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夫婦関係を修復するためのブログ

夫婦関係の修復。夫婦関係が悪くて悩んでいる方のための情報提供ブログ。


夫婦関係が悪化する1つの典型的な時期は、
「家を新築する前後」です。

もしくは、マンション等の購入、ということも入ってきます。



「家を手に入れる」という代わりに、家庭が崩壊してしまう、
という結果になるわけです。



これは、夫婦のどちらか、もしくは両方が、
「家を手に入れる」という目標達成を過剰に重視するあまり、
本当の目的を忘れてしまうから起こることです。


本当の目的とは、この場合、「夫婦の絆を深めること」だったり、
「家族の結束力を高める」ことだったり、違うところにあるはずです。



しかし、いつの間にかそれは忘れ去られ、
ただ、形としての「家を手に入れる」という目標達成だけが重視され、

2人の間で、「命令・要求」ばかりが強くなり、
結果として、家庭が崩壊するわけです。


新しい住居を見つけたり、計画する事は楽しいことですが、
本当の目的は常に忘れないようにしたいものです。

手紙でも、話し合いでも、
結果が出ない人の1つの共通項が、

「どうして欲しいか?」という要求をきちんと伝えていません。



もしくは、要求していることが
漠然としているので、それが意味をなしていません。



例えば、浮気をやめて欲しい、
というのは、要求ですが、要求としての効力は低いかもしれません。


重要なのは、そのために次にどんな行動をして欲しいのか?
という、具体的な細かな行動として要求することです。


例えば、「今日の夜に、こういう趣旨のメールを相手に送って欲しい」
のように、具体的にそのために何をしたらいいか?

ということまで、細かく要求する事です。



そうしないと、「浮気をやめて欲しい」という要求では、
「わかった」と言われたとしても、

それがいつ実行されることなのか、
そのために何をしてくれるのか?

ということが全く不明瞭です。



この場合、その要求が通ることは稀であり、
ただ、掛け声をかけただけ、という事になってしまいます。


ですから、要求は具体的に述べましょう。

【今回の記事要点】

ご主人の問題行動をやめさせる最も役に立たない方法とは?

【本文】

私達は役に立たないと分かっていても
やってしまうことがあります。


それは、相手を非難することです。
正確に言えば、非難する事で相手を変えようとすることです。



繰り返し役立たないと学習していても、
ついやってしまう行動の代表といえます。


相手を非難すれば、相手はあなたの非難した言葉に感謝し、

「なんと的を得た非難をしてくれたことか!
 今、とてもいい気分だ。ぜひ、あなたの忠告どおりにしよう」

と、非難で考えが変わることは、まずありません。



むしろ、その非難が的を得ていればいるほど、
相手は自分の考えに固執し、

「私の方が正しい、間違っているのはあなたの方だ」

と、言われることになってしまいます。


少なくとも、ご主人の頭の中は、
そういうメッセージで支配されてしまうことになりそうです。


そうして、いつか自分が失敗したときは、
ここぞとばかり、ご主人から、

今日、自分がやってしまった非難の
数倍の非難をされることになります。



人を裁いて変えようとすれば、
いつか自分が裁かれることになることを自覚しなければいけません。