ご機嫌いかがおすごしですか?


飛行機をご利用のみなさまは日々どうやって無料アップグレードを獲得するか考えていることかと思います。

あら?私だけ?


日本でもそうかもしれませんが、メリケンでは空港でチェックインする際に新婚旅行だの何だのと『この旅行は特別な旅行なのハートそんな特別な旅行にあなたの航空会社を使うのよWハート』といういかにも恩着せがましいことを幸せオーラを出して言うとフリーでアップグレードしてくれることがよくあるらしい。


ということで、リリーはチェックインする際(最近はほとんどセルフになっていますが)小芝居を打ちます。


嫌がるマー坊を無視し

「これから新婚旅行なんてワクワクするわ」

「結婚式は素晴らしかったわね」

「あら、新婚旅行なのにビジネスじゃないの?残念だわ~」

などと不必要に大きな声でマー坊に話しかけます。

マー坊完全無視。

(たまに「これは全席エコノミーだよ」と演技をする前に言ってくれたらいいことを小声で言います)


やさしい地上乗務員さんたちは

「このフライトは満員なのよ」

と申し訳なさそうにおっしゃってくださいます。


あ、ごめんなさい。

アホなりリーのために申し訳なさそうにしてくださらなくいていいですよ・・・・・と心の片隅で思いながらも心の中心でマー坊が協力してくれなかったから芝居が甘くなるんだわなどと悪態をついて不満げなリリー。


毎回、毎回、臭い芝居は止めてくれないだろうかと願うマー坊。


空港にて臭い一人芝居をしている人を見かけたら、それは多分リリーです。


リリーです。


以前、料理の鉄人に参加することをほのめかしましたが、その予選に行って来ました。

参考記事


ま、残念な結果だったんですけど。

それについてはおもしろくも何ともないので省きます。


ああ、そうそう。

料理の鉄人予選終了後、試食に来ていたマー坊のお友達と私たちの家で軽く飲むことになりました。

その旨を伝えるのに友人Aがみんなに「リリーの家で飲むから、リリーの家に集まってね」と伝えています。それを聞いた友人たちも口々に「リリーの所で飲むって」と言っています。


この友人たちは全員マー坊の友人たちです。


みんなのかけ声を聞いたマー坊

「リリーの家って・・・・。僕たちの家ではないのか?」


みんなに「まあまあ、いつもお客の用意するのはリリーじゃん」と言われたものの、少し納得のいかないマー坊。


ここでマー坊をフォローさせて頂きますが、マー坊はとてもいいホストです。


パーティの買い物に一緒に行くときなど、必要ないんじゃないの?とリリーが言っているにも関わらず「これが好きな人がいるかもしれない」とか言ってバラエティ豊富に取り揃えます。

ただ

http://ameblo.jp/mandr/theme-10003330531.html

ここ↑にもあるように

粗相があるとすぐに厨房から追い出されてしまうので、みんなには準備をしているのは全てリリーと映ってしまうようです。


マー坊は、私みたいに『ああ、あの人コースター使わないでグラスを置いたわ・・・・』などと神経質なことも考えません。


私の神経質なところは多分分かる人には分かられているようで。窮屈な思いをさせて申し訳ないなと思うのですが・・・。

ポーカーフェイスを装ってはいますが、顔に出てしまっているのかもしれませんね。それか、普段の態度から感じ取れるのか。


マー坊の友人たちと近くに住んでいるマー坊の末弟を招いて夕食会をしたとき、手製の刺繍がちりばめられているエレガントなレースのテーブルクロスとその布ナプキンを使いました。


ご、豪華だね・・・とベタ誉めしながらもマー坊を含め皆さん少し引き気味でした。


食事の最中、弟は何かをこぼした様子。かなり焦って紙ナプキンで拭いています。よく見ると彼は布ナプキンを使っていません。


どこから?

そしていつの間にその紙ナプキンを取り出してきたのでしょう?


