生きていると
色んな事がありますよね。
頑張って仕事して成功したのに
嫉妬され、恨みをかったり。
信頼して夫婦になったのに
裏切られて、恨んだり。
この状態を釈尊は「苦」
と表現しました。
例えば人を恨んだり執着したり。
この恨みと執着の心が強ければ
それにとらわれ
生きるうえで判断を誤り、
生活に悪影響を及ぼし、
人生までおかしくなります。
だからその恨みや
執着の心を和らげるために
心を落ち着かせ
自分の心を見通す。
そのうえで難しいけど
許せなかった人を許す。
許しながら
施を行い
奉仕することで
心を変えていく。
この心で生きられると
自分の心からくる行為が
新たな運命をつくっていくのです。
実は仏法を処する事は
自分自身の大改造であり
自分の奥深くに沈む業を変えていく
手立てなのです。
まず、自分の執着や恨みの心を自覚する。
そのために自分の心の奥底を見つめる。
そして運命を変えるために相手を許してあげる。
できれば周りに分け与え、
慈悲をもつ。
この生活ができる人は
人生が揺らぎませんし
本物の安心(あんじん)を
手にできるのです。
さぁ、今日も生きるぞ。