牧野邦夫の生誕100年を記念した展覧会
美術館「えき」KYOTOでの開催まで
あと20日となりました
2025年10月11日(土)~2025年11月16日(日)
『生誕100年 昭和を生きた画家 牧野邦夫
-その魂の召喚-』
京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
於:美術館「えき」KYOTO
今展覧会で出品される作品の一つ「引っ越し」
1982年の作品なので京都へ発つ前の作品
牧野は個展が終わるたびに
度々 引っ越しをしていたようです
そのため 持っている家財道具も少なく
正にこんな感じだったかもしれない
荷車を引いているのは牧野
千穂さんから聞いた話だと
荷車に乗っているお布団の柄は
当時使っていた布団に似ているらしい
もちろんキャンバスや絵を描く道具も・・・
帽子にこだわりの強い牧野
荷車に掲げてる帽子は牧野の好きな三角帽子
牧野のかぶっている帽子もこだわりがありそうです
個展が終わるたびの移転は大変だったけれど
楽しかったと話していました
この絵の千穂さんもとても楽しそう
作品の左下に書かれている犬たち
この2匹は姉2人が経営している茅ケ崎の
洋裁学校の2階にある家で飼っていた犬
コリーのミショーとチンのベラ
私も小さい頃に何度か会っていますが
ミショーはすごく優しい子で大好きでした
牧野ワールドな絵の中に見えてくる
さまざまな場面と共に
繊細で写実的な指先や血管の一つ一つまで
じっくりとご覧になってください
10月11日 展覧会初日に
記念特別対談を予定している山下裕二先生は
日本美術史の研究者として有名で
伊藤若冲や曽我蕭白、長沢芦雪といった
今、日本で人気のある日本美術ブームの
火付け役であるとも言われているお方です
牧野の絵との出会いから
今回の作品たちの様々なお話が聞けるはず
千穂さんからいろいろなお話を
引き出してもくれそうです
是非 お時間のある方はご参加ください
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