「気にしなくていいのよ。気を使わないで好きなように使って」と言ったのですが、首をブルンブルン横に振っています。


義姉(リリー)がよっぽど神経質に映っているのでしょうね。


そんなことで怒りませんて・・・。

こんにちは。

リリーです。


メリケンでは日本のように素晴らしいサービスときちんとしたお仕事を期待するのは一般的に難しいです。はっきりと苦情を申し立てないと改善もしません。はっきり申し立てても改善されないことが多いです。


最近は私もある程度「しょうがないか。ここは日本じゃないし」って思うようになってはきましたが、それでも目をつぶれないことは多々あります。


以前、リリーが働いているときはマー坊が全て処理していました。専業主婦になったリリー。忙しいマー坊を煩わせたくありません。よって、大抵自分で苦情を言って処理しようとします。しかし、私がやると言っているにも関わらず、マー坊は自分で処理したがります。それには理由があるそうです。


この間、その理由が判明しました。


『私が苦情を申し立てると理詰めに相手に詰め寄り相手に反論の余地を与えないので、マー坊は相手が気の毒になってしまう』


こちらが平和に暮らしているに迷惑を平気でかけるような人間やお給料を貰っているくせに自分の仕事を怠るような人間には好意をもてないリリーです。よって、正論による理詰めとなるのは致し方ない。

ふん。何が気の毒なものか。


マー坊は苦情等を言うとき、「〇〇だから、こうしてくれると嬉しいんだ」程度にやんわりと言います。日本だったら、これで相手は十分わかってくれます。菓子折りが届いてしまうほどです。

でも、ここはメリケン。こちらが優しくフレンドリーに苦情を言っても物分りのよろしくない相手だと、態度を変えてくれないこともあります。


マー坊が初めに苦情を言ってそれでも相手が改善しない場合、最終兵器としてリリーを送るはめになります。この状況をどうしても避けたいマー坊は苦情を言う相手に親切に説得するようです。


リリーが登場すると大抵相手はこちらの要求を100%呑んでくれます。まあ、こちらが正当なことを言っているだけなので当然なのですが。ちなみに、リリーは相手を怒鳴ったり脅しつけたりすりょうなマネはしません。冷静にあなたがどれだけ悪いか現状説明するだけです。


一番最近の出来事では:


うちにガスだから電気だかの点検に業者の若者が来ました。その日は雪と雨の悪天候。彼の靴はドロドロです。


私は優しく「靴を脱いで」と言いました。

「あ~、う~ん」と寝ぼけたような返事をしてそのまま家に入ろうとします。


なんでしょう?


聞こえなかったのかな?

もう一度言ってみました。


業者「ええ?すぐ終わるし」


答えになっていません。

その上、私を通り越して中へ入ろうとしています。

不愉快です。


もう一度言ってみましょう。


業者「脱げない。」


????


「靴を脱がないんだったら家の中には入れられないわ」

「だったら、点検できないよ」


「もう一度言うけど、靴を脱がないと家の中には入れないわよ」

「もう、いいよ。こんな話し合いなんかしたくないよ。点検できなくても知らねえよ!!!どうなっても知らねえからな!!!」

と言って去って行きました。


アホですね。

どうにかなったときには仕事をしなかった自分たちの責任になるということが分かっていないようです。


「自分の上司と話して出直して来てね~」

と去り行く彼に言ってあげました。


まあ、アホな人に話してもどう改善されるわけでもありません。

よって彼の会社に電話することにしたリリー。


責任者の女性に一部始終を話すと

「あら~、そうなの。不愉快な思いをさせてごめんなさいね。でも、彼らも忙しいのよ」


?????


靴を脱ぐのにどんだけの時間がかかるというのでしょう?


「忙しいかどうかは私の問題ではないでしょう?じゃあ、ドロドロの汚い靴で家を汚した後は誰が掃除をしてくれるの?この間も汚していったのよ。夫が苦情を入れたはずだけど、理解してもらえなかったのかしら?」


「そうねぇ、う~ん。あ、そうそう、うちの会社のポリシーでは家にあがるときに靴はぬがないことになっているのよ」


ポリシーだぁ?

何、その取って着けたようなポリシー。


「彼はポリシーなんてこと言わなかったし、返事にならない返事しかしなかったわよ。ポリシーならポリシーできちんとその場でお客様に説明するべきでしょう?


