【今回の記事要点】
ご主人の問題行動をやめさせる最も役に立たない方法とは?
【本文】
私達は役に立たないと分かっていても
やってしまうことがあります。
それは、相手を非難することです。
正確に言えば、非難する事で相手を変えようとすることです。
繰り返し役立たないと学習していても、
ついやってしまう行動の代表といえます。
相手を非難すれば、相手はあなたの非難した言葉に感謝し、
「なんと的を得た非難をしてくれたことか!
今、とてもいい気分だ。ぜひ、あなたの忠告どおりにしよう」
と、非難で考えが変わることは、まずありません。
むしろ、その非難が的を得ていればいるほど、
相手は自分の考えに固執し、
「私の方が正しい、間違っているのはあなたの方だ」
と、言われることになってしまいます。
少なくとも、ご主人の頭の中は、
そういうメッセージで支配されてしまうことになりそうです。
そうして、いつか自分が失敗したときは、
ここぞとばかり、ご主人から、
今日、自分がやってしまった非難の
数倍の非難をされることになります。
人を裁いて変えようとすれば、
いつか自分が裁かれることになることを自覚しなければいけません。