このたびの大震災を受けて、今までのまんぼうハウスが、あまりに古く心配だということになり、引っ越しをしました
新しい場所は、実は、いちばん最初に「NPO法人まんぼう」ができた頃に、活動していた場所です。
最初のころは、ここ
で、まんぼうキッズをお預かりしていました。
狭かったり、階段を上って2階から入る必要があったり…で、移転していたのです。
その間も、「スペース・かい心理発達相談室」だけは、この場所を継続して使っていました。
（来た方は、ここを押してね）
今回、7年ぶりに戻ってくることになったのですが、7年前に小学生だったコたちが、今や社会人となり、作業所などで立派に働いて、土曜日にまんぼう主催の
カラオケ大会に来てくれたりします。
みんな立派に成長した姿、あらためて、嬉しく思います
では、中をちょっとご紹介。
こんな感じです。
遊び道具も、いっぱいあるよ～
入り口の、この階段だけは、狭いので気をつけて…
新・まんぼうハウス 船橋市高根台６－３１－１５ です。
今後とも、どうぞよろしくお願いします
月に1回ある、給食を食べたら下校の日（小中教協の日）です。
いつもなら、まんぼうハウスで過ごすのですが、今回はちょっぴり余震の心配もあり、二和向台駅前、二和公民館をお借りしての活動となりました。
公民館で予約できたのは、「和室」。
障子があったら破っちゃうんでは
という心配「大」だったのですが、幸いなことに障子はありませんでした。
でも「ふすま」はあります。スタッフは気が気ではなかったんでは…
まんぼうハウスからも、いろいろな遊び道具を持参して過ごしました。
給食前に下校となる中学生は、ここでお昼のお弁当も食べてます。
ひろ～い畳の上で、走ったり遊んだりドミノ倒しをしたり。
いつもと違う雰囲気の中、また違った楽しさを発見した日だったかもしれません。
ふすま……破らずに過ごせました
ほっ。
みんな大人だったね（？）
3月11日の大震災により、犠牲になられた方々に深く哀悼の意を表し、また被災された方々にはお見舞い申し上げます。
失われたものは測り知れませんが、一日も早い生活の復旧、復興を願わずにはいられません。
避難所などに暮らす方々の中には、しょうがいをお持ちの方も多いと思います。
ふだんの生活の中でも、いろいろな暮らしにくさを抱えた方々が、突然の不自由な環境下で、どうしているかと、気がかりでなりません。
こちら、千葉県のほうでも、被災されている、しょうがい児・者の受け入れについて、少しずつ動きが出ています。
少しでもお力になれるよう、まんぼうとしても、個人的にも、協力していきたいと思います。
さて、まんぼうの方では。
特に人的被害も、物理的被害もありませんでした。
まんぼうハウスも、まだ立っています（苦笑）。
ただ、まだ余震があり、現在使用を控えさせていただいております。
また、計画停電のために、電車の運行が不規則になっていること、道路とガソリン事情の悪化のため、
一部のお預かり、また4月1日に成田ゆめ牧場へ予定しておりましたバス遠足は、中止となりました。
楽しみにしていた方々、本当に残念です。申し訳ありません。
遠足は、環境がおちつきましたら、また計画をしたいと思います。
「成田ゆめ牧場」、結局下見に行っただけかあ…4月1日には、桜がきれいかも？って期待していたのですが。
しかし、遠足には行けなくても。
「今生きてここにいる」こと。
それが、奇跡のように素晴らしいことなのだと……あらためて思わせてくれました。
「水道から水が出る」
「スイッチを入れると照明がつく」
「駅に行けば電車がダイヤどおりに来る」
ことが、決して「当たり前」ではないことも…。
なんだか、あの日から、目に見える世界が少し違って映る気がします。
それを、しっかりと、見つめていきたいと思っております。
土曜日。寒さに負けず、今日はボーリングに出かけます。
