のろのろ台風は日本海側に抜けましたが
まだまだ予断は許さない状況
お盆の時期だというのに・・・心が痛みます
昨日は終戦記念日
戦争の話は親からも祖父母からも
ほとんど聞いた事がなく
あまりピンとこないのが本音
出兵した祖父からも
叔母は全く戦争の話を聞いたことがないと
話していました
きっと口に出したくなかったんだろうなぁ~
祖父のアルバムに残っていた写真
小田原の家にいた叔母は
家の横の畑に防空壕が掘ってあったと話してた
戦争がひどくなると
長野に疎開していたらしい
その頃叔母は3歳くらい?
徴兵制度
明治時代は長男は家督を継ぐので免れていた
だから 牧野信一は逃れて小説を書いていた
次男だった祖父は戦争へ
その頃祖父は文芸春秋の編集者だったので
戦場から記事を書いていたという
昭和に入り戦争が大きくなると
男の子がいる家には赤紙が届いた
信一の息子は
学徒出陣し終戦の年の春に戦死した
生きていればいろいろな話が
聞けたかもしれないなぁ~
祖父の従兄弟である画家・牧野邦夫は
東京芸大の前身
東京美術学校時代に学徒出陣しています
戦場へは出なかったけれど
都城で終戦となった
東京へ戻る際に広島の惨状を目の当たりにし
その後「インパール」の小説に感化され
描いたという作品はとても衝撃的でした
インパール(高木俊朗作品より) 1980年
牧野邦夫
戦争は遠い昔の事だと
少し前までは思っていましたが
自分に近い存在がそこにいたことを知ると
目を背けてはいけない事だと実感
戦争をして得をすることはない
この世の中から早く戦争がなくなり
全ての人に平和な毎日が戻りますように
終戦の日にそんなことを考えてみました
今日はお盆明け
りんも帰ってしまうのかな~
めいが時折 何もない場所をじっと見ていたり
いつも以上にママにベッタリなのは
りんがどこかにいたのかもしれない
そう思いたい
みんなの傍で こうやって
くつろいでいてくれたことでしょう
また来てね りん
いつだって待ってるよ
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