牧野邦夫の生誕100年を記念した展覧会
美術館「えき」KYOTOでの開催まで
1ヶ月ちょっと
美術館にもこんな案内が出ています
『生誕100年 昭和を生きた画家 牧野邦夫
-その魂の召喚-』
会期:2025年10月11日~2025年11月16日
京都駅ビル内JR京都伊勢丹7階隣接
於:美術館「えき」KYOTO
美術館「えき」京都
「やなせたかし展」はもうすぐ終了
賑わっているようです
牧野邦夫個人としては久しぶりの大きな展覧会
目の前に迫る本物の絵の迫力は
画集で観るのとは全く違う贅沢
愉しみでワクワクしてきます
そんな京都開催の牧野邦夫展が
先日お伝えしたように来年
巡回展が決まりました
場所は 今のところ茅ケ崎ともう一か所
茅ヶ崎は美術館から
発表がありましたのでお伝えします
『茅ケ崎市美術館』
2026年3月31日(火)~6月7日(日)
詳細はまだまだ先になりますので
今後のお知らせをお待ちください
茅ヶ崎は
終戦後牧野が小田原で生活をしていた後
二人の姉たちが駅前に開校した洋裁学校
「マッコール洋裁学園」に姉達と共に移り
10年近く暮らした牧野のゆかりの土地
当時の牧野は
学園の生徒募集のポスターから
スタイル画の原型や手芸の図案なども手掛け
他の雑用なども手伝いながら画家としての道を
少しずつ歩んでいた場所でもあります
その頃の茅ヶ崎駅前の地図
駅前の○印がマッコール洋裁学園の場所
左下の市立図書館のすぐ下あたりに
現在は茅ケ崎美術館があります
茅ケ崎美術館1998(平成10)年に開館
その頃の茅ヶ崎駅前の地図を見て
マッコールの情報を得ようと訪ねても
昔あった店は全くなく
情報を得ることができていませんでした
学園は茅ヶ崎駅前の開発で追い出されるまで
30年ほどここにあり
私も子供の頃何度か行った記憶があります
マッコール洋裁学園は
現在の茅ヶ崎駅ロータリーの
この木の辺りにあったのではないでしょうか
叔母の話では 加山雄三さんの家の隣にも
牧野の親戚が住んでいて
叔母が成人するころまでは
時々行っていたとのこと・・・
アメリカから一時帰国した際には
学園もなく牧野も亡くなっていた
誰も知らせてくれなかった と・・・
茅ケ崎美術館は茅ヶ崎駅南 高砂緑地内にあり
小さいけれどとても静かできれいな美術館
隣には茅ケ崎図書館もあり
そちらでも資料などを見ることができます
茅ケ崎美術館には牧野が寄贈した作品や
デッサンを含めると20点近く収蔵されており
中でも「賭けをする人達」は有名
お見せできない部分を隠していますが・・・
中心にいるのはとんがり帽子を被った牧野
カードを持つ手のリアリティー
牧野は手のデッサンをたくさん残していますが
指の動きや肉付き 体の筋肉など
一つ一つがすごいといつも思います
茅ヶ崎ではこの作品はきっと観られるはず
と ちょっと期待しています
これからの情報を待ちましょう
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