戦争について、2。 | 仏教の教えと心理学で運命をデザインするプログラム

仏教の教えと心理学で運命をデザインするプログラム

仏教の師である真言宗の住職から10年間指導を頂き、
その教えからさらに14年の歳月をかけ整理体系化。
仏教と家族心理学や人間関係学を駆使した、
運命をデザインするプログラムをいよいよ公開。
(福岡県創業補助金採択事業地域3-2-1618)

以下の記事は2015年8月、終戦70周年の時に
城下が広島で取材してきたものです。
良かったらちょっと真面目に

戦争について考えてみてください。


 

(2015年8月6日広島平和記念式典にて安倍総理。城下が撮影)

 

 

■安倍総理の戦後70年談話が

発表されましたね。

安倍総理終戦終戦70年談話(全24分)

 

 


これに対する捉え方は
賛否両論あると思います。

 

 

 

私が感じたことは全体的に

練りにねったよく出来た言葉だったこと。

 

 

 

談話の中に何度も出てきた

「政治は歴史に謙虚でなければならない」
という言葉。そして

 

 

 

「次の世代に謝罪する宿命を背負わせてはならない」

中国と韓国に対してのメッセージでしたね。

 

 

 

日本も敗戦しあれだけ痛めつけられたのに、

復興し今では金持ちになった。
 

 

 

だから韓国や中国は

補償をもっともっと
と要求してくる。

 

 

 

私の最大の疑問は



日本はアメリカへ

原爆被害と民間人の犠牲について

進言したのか。

 

 

 

補償を求めないにしても、

公式に謝罪を要求したのか。

それをなぜしないのか。

 

 

 

それが疑問でなりません。
 

 

 

 

(2015年8月6日広島原爆資料館にて、

体験者の映像を食い入るように見る海外の方々、

この中にアメリカ人の方はいたのか?

広島の地獄をどう見たのか?)

 

 

 

■日本とアメリカの戦争被害を調べてみると

日本人の当時の

人口が約71,380,000人

死者は約  3,100,000人

(死者のうち民間人は約1,000,000人)

 

 

 

アメリカ人の当時の

人口が約131,028,000人

死者は約       418,500人

(死者のうち民間人は1700人)とある。

 

 

当時の人口はアメリカが日本の約2倍。

でも、アメリカの死者は日本の死者の13.5%

 

 

 

おまけにそれが民間人となると

アメリカの死者は日本の死者の0.017%

 

 

もちろん敗戦国である日本に

犠牲者が多いのは当たり前。

 

 

 

だけど、あまりにも被害が大きすぎる。

 

 

 

日本人の死者のうち1/3は民間人なんです。

 

 

 

この事実をあなたはどう感じますか?

この事実を政治家はどう感じているのか?

 

 

 

戦争で人を殺していいという

国際ルールはあくまでも

兵士と兵士に限られる鉄則。

 

 

 

それをアメリカは完全に

無視していたわけです。

 

 

 

この事に政治家は誰も触れない。

触れてはならない事になっている。

そこが問題ではないでしょうか。

 



私は終戦70年の8月6日に

広島に行こうと思った。

 

 

 

行ってテレビでは映されないものを見たかった。

 

 

 

そしてあの場所へ行って

どんな雰囲気なのか、

どんな人がいるのか、

その人たちと対話したかった。

以下がその内容です。

 

 

 


(2015年8月6日に出会った人たち)

 

○75歳の女性、親類を亡くした山本さん。

「原爆の事を思い出すのもイヤでイヤでたまりません」

そう言いながら慰霊祭には欠かすことなく出席しているそうです。

 

○18歳女性、長崎からやってきた白波さん。

「自分が何ができるかそれを探すために来ました」

 

○被爆者3世のラーメン屋の店主

「この日はお祭りのように広島が見世物になっている」

 

○23歳男性Osadaくん。

○31歳男性市村くん。

○24歳男性。

「平和について寄せ書きを集めていろんな人の声を集めてます」

 

○90歳の男性。出征し帰国した戸高さん。

「今の若い人はダメだ。しっかり生きてほしい」

 

○34歳、タイからきた放射線の研究者のLinさん。

彼とは帰りのバスの中、日本の仏教が衰退した理由から

福島の食品の問題に至るまで語りあえました。

 

 

■結びとして

 

分かりきった事だけど、

戦争を二度と起こしてはならない。

そのために昭和の時代に何が起きたかを

語り継ぐ絶対必要がある。

 

 

 

これが継承の真意ですね。

 

 

 

ただし未来に対し何を目的とするか。

戦争のない世界平和はもちろんですが、

 

 

 

唯一の原爆被爆国である

これからの日本、

これからの日本人が

国際社会に対し、

何を示して行くか。

 

 

 

人種、
宗教、
文化の壁を越え

 

 

 

誰もが納得できる普遍性を追求し、

その普遍を国際社会に示していく。
 

 

 

この姿勢が必要ではないでしょか。

 

 

 

私は高校2年の17歳の夏、

世の中の矛盾に疑問を感じ、

世界平和を願うあまり

眠れなくなり病んだ経験があります。

 

 

 

なぜ人は争うのか?

なぜ人と人は殺し合うのか?

その疑問に取り憑かれたように

解決策を探しました。

 

 

 

そしてある一つの答えに行きついた。

それは、

 

 

 

(写真は高校2年の時の私)

 

「地球に国境がなくなれば争いがなくなる」

という結論でした。



そう思いついた結果、世界統一国家をつくると

高校2年の私は本気で夢想しました。

 

 

 

世界統一国家ができれば

貧富の差がなくなるばかりか

もちろん戦争もなくなるであろうと

本気で考えた。

 

 

 

今思うとまだ柔らかい思春期の

熱病のように感じる部分もあります。

 

 

 

でも私自身はあの高校2年の時から本質的に

何ら変わっていません。

 

 

 

そう、理想とは本来あるべきカタチだと

今でも思っています。

 

 

 

その高い理想に向かい足場を固めながら

一歩一歩前に進んでいきたい。



世界統一国家はできないだろうけど、

経済は本当にボーダレスになっている。

 

 

 

ネットの出現によって

それが加速され私の文章を海外の人に

読んでもらうことも可能になった。

 

 

 

そして51歳になった今、17歳の熱い思いを

カタチは違えどこうやって情報発信を

行なっている。

 



この気持ちを私は一生

持ち続けていくでしょう。

 

 

 

そして死ぬまで説いていきたいと

思っています。



今日もそして明日も。

 

 


長文にお付合い頂き
ありがとうございます。

 



終戦記念日の今日、

ちょっと真面目に

自分や家族や社会や国のことを

考えてみてください。

 

 

 

2015年8月記

 

 

 

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仏教の教えと心理学で運命をデザインするライフデザインラボの城下柳泉でした。


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