それに、靴を脱げないのなら靴の上に被せる靴カバーを用意したらいいじゃないの。泥まみれの靴で家に入って汚すのは失礼になるんじゃないかしら?他の業者は雨や雪が降っていなくとも常に靴カバーを着けて家の中に入ってくるわよ。


ま、あなたの会社のポリシーは分かったわ。


で、私の家のポリシーなんだけど、


汚い靴を履いた人間は誰も家の中に入れない


今度はちゃんとモノの分かる人間を寄越して」


付け加えますと以前も彼らは家を汚していったんです。それも2回。私たちが家を留守にしているとき。なぜか毎回雨の日に訪れるようです。2回ともマー坊が苦情をいれたのですが、分かってもらえなかったようです。


また、いくら土足で家の中を歩くメリケン人といえども、靴が雪や雨で汚れているときにはみなさん自主的に靴を脱ぎます。脱がなくてもいいと言っても、雨雪の場合はみなさん靴を脱ぎます。


マー坊に事の経緯を話すと

「この間、彼らに次回改善して来ないと、うちの妻が君たちに電話をするよ。うちの妻はタフ・ニゴシエーターだから、僕の助言を聞いていた方がいいよって言ったんだけどねぇ。だめだな、彼ら。」

次に来たときには、ちゃんと靴カバーを持参してきていました。

それに、それはそれは感じのいいおじさんでした。リリー笑顔で対応。


初めからこうしてくれれば済む話しなのに。ちっ。



(説明不足ですが、管理会社が合いカギで家に入れるようになっています。何かあったときなど便利だし、業者に合わせて家にいる必要もないのでいいのですが。) 


ご機嫌いかがおすごしでしょうか。

リリーです。


日本は春爛漫とのこと。

羨ましい限りです。


ところでみなさんは化粧品売り場カウンターでフルメイクをしてもらったことはありますか?


経験のある方はご存知かと思いますが、自分のスタイルにあったところでしてもらわないとかなりすごいことになります。

例えば、モード系の化粧ブランド。

着ている服に関係なく、個性的なモード顔にされます。

自分のスタイルにあったところでしてもらっても舞台化粧のようになったりもしますが・・・・。


ある日、リリーはウィンドウショッピングを楽しんでいました。


茶色のストライプで有名なデパートに入り、フラフラと歩いていると美容部員のお姉さんに声をかけられました。

お姉さん、私の顔をフル装備したがっています。

「お化粧品は何も必要ないから買わないわよ」とリリーが言っても

「買う必要なんて全然ないの。お化粧だけさせて。お願いよ」とお姉さんが懇願するので、時間もあることだし、これからマー坊とのデートもあるし、じゃあきれいにしてもらおうかしら・・と安請け合いをしました。


そのお姉さんはバリバリのモード系のお化粧というわけでもなく、少し濃いけど垢抜けたお化粧だったし、ステキにしてくれるかもという淡い期待を抱いて。


化粧が始まる前に

「私、濃すぎるお化粧やバリバリのモード系は嫌なの」

と言ったところ

「そんなことしないわよ。ここのお店のポリシーでもないし。」

このお化粧品はカスタムメイドで作るとのこと。肌にもいいのよとお姉さんは説明してくれます。


「まあ、なんてステキな目なんでしょう。アイラインで強調しなくちゃね」

「目はエキゾチックにするのがいいのよ」


・・・・・・・・・


わっ


なんですか?

これ?

ツタンカーメン?


自分の顔が誰の顔だか分からず、メイクの力って偉大だなとしばし感心するリリー。


感心しているリリーを違う意味で感心していると勘違いしたお姉さん。

商品説明を始めました。


いらない、いらないとは思っていても、欲しくなってしまうのが女心。

お化粧をしてもらっている間、

またお化粧品買っちゃうかもぉ心

などと思っていたリリー。



これっぽちも欲しくなりませんでした。


きっぱりと「いらない」とお断りを入れると、お姉さんは少々ムッとたようです。

だいたい買う必要がないと初めに言ったのは自分なのに、なぜムッとする?