行き先は、船橋市中心部にある「パールプラザ」。
バスで北習志野駅まで送迎をしてくれるので、とっても助かりました。
靴とボールを選んで、さあ、ゲーム開始です。
うん、なかなかいいコースにころがってますよ
こちらは、すごいスピードでボールが投入されますっ
ボランティアさんたちも、いっしょにゲームを楽しみます。
今日は20代の男性ボランティアさんが複数来てくれましたので、子どもたちのテンションもことさら上がります（？）。
ボーリングのあとは、下のフロアにあるレストランで、ゆ～っくりと、お昼ご飯を食べました。
みんなボーリング、楽しめたかな？ また機会を見つけて、行きましょう！
また今年も、クリスマス会の季節となりました。
今年は初めての企画として、千葉市にあります淑徳大学のパネルシアターサークル「でんでん虫」のお兄さん、お姉さんたちに来ていただきました
なにせ、まんぼうクラブの子どもたち+青年部（特に女子）は、若いお兄さん・お姉さん大好きですからっ
そしてさっそく、パネルシアターが始まります。
クリスマスにちなんだ、楽しいお話や歌がどんどん、目の前でくりひろげられます！
最後には照明を消して暗い中、ブラックライト光る中での、ワクワク楽しいシアターでした。
お兄さんお姉さんたちは、この後も、みんなと一緒におしゃべりしたりケーキを作ったり、最後まで楽しくお付き合いして下さいました。
でんでん虫のみなさん、本当にどうもありがとうございました
とっても楽しかったです～また来てくださいねっ
その次には、ケーキづくり。
ケーキと言っても、焼くんじゃなくって、スライスしたロールケーキの上に、ホイップクリームやいろんなデコレーションを乗せていきます。
これが、意外に楽しい♪
ちょっと見にくいのですが、写真いちばん手前が、デコレーション前の状態です。
そして、デコると、こんな感じ↓
デコレーションの仕方も、人それぞれ。シンプルビューチフル！を目指す路線や、ありったけデコる子や、デコレーションする前にお口に入っちゃう子や……
そんなこんなで楽しい時間を過ごしているうちに、あら？
こんなお客様がいらっしゃいました
もちろん、袋にプレゼントをいっぱいに詰め込んで…
今年も楽しいクリスマス会でした。サンタさん、どうもありがとうございました
この日は、みんなで音楽と一緒に遊ぼう!という企画です
来て下さったのは、河村徳子先生。
大好評だった昨年に引き続きの企画です。まず最初は、リトミック。音に合わせて走ったり歩いたり…
ジャンプしたり止まったり…むむっ？誰もふざけたり遊んだりしない…！？ みなさん、ノリノリで集中しています。
先生のバッグからは、いろんなものが出てきます！
やわらか～い布をふ～わり、ふわ～り……
お盆も近い8月11日、恒例のバス遠足は、初めての場所、木更津にある「竜宮城スパ三日月」へ！
家族全員や、お友達と一緒に来た子、ボランティアさんと一緒に参加する子、みんな元気に集合し、バスに乗り込みます。
木更津に近づくと、広々と視界が開け、海が見え、アクアラインや、遠くに建設中の東京スカイツリーも見えてきます。
到着すると、まずは見晴らしのいいレストランへ。絶景を見ながらのバイキングとなりました
食べるだけ食べたら、スパに直行！
水着になって、スライダーを滑ったり、流れるプールに浮かんだり、外のプールで遊びまくったり…
のんびりお風呂で過ごしたり、プールは早々にひきあげて館内あちこち見て回った子も。
帰りのバスでは…みなさんクタクタでしたね。夏の一日、いっぱい遊べてよかった～
まんぼうのみんなは園内をお散歩しながら待っていました。
スタッフと手のあいたお母さんでちょっぴりハラハラしながら、熱い鉄板のまわりをガードしつつ、焼きそば・フランクフルト・ウィンナー・牛肉・ピーマン・玉ねぎなどをジュージュー焼きました！
