おはようございます
昨日の続きです。
イタリア館には、予約時間に入る事ができました。
イタリア館のテーマは、「芸術が生命を再生する」です。
最初のコーナーには、イタリアの革製品やブランドの洋服の展示がありました。
ALICE ERCOLI
DIESEL(左2点)とMAGLIANO
左からFRANCESCO MURANO、TIZIANO GUARDINI、MARCO RAMBALDI
次の部屋はシアターで、イタリアの映像を見ました。
そして、シアターの大画面が扉になり、開くと、メインの広い展示ルームにつながっています。
ミラノオリンピックの聖火トーチ
ウンベルト・ボッチョーニの「空間における連続性の唯一の形態」(1913年)
銅でできた彫刻で、20のコピーがあるそうです。
これは、そのうちの1つ。
イタリアで発行されている20セントユーロ硬貨の裏面に描かれています。
ミケランジェロ・ブオナローティの「キリストの復活」(1514〜1516年)
こちらは、5月18日から展示されました。
150年ごろの古代ローマの作品、「ファルネーゼのアトラス」作者不明
こんな古い作品が、完全な姿で残っていることがすごいですね。圧倒的なパワーを放っていました。
ドメニコ・ティントレット「伊東マンショの肖像画」(1585年)
伊東マンショは洗礼名で、本名は伊東祐益(すけます)。1582年、天正遣欧少年使節としてローマに派遣されました。
顔が少し西洋的に描かれているそうです。
次の部屋は、カラヴァッジョの「キリストの埋葬」(1603〜1604年)
カラバァッジョの傑作と言われています。
そして、7月14日から入れ替えが行われ、現在展示されているレオナルド・ダ・ヴィンチの「アトランティック手稿」(1452〜1519)です。
レオナルドは芸術家、画家でありながら、科学者、占星術師などあらゆる分野に顕著な業績を残しています。手稿は手書きのメモのような物です。
今回展示された4枚の手稿は、科学的・芸術的な重要性を考えて選ばれたそうです。
最後に屋上に行き、庭園を見学しました。
イタリア館は、本物を展示していますので、これだけの人気になっているんでしょうね。
フィレンツェで見た、ミケランジェロ、カラバァッジョ、レオナルドの作品のリンクを貼りますので、興味があれば、こちらもご覧下さい。