マー坊に会う前に化粧を落としたかったのですが、フル装備に時間を大幅に取られ、待ち合わせの時間に間に合いません。律儀なリリーはマー坊を待たせてはいけないと思い、フル装備のまま待ち合わせの場所に向かいました。


「マー坊ぉ~!!!」

「リリーちゃ~ん!!!」


よそ様が見たら

『無理やり仲を引き裂かれて、幾度の困難を乗り越えて再会を果たした恋人同士』

のよう。

一緒に暮らしているにも関わらず、鬱陶しい二人です。


さて、リリーのツタンカーメン顔にどんな反応を示すでしょう。


マー坊、反応なし。


反応がないどころか一瞬にして顔をそらしました。

(ある意味反応していますね)


マー坊が何も言わないので、自分から言ってみることにしました。


「ヘンリ・〇ンデルの化粧カウンターでお化粧してもらっちゃったの」

「うん。美容部員にやってもらったんだろうなとは思ったよ」

「どう?」

本人がツタンカーメンだと思っているのに『どう』って、聞かれてもねぇ。

「普段の昼間は少し・・・」

こう見えてもマー坊は紳士。女性を落とすようなことは言えません。


それでは、もっと突っ込んで聞いてみましょう!!!


「じゃあ、特別な夜だったらいいの?特別なパーティとか?」

おいおい、勘弁してよ。

特別なパーティにこんな顔で来られたらマー坊の面目丸潰れですよ。

逮捕されても仕方の無い顔になっているのに。

だったら普通の昼間にしてくれって感じですよ。


私があまりにしつこく言うので、やっとマー坊は

「普段のリリーちゃんのメイクの方がずっといい」と言いながらも

「そのメイクが悪いわけではないんだけど、ちょっとリリーちゃんの雰囲気にあっていないっていうか・・・」どこまでも紳士を貫くマー坊。


そのうち私も「自分が変だと思っているだけで、もしかしたらイケているのかも!!」などとアホな妄想をし出しました。そんな脳ミソのトロけたようなことを考えていると、変な人が路面店のガラスに映っています。


ツタンカーメンそっくり。


おうっ・・・・・・


鏡に映っている自分。

イタイ。イタすぎる。

本当にびっくりしました。自分だと気付くのに3秒ほどかかりましたよ。


こんなリリーを見て吹きださないマー坊は本当に紳士です。


その後、ブティックに入り、聞かれもしないのに

「普段、こんな化粧していないのよ。これはね、カウンターでしてもらって時間が無くて落とせなかったのよ」と逐一お店の方々に説明をしていたリリー。


後日、マー坊母にカウンターで化粧をしてもらい、そのままマー坊に会ったことを話しました。

するとマー坊母は、遠慮気味にそして多少引き気味に

「アメリカではカウンターでお化粧してもらったら、大抵お手洗いで落とすか、確認するのよ」と教えてくださいました。


お母さま、大抵日本でもそうですよ。



ご機嫌いかがですか?

リリーです。


今日は夫マー坊がアイスホッケーの親善試合のようなものに参加したので、それを観に行ってきました。



男性(寄せ集め)対女性アイスホッケー愛好会(大学院生たち)。

愛好会の方々はやっとスケートを滑れる程度。

大学院といってもMBAの学生なので通常の修士課程の学生よりもかなり年上になります。従って若さと体力でカバーできる歳でもありません。


まあ、平均年齢29歳と考えてください。男性チームの平均年齢も同様です。


とりあえず、彼女たちに花を持たせるため男性チームは色々なハンディを負うことになります。


例えば:

ドレス着用義務とか。

ちょっと相手に障っただけでペナルティーを取られるとか。



各自ドレスを自前で揃えなければなりません。

ずっと忙しかったマー坊、一緒にドレスを買いに行く暇がなく

「リリーのものを貸して」と。

とは言ってもリリーはメリケンでは細身(日本では普通)。

いくら痩身のマー坊でも着用はちょっとキツイし、イタイ。

それに汚されたり破られたりしたら嫌。


すると友人A(女性)が衣装を提供してくれることに。

「Aのだったら保守的な服だろうから、肌が隠れて寒くなくていいな」などと言っていたマー坊。


彼女とは会場で会い、そのときに服を受け取ったようです。

ちなみに彼女も愛好会のメンバーです。


眺めのいい席をマー坊の友達たちと一緒に確保し、選手が出てくるのを待っていました。

 
男性陣が出てきました。

会場からは笑いがおきています。

みなさん、なかなかセクシーな衣装。

色々考えていますね。

中にはナイティの方もいます。


あら?おばちゃんも混ざっているようです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?


