牧野邦夫の描いた 京都「クンパルシータ」 | めいりん家

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マンチカン『めい』のもとにスコティッシュの『りん』がやってきて「めいりん家」で新しく出発したブログ。突然のりんとのお別れ。悲しみから立ち直り、めいのブログ、時々りん。備忘録としてママの事、緑内障の事、旅行やお出かけなど書いていきたいと思います。

牧野邦夫の生誕100年を記念した展覧会

美術館「えき」KYOTOでの開催まで

あと50日飛び出すハート

 

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『生誕100年 昭和を生きた画家 牧野邦夫

   -その魂の召喚-』

 

2025年10月11日(土)~2025年11月16日(日)

京都駅ビル内JR京都伊勢丹7階隣接

於:美術館「えき」KYOTO 

 

https://www.mistore.jp/store/kyoto/museum/event_list/event10.html

 

 

牧野は2年間の京都在住時に

「クンパルシータ」という絵を描いています

 

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この「クンパルシータ」という名前

 

京都に永く住んでおられる方の中には

ご存じの方もいるのではないでしょうか

 

 

調べてみると

京都の木屋町高瀬川の近くにあった

タンゴ喫茶(タンゴが流れている)のことコーヒー

 

クンパルシータというのは

有名なタンゴの名前からきているのだそうです

 

 

 

京都で暮らし始め

だんだんと通りの名前も覚え

行動範囲も広がり出会った喫茶店

 

千穂さんは本を読み 牧野の帰りを待つ

そんな絵アートコーヒー本

 

 

こちらのお店

20年位前までは存在していたようです

食べログには閉店とありますが 

まだ記録として残っていました

 

 

座面に赤いビロードを張ったような木の椅子

木のテーブルがあった

優美なデザインのアイアンパーテーション

 

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牧野の絵の中にも

真っ赤なビロードの椅子と

美しいパーテーション

牧野世界に住む魑魅魍魎たち

 

 

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絵の隅っこには Kyoto Cumparsita とも

 

 

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千穂さんの後ろ

扉を開けて入ってきたのはきっと牧野

 

三角帽子の自画像が多いもの・・・

 

 

戦後まもなく始めたお店というから

創業から60年くらいは営業していたのでしょう

 

戦後すぐにできたお店だけど

ものすごくオシャレな感じは伝わります

 

ここだけ時間が止まっているような

現実から取り残されたようなお店だったと

平成時代に書かれたお店紹介にありました

 

 

しかしながら

この絵の所在はわからないそうで・・・

 

 

牧野の絵は

人の手に渡っているものがほとんどで

なかなか本物を見る機会がないのが残念です

 

 

この作品は描かれたお店の方は当時知らなくて

時間が経ってその絵の存在を知った人から

人づてに聞かれたようです と千穂さん

 

 

古き良き昭和の喫茶 

ちょっと行ってみたかった気もします

 

 

この絵の所在をご存じの方がいらっしゃったら

是非ともご連絡ください

 

 

 

 

 

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