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夫婦関係を修復するためのブログ

夫婦関係の修復。夫婦関係が悪くて悩んでいる方のための情報提供ブログ。


【概要】

上手い方法はないか?
いつも、そう考える人は注意が必要です。


【本文】


よくある質問の1つは、

「夫に手紙を書いたほうがいいのでしょうか?」

というものです。



結論から言えば、
書くときもあれば、書かないときもあります。


どちらでもいいのです。


どちらでもいい、というと語弊があるかもしれませんが、
「手紙」というのは、あくまでも手段の一つなので、
必然性があれば使う、という考えでかまいません。



とにかく、書かないといけない...
と言うものではありません。



しかし、上記のように、

手段と目的が入れ替わってしまう人は
とても多いのです。


「とにかく、手紙を出せばいいのだ」

「何か上手い説得方法を実行すれば良いのだ」


という具合に、まず手段ありき、
のように考えてしまう人は、なかなか上手くいきません。



このような発想に陥ってしまう人は、
いつも手段を探しています。


・もっといい方法があるのでは?

という具合です。



上記のように手段ばかりに固執する人は、
最終的に、

「これ1つさえやっておけば、夫婦関係は大丈夫?」

のような発想になってしまいます。



何か特別な必殺技のようなものがあって、
それを1つやっておけば、万事上手くいくのでは?

と、考えてしまいます。



しかし、

手段、方法というのは状況やタイミングによって、
効果があったり、なかったりするものです。


ある特定の場面で、
ある特定のタイミングでは上手く機能していても、

違う場面では、同じように上手くいくとは限りません。



手段、方法というものは、
そういうものです。


ですから、重要なのは、

自分が目指している方向性や目的が
ハッキリしている事です。



方向性が分かっていないのに、
手段ばかりに目を奪われるのは、

タイタニック号に乗っておきながら、
船内で、イスの綺麗な配置方法は?
好感の持たれる挨拶の仕方は?

...などとと考えているようなものです。



綺麗にイスを並べても、そうしなくても、
間違った方向に進んでいるのなら、どちらにしても沈みます。



手段ばかりを考えるのではなく、
まずは、

"自分が今、一体どこを目指しているのか?"

を明確にしましょう。

夫との関係が良好になってきました...
これからどのような事に気をつければ良いですか?

という質問も、最近、よく受けます。


このような場合の鉄則はこうです。

「上手くいっている事は、そのまま継続せよ」

です。


今まで、ご主人に対して何らかのアクションをとり、
そして、軌道に乗っているのならば、

今までやってきたことをそのまま続けましょう、
ということです。


あまり大きくやり方を変えない事です。

「もっと変わらなければいけないのでは?」

というような意識もあるかもしれませんが、
折角上手くいった事を「もっといい方法があるかもしれない」

と思って、やめてしまうのは良くありませんし、
変えてしまう事も良くありません。


上手くいっているのならば、やってきたことを変えないようにしましょう。
それも1つの重要な決断です。



夫婦関係を修復できた人の共通する成功要因を見つけることは、
簡単な事ではありません。


それでも、夫婦問題相談室では、統計的に随分な数の成功要因を
見つけることが出来ましたが、

それより遥かに多くの共通する失敗要因を発見しています。



例えば、その典型的な例の1つが、
「調停をこちらから申し立てること」です。


(※ただ、注意しなければいけませんが、これは「こちらから」という限定つきです。
  何でもかんでも、調停=離婚となるわけではない)



調停は、夫婦関係を破綻に導く最適な方法ですが、
こういうわかりきった結果になることを
わざわざあなたが実践する事はありません。


「私ならば、調停を通しても、うまく解決できるのでは?」

とか、そういうことは考えないことです。


何千と言う検証をして、そうなのですから、
あなたも同じ結果になる可能性は極めて高いのです。


過去のパターンから学べば、
物事を上手く乗り越えられる可能性は、ウンと高くなります。