マー坊だ!!!!!!!!!!!!


マー坊のドレス、保守的を通り越しておばちゃんです。

なんか、微妙。

笑えもしないし。

違う意味で浮き立っています。


マー坊の友達たちが口々に

「マー坊どこだよ?」「どこだよ?」

「おいおい、なんだよマー坊!!!あの衣装?」

「リリー!!!なんでマー坊だけセクシーなドレスじゃないの?なんであんなおばちゃんドレス選んだの?」


選んだんじゃないよ。

それに好意で貸して頂いたものだから。


「あれ、Aが貸してくれたドレスなの」

友人たち「・・・・・・」

      「Aには今自分たちが言ったこと言わないでね」


ま、ドレスは置いておいて

おばちゃん・・・じゃなかったマー坊、中々の活躍でした。



試合終了後

マー坊、思っていたより上手くできなかったとのこと。

以前はもっと上手かったと言って少しがっかりしていました。


へえ、以前っていつ?

「15年ぐらい前」

・・・・・・・・・

ま、今夜はごちそうだ。




こんにちは、リリーです。


お買い物好きのみなさんは、日本の店員さんがいかにソフトタッチ接客だということをご存知ですか?


日本に里帰りするときに日本にいる友人からMACのファンデを購入してきて欲しいとのリクエストを受けました。


とあるデパートに入っているMACで買うことにしました。

とても忙しそうです。


MACの店員さんたちはみんなとても個性的。

その上、ここのMACは大都会にあるMACということもあってか他店以上に個性的。

見ていてとても楽しいです。


やっと私の順番が回ってきました。


担当はメリケンピー子。


友人に頼まれた旨と友人の肌の特徴を言い、友人が指定したファンデと色番を伝えました。

ピー子は「だったらその色番でOKだわね上げ上げ

ピー子がOKだと言っているにも関わらず、実はもっといい色があるかも・・・と余計なことを思った私はピー子に「友人は私よりも肌が白いんだけど、この色番で本当にいいかな?」と伺いを立てました。


するとピー子

「ちょっとあなた!!!あなたは何番のファンデ使っているのよ?上げ上げ

私、MACのファンデ使っていません。

MACを使っていないと言えないヘタレリリー。

適当に誤魔化すと

「全く、自分の色番も把握していないなんて上げ上げ

(本当にオンナなの?手抜きもいいところね上げ上げ)」

とプリプリ言われました。

( )はピー子の言葉のニュアンスを私が翻訳したものです。


「だいたいね、本人が来なくちゃ完璧な色番なんて分からないのよ!!!分かる?上げ上げ

リリー圧倒されました。

ごめんなさい、プロの方を疑うような言い方をして。

でも、決してそういうつもじゃ・・・。


あら?何か急に周辺が慌しい感じ・・・・・・


向こうの通路でどなたかが倒れたようです。

『まあ』とリリーが思った瞬間


ピー子はカウンターを華麗にジャンプし

-それは10年越しで追いかけている犯人を見つけた刑事のように-

倒れた方の所へマッハで走って行きました。

声は聞こえませんがピー子は親切に介護をしています。


ピー子只者ではありません。

行動力のあるヒーロー(ヒロイン?)ピー子です。

足も速いです。

ピー子が光って見えます。


警備の方々が来るとピー子は何事もなかったように軽やかに戻ってきました。


そして

「あなた、これにするの?どうする?上げ上げ」とまたピー子口調。


圧倒され続けられている私は「はい、それでお願いします」とめずらしく腰を低くお買い物をしてきました。


すごいよ、ピー子。


後日、ファンデを使った友人から色は完璧だったと言われホットしました。

さすがピー子が「OKだわね」と言った色だけあります。


ピー子に感服。

ご機嫌いかがですか?リリーです。


今日は、当時婚約者だったマー坊を日のいずる国ニッポンからメリケンへはるばる訪れたときの話をします。

正式にメリケンに住む数ヶ月ほど前に3ヶ月ほどメリケンに滞在しました。

当時婚約者のマー坊の母が「リリーがメリケンにいる間に婚約お披露目パーティをしないとね」と嬉々として言うではありませんか。

え、婚約お披露目パーティ???

