夫婦関係が悪化する1つの典型的な時期は、
「家を新築する前後」です。
もしくは、マンション等の購入、ということも入ってきます。
「家を手に入れる」という代わりに、家庭が崩壊してしまう、
という結果になるわけです。
これは、夫婦のどちらか、もしくは両方が、
「家を手に入れる」という目標達成を過剰に重視するあまり、
本当の目的を忘れてしまうから起こることです。
本当の目的とは、この場合、「夫婦の絆を深めること」だったり、
「家族の結束力を高める」ことだったり、違うところにあるはずです。
しかし、いつの間にかそれは忘れ去られ、
ただ、形としての「家を手に入れる」という目標達成だけが重視され、
2人の間で、「命令・要求」ばかりが強くなり、
結果として、家庭が崩壊するわけです。
新しい住居を見つけたり、計画する事は楽しいことですが、
本当の目的は常に忘れないようにしたいものです。