言ったらいいわよ」

と答えます。


英語で。


彼は英語が理解できるのでそれでコミュニケーションはばっちりです。


元気いっぱいの彼、英語を話すのは面倒らしく、両親に英語で話すようにと促されたとき以外はスペイン語を貫く愛国心いっぱいの頑固親父。


そんな彼は保育園に行っています。

保育園は生粋のアメリカ人ばかりらしいのですが、気が向いたときしか英語を話さない彼のおかげでお友達も片言のスペイン語を話すようになったとのこと。


誰もスペイン語が分からなかろうとも、自分が英語を話せようとも自国の言葉を貫く姿勢。


すばらしい。

私もこの精神を見習いたいものです。


ま、そんな彼、私がスペイン語は分からないって言っているにも関わらず相変わらずスペイン語で何かをまくし立てています。子供ですから空想の話でもしているんでしょう。リリーはスーパー適当人間なので「へえ」「まあ」「すごいわ(何がすごいんだか)」などと適当に相槌をうっていました。


そこで日本語で対応するなどと大人げのないことをしないリリーは大人ですね。


彼の話にずっと適当に相槌をうっていたら急に英語で切り返されました。

リリーびっくり。適当な相槌がバレタかと思いました。


彼、英語とても上手いです。


彼はず~っとリリーに質問をしていたようです。


スペイン語で。


私の答えがず~っと「へえ」「まあ」「すごいわ」だったため、彼もとうとう観念して英語に直したようです。


リリー、頑固オヤジに勝った。



以前、マー坊と友人のお宅へお邪魔したとき、ドイツ人のご家族も来ていました。3歳ぐらいのかわいい女の子がいます。


彼女が魚の人形で遊んでいたので、空中で魚を泳がせるマネをして「ほ~ら、お魚さん空を泳げるよ。元気いっぱい。イエ~イ」などとマー坊とハイテンションなお芝居をしてみました。

すると彼女がドイツ語で何かを言っています。

そばにいた彼女のお父さんに「ねえ、何て言ったの?」と聞くと、彼は申し訳なさそうに

「この魚は死んでいる魚だから泳がないし、空も飛ばないよって言っている」


・・・・・・


うっわ~


リリーとマー坊のサムイお芝居を彼女は

「この人たちってちょっとネジ緩んでいるわ」

と思っていたのでしょう。


子供侮れません。