ま、お母様はパーティをすることが嬉しそうだし、マー坊は婚約お披露目パーティはメリケンの文化だっていうし、私は何のこだわりもないので全てマー坊母にお任せすることにしました。

ただ、メリケンに着いてからというもの、お食事会だのパーティだのと毎日のようにあり、ええ、それはまるで売れっ子アイドルのような忙しさ。その上、私は西洋のバタ臭いパーティというものに慣れておらず、すべてが窮屈。かなりぎこちない自分の寒~いパーティトークにもウンザリしておりました。


ですからマー坊に確認したんです。

「パーティは何人いらっしゃるの?」と『やってもいいけど小さいパーティだろうなためいき』ということを。


私がウンザリしていることを察したマー坊。

のんびり屋さんのマー坊ですが、学習能力の優れている彼は私のダースベーダーな気分を察するのは早いです。

「小さなお披露目パーティだから、気にすることないよ。気楽に考えて」

まあ、思いやりのある嬉しいことを言ってくれるではありませんか!!!

マー坊母は張り切ってパーティー会場を探して下さったようで、会場がどれだけステキかということを熱心にお話しして下さいました。

なにやら大きなレストランのようです。

貸し切りなどと言っています。


不安に駆られた私はマー坊母にも確認しました。

「コジンマリとしたカジュアルなパーティなんですよね?」と。

するとマー坊母は

「そうよ。小さなパーティだから何も気を張ることはないのよ。ほぉ~ほっほぉ」

と、優しくおっしゃって下さいました。

後日、自宅(マー坊宅)にそれは立派な招待状が届きました。

リリーとマー坊の婚約披露パーティと書いてあります。

あれ?

簡単なパーティなのに郵送による招待状?


当日、お客様100人いらしゃっていました。

マー坊曰く、100人の婚約お披露目パーティなんてとても小さい。

カジュアルって言ったじゃない???→昼間のパーティだから(夜に比べて幾分)カジュアル・・・・・・

ああ、異文化の壁。。。。

少しムッとしましたが、プレゼントをたくさん頂いたのでとても機嫌になりました。

ゲンキンですね。

あ、パーティ中、マー坊が私のドレスの胸もとにシャンペンをバッシャリとこぼし、それには怒り心頭でした。

頼むよマー坊・・・・・。

笑顔を保ちながらしばらくマー坊に対して怒っていました。





こんにちは、リリーです。

夫のマー坊は元気です。


マー坊と車に乗っていて前を走る車に当てられました。

二人でびっくり。


回想:

(回想なので妄想的な色に文字を変えてみました)


見晴らしのいい道路を走っていたところ、

見晴らしのいい交差点に差し掛かりました。


私たちの前をヨロヨロ走るスローな車は赤信号を華麗にスルー。

信号さえも気づいていないスルーの仕方です。

運転から言ってもお年よりと推測されます。


私たちは赤信号で止まりましたが、信号無視の車は何やら交差点中央で止まっております。

どうしたのでしょう?

考え事でもしているのかな?


信号が青になったので私たちは発進したのですが、その車は中央で止まったままです。

動く気配がありません。

クラクションを鳴らしてみました。

気づかないようです。

4人乗っていますが誰一人として後方を見ません。

私たちは彼らの後ろに止まったままです。


もう一度クラクションを鳴らしてみましょう。


お、今度は反応しましたよ。

車を動かそうとしています。


って、ちょっと!!!


何、バック?????

