ゴム景気とマナウス | Always Smile ♡ 私のチクチク日記

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2024年、4年間暮らしたサンパウロから本帰国しました。まだまだ、人生波瀾万丈。
日々のできごとやパッチワーク、ゴルフのことを書いたブログです。
怒っても1日、笑っても1日。どうせなら笑って1日を過ごしたいなぁ^^
 

おはようございますニコちゃん

 

私はアマゾンへは行ったことがありません。

もちろん、マナウスへも。

 

蒸し暑い~

蚊に刺される~

というイメージだったからですが、

 

いろいろ調べていくうちに、行ってみたいという気持ちの方が強くなってきました。

 

マナウスには、アマゾナス劇場(Teatro Amazonas)という立派なオペラハウスがあります。

イタリアのルネッサンス様式の豪華な造りで、1896年に建てられました。

 

 

ドーム屋根のタイルや建材は、ヨーロッパから持ってきたものです。

 

内装も豪華で、2階から上はすべてバルコニー席になっています。椅子などの調度品もヨーロッパから輸入しています。

 

 

これは、19世紀に起こった天然ゴム景気のお蔭で造られたのです。

 

丁度、自動車産業が成長していった時代です。ゴムが高値で取引され、当時、アマゾンでしか採れなかった天然ゴムで、マナウスは大恩恵を得ました。

 

ところが、イギリス人が1920年にアマゾンからゴムの木の種を内緒で持ち出し、マレー半島にプランテーションを作ったのです。

 

今まで、アマゾンでは自然に生育したゴムの木からゴムを採取していたので、手間もかかるし、大量生産ができませんでした。

 

それに対し、マレー半島では安い天然ゴムを生産できるようになったのです。

これで、マナウスの天然ゴム景気は一気に終わりを告げました。

 

現在も残るアマゾナス劇場は、当時の繁栄を物語っています。

 

ブラジルの歴史は短く、1500年の大陸発見から始まっていますが、歴史と経済と政治をからめて考えていくと、新しい発見があって興味深いです。

 

 

では、みなさますてきな週末をお過ごしください。

Bom fim de semanaビックリ

 

 

 

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