おかげで誰も鉄板で火傷することなく、ほころび始めた桜の下でおいしく食べることができました。
2月16日（火）と21日（日）、2日間で合計100人以上の方が、参加して下さいました。
お話下さったのは、千葉発達障害児・者親の会「コスモ」会長の吉田礼子さん。
自らの体験をもとに、語って下さいました。
興味深いのは、お子さんが、成長の過程で、ある時は「特別支援教育」の枠内での支援を受けた時期もあり、普通学級で過ごす時期もあり、就労しても、全く一般の社会人として働き、アパートで独り暮らしをしていた時期があり、福祉サービスの支援を受けて転職をした経験もあり……と、実にいろんな体験を親子で重ねてきていることです。
聞きに来てくれたのは、普通学級の中で頑張って過ごしている発達障害のある子のママ、パパが多めだったみたいです。吉田さんが、学童期の辛い体験を語られた時には、フロアで涙ぐむママの姿もちらほら…でも、涙だけじゃなくって、とっても励まされた方も多かったと思います。
書いていただいたアンケートには、びっしりと感想が記入されたものが多く、読んでいるだけで、こちらも胸がいっぱいになります。
「あんなふうに働けるかも、って思うと、心強く感じました」
「目の前のことだけでなく、将来の見通しが少し持てた気がします」
「主人にも聞かせたかったです」
「自分一人で抱え込まず、視野を広く持って、周りののサポートを求めることも大切なんだな、と思いました」
「いろんな機関、人々が支えてくれることがわかりました。支援を使う＝人とつながること、大切にしていきたいです」
「アパートでの一人暮らし、そんなことも、できるかもしれないんだ！って思いました。できたら、自分の子にも挑戦させたいです」
「将来のこと、具体的でわかりやすかったです」
「理想の押し付けをやめて、子どもをそのままうけとめよう、という気持ちになりました」
「ウチの子どもは障害の程度がうんと違うのだけれど、でもとってもよかったです、参考になりました」という記述も少なからずありました。
ママたちがかかえる「たいへんさ」は、それぞれ違うけれど、どこか似通ったものもありますよね…。
そして、周囲の人々とつながり、いろんなサポートをしてもらいながら、みんなで子どもをはぐくんでいく楽しさ、大切さも、障害の程度や種類によって変わるものではありません。
最後に、「このような講演会を企画、運営して下さった皆さんに感謝します」と書いて下さった方。その一文に、「あ～嬉しい！よかった！また何か企画しよっと！！」と、企画者もエネルギーをもらいました。
貴重なお話をして下さいました吉田様、参加して下さいました皆さま、どうもありがとうございました。
メリークリスマス
今年のクリスマス会は、いつもと雰囲気をガラリと変えてみました
ボーリング大会 にしちゃったんです
単に、「最近、ボーリングやってないねぇ…」という声があっただけなんですけれど…。
でも久しぶりの、まんぼうでのボーリングでした。
場所は、船橋市内、パールプラザです。
さすが！高校生（支援学校高等部）のお姉さんは上手です！
小さい子たちも負けてないぞ～
（レーンの中に入っちゃったけど）
ボールを投げるにはちょっとたいへんな子の場合は、こうやって↓
僕だってストライクが狙える～
あきちゃった子や、いつまでも投げたい子や、いろいろでしたけど、なごやかにボーリングを楽しみました。
それから、ボーリング場にある中華レストランに移動します。
本格的なターンテーブルに、いたずら好きな子どもたちの目が光る！！
でも、みんな食べる方に集中しため、スタッフが怖れていたほど、ターンテーブルでのいたずらは発生しませんでした。（ホッ）
おなかがいっぱいになったころ……
そういえば、今日はクリスマスボーリング大会だった！だから…
ちゃんと来てくれました
サンタさん、今年もありがとうございます！