それも全く後方を見ていません。前方を見たまま。

威勢よくクラクションを鳴らし、こちらもバックしようとしましたが遅かったようです。

ぶつけられました。

ぶつかって5秒ほどしてやっと、中の人たちが振り向きました。

オイオイ。


学生のようです。

お年よりじゃなかったことにびっくり。

ドライバーが焦って降りてきて

「ごめんなさい」をロンパリながら繰り返しています。


とりあえず交差点の真ん中ですので、端に寄らないと他の車の迷惑になります。

「とりあえず、車動かして」

相手「でも、私ぶつけちゃったから」と同じ言葉を繰り返しています。

なにやら彼女は「車動かして」を「さようなら」と受け取ったようです。

本当にロンパッていますね。

「ここじゃ、他の車の迷惑になるでしょう。だから、あそこの邪魔にならないところに移動して」と駐車スペースになっているところを指して言いました。


彼女ったら、駐車スペースを思いっきり無視して、道路の真ん中に駐車。

本当にロンパッています。


マー坊が彼女と話していると、一部始終を見ていたというおばさんが私の所へやってきました。

「ちょっと、あなた、彼女何?免許持ってんの?信号無視した上にこんな大きな道路で確認無しでバックよ。どういうこと?それになんであんな邪魔になるところに車止めているの?」

おばさんは本当にびっくりしたようです。

私だってびっくりです。

彼女の車は凹んでいましたが、私たちの車は無傷だったので、念のため彼女の保険等を確認してお別れすることにしました。

お友達の車だったようです。

お友達も車を貸すときには人を見ないと。


少し落ち着いた彼女は急に我に返りマー坊に「今後何があっても何の要求もしませんよ」という念書を書いてくれと頼んだそうです。そんなもの受け付けられません。見た目が大丈夫でも何があるか分かりませんからね。

彼女とマー坊の話が終わったのを察したおばさんは彼女に質問を始めました。

警察より厳しいです。

ま、確かに彼女の運転行動には多くの疑問がありますので自分の持った謎を解きたくなるのは仕方ありません。

この質問により彼女はもっと凹んでしまいました。


彼女は信号を無視してロンパリ(まあ、もともと運転をしていること事態でロンパっていたようですが)、信号を無視した償いとして交差点中央で止まり、車内で友人たちと「どうするか?」と話し合い

(この時点で彼女たちのルールと道がつくられていたと見受けられます)

バックすることに決定。


後車確認するなどというハイテクニックなことなど頭にはなく、バック。


クラクションには気付かなかったの?とおばさんに何度か聞かれていましたが、首を横にかしげて困ったように「ああああぁぁぁ~」。

ロンパリすぎて自分に鳴らされているだなんて毛頭思わなかったんだと思います。そんなこと言ったらもっとおばさんに注意されるだろうし、もっと質問攻めにされそうなので明答は避けたのでしょう。


お別れした後、彼女は事故以前にましたヨロヨロ運転で去っていきました


みなさん運転には気をつけてくださいね。



こんにちは。

厨房を愛する皆様方、ご機嫌いかがですか?


この間、マー坊のお友達たちが10人ほどお食事にいらっしゃいました。


その準備をしているとき、マー坊が嬉々として「何か手伝わせて」と言ってきました。

言葉はありがたいが、彼に手伝わせると私の仕事が倍に増える。

手伝うのは普段の食事だけにして頂きたい。

だが、本人はとてもやりたそうだ。


ということで、簡単で害もなく説明の必要もない『お米とぎ』をしてもらうことにしました。

うちでは゛お米とぎ丸くん゛という便利なお米とぎグッツを使っています。

手も冷たくならないし、お米がこぼれないように細工されておりマー坊もお気に入りの一品。


歌を歌いながらご機嫌よく作業するマー坊。

自分の歌声によってヒートアップしていきます。

その傍らで3つの作業をこなすリリー。


マー「あ、お米が流れちゃった」

リー「いいわよ。少しくらい」

マー「少しってどのくらい?これって少し?」

   「あ、またお米が流れちゃったよ」

   「どうする?」

   「あ、また」

リー「・・・・」


お米、こぼしてもいい。

それは見逃す。

でも、お願い。


黙って。


2秒ほどかかって冷静になりました。

そして優しく「私がやるからもういいよ」とお伝えしました。


「ごめんね。僕が悪かったよ。今度はもっと気をつけてやるから任せて」


・・・・・本当にいいのよ。

この否定の「いいのよ」を悪徳商売の人間みたいに肯定的に取られても困ります。


忙しいっていうのに、彼は中々解雇処分を受け付けてくれません。

ここではっきりと解雇通知をしたら裁判も辞さない勢いです。

しょうがありません。彼のプライドを少しばかり刺激させていただきます。


「あなたは全然悪くないのよ。

悪いのはあなたに頼んだ私

会社でも責任を取るのはその仕事を任せた管理者でしょう」


それはそれは優しく言いましたが、この言葉に彼は反応しました。


「は~ぁ???? し、失礼な!!!僕に頼んだリリーが悪いって?????」

笑って反論していましたが、管理者側だった彼、また経営を学ぶ彼にとっては一番厳しい一言だったようです。

プスプス言いながらも厨房から穏便に退職、いや退場して下さいました。



そして平和にお食事会へ。

食事中、友人たちにマー坊も何か手伝ったのか聞かれたマー坊は

「僕は何でも一緒にやりたいんだけど、リリーは厨房では独裁者だから、厨房をうろつくとすっごく怒られるんだよ。アハハ~」


・・・・・終身解雇だ。


こんにちは、リリーです。


昨夜、マー坊の携帯に彼の友達のサンディから電話がありました。


携帯に彼女の名前が表示されなかったらしく「誰?」と訝しげに聞いています。

『サンディよ』「え?シンディ?」『ちがうわよ!!サンディよ!!』

(『』は私の予想)

「あ、サンディか!!!アハハハ~」とご陽気にお話しが始まりそうでしたが、サンディに速攻リリーに変われと言われてしまったようです。

電話口に出た私は「ハイ、シンディー!!」とチャラけてみましたが、見事スルーされジョーク(?)は宙に浮いてしまいました。

ま、ジョークは今後磨きをかけるとして

サンディーの用件は

近々、〇〇大学アイロンシェフ選手権があるから出ないかとのお誘い。

何人かで一組なので一緒のチームに入ってとのこと。

予選、本選と本格的なようです。チーム・サンディの予選はMBAの学生同士の戦い。なんかプレッシャーがかかりそうで嫌だな~という空気をかもし出すとサンディーは

「ジーン(共通の友達)がね、リリーの料理がとても上手だって言ってリリーを推すのよ。私もリリーのお料理大好きだし」って嬉しいことを言ってくれるではありませんか。

即OKです。

ええ、おだてと分かっていてもおだてにとても弱いリリーです。

《ここで断っておきますが、私は普通に料理が作れる程度です》


新幹線に乗ったときに幼稚園ぐらいの子供たちをつれたご一行様と一緒になったことがあります。

ご一行様をチラリと見て「うるさくなるのかな。ああ、勘弁してよ」と思ったとき、多分私の顔にもそれが出たのでしょう。

引率の方が子供たちに

「あら、そこに綺麗なお姉さん(リリーのこと)がいるわよ」と言っているではありませんか。

それが聞こえた瞬間

「もう、かわいいお子様たち。子供ですものね。うるさくなったって仕方ありませんわよ。オーホッホホ」と思考が急変。

慈母の笑顔を振りまきました。

ええ、本当にアホですね。

こんなに操りやすい人間はいませんよ。

大概この歳まで生きていれば自分の容姿の良し悪しなんちゃあ、よく分かっていますから。

その上、常日頃から「おばさま方の言う『かわいい』『きれい』ほどアテにならないものはない」などと言っているくせして。

どの面さげてオーホッホホなんだか・・・・。

失礼。話題がそれました。

了承する際に「私はシェフなのよね?題材をもとに自分で好きな物を作っていいのよね?」と確認した所「そうよ、もちろんあなたがシェフよ」と即答。


安心して請け負いましたが、一人で黙々と作るのが好きな私。

他の人と協力しあってできるのでしょうか?

マー坊のように逐一理由を尋ねるアシスタントだったらお手上げです。

ちょっと心配になってきました。

説明不足でしたが、料理の鉄人(アイロンシェフ)がメリケンではやっています。メリケン版もあります。

日本版の放送もずいぶんと人気があるようです。

日本版に出ている高田〇〇子さんがアメリカの英語吹き替え放送ではかなりのオバカ役になっているらしく、メリケン人のみなさんに「あの少し頭が弱い女性はなんで審判席にいるのか?」とよく聞かれて困ってしまいます。