昨日は、絶好の運動会日和でした。
早起きして、家族4人分のお弁当を作りましたよ。
日本人学校は、学年1クラスしかなく小学部、中学部合わせても200名しかいません。小規模校の小中合同運動会です。でも、そこには子どもたちの本当に一生懸命な姿があり、たくさんの感動に出会えた1日でした。
今年のテーマは「一致団結勝利をつかめ~全力・努力・強力~」です。
通常、運動会は赤組、白組に分かれるのですが、ここサンパウロ日本人学校では、ブラジルの国旗の色にちなんで、緑団と黄色団に分かれます。次男は緑団でした。
開会式は、中学部のバッテリア(打楽器)演奏で入場行進します。広い運動場にサンバのリズムが響き、子ども達が行進する姿には、眠気も吹っ飛びましたよ。
ワールドカップのトロフィーを真似した、優勝トロフィを前に、開会式が始まりました。
国旗掲揚では、ブラジルの国歌と日本の国歌の両方が流れました。
競技は、主に小学部低学年(1・2年生)、中学年(3・4年生)、高学年(5・6年生)と中学部に分かれて行い、徒競走などの個人競技、リレー、縄跳びがあります。それ以外に、全校競技として玉入れ、応援合戦とアナコンダ、そして、集団演技があります。
中学生はこれらの競技や演技以外にも、放送や司会進行、得点などの係り活動や応援団もあり、本当に忙しそうです。これだけ出番があると、忙しくて大変ですが、遣り甲斐もあり達成感も大きいだろうと思います。
子どもたちは小学1年生から、中学3年生までなので、年齢差は最大8歳あります。先生方もそれぞれ自分の仕事で忙しそうなんですが、中学部の生徒たちが上手に小さな子どもたちの面倒を見ているんですよね。こういう所は、小規模校の本当に良い所だと思います。子どもたちが、自主的にリーダーシップを身につけていけますね。
さて、中学部の個人競技は100m走でした。よーいスタート
次男の捻挫もほぼ良くなりましたが、まだ完治したわけではありません。2週間運動していなかったハンディもありましたが、何とかゴールまで走りました。最後はゴールへ転がり込んだような格好でしたが。
リレーでは、カーブで滑って転んでしまい、バトンを落としてしまいました。地面が滑りやすくなっていたようです。バトンを受け取った時の顔が真剣だっただけに、とても残念です。あんな真剣な顔を見たのは久しぶりでした。
午前中の最後は、小学部の集団演技「2012ブラジルの旅」でした。
サンバ、カポエイラ、組み体操、ウェーブなどでブラジルを表現していました。それぞれの子どもたちが、精一杯演技しているのがよくわかりました。
ブラジルの国旗で始まり、
組み体操
ウェーブ
そして、日本の国旗で終わりました。
午後は、応援合戦から始まりました。応援合戦も各団全員で行います。
緑団は、沖縄の曲を使ったダンスだったんですが、とても素晴らしかったです。ビデオを撮っていたので写真がないのですが、各列で動きが違うので、全体的にとても効果的な表現になっていました。曲がまたとても素敵な曲で、スローテンポなんですが、祈りを表現したようなダンスによく合っていました。
最後は、中学部の集団演技「サン中ソーラン~54人の心をひとつに~」でした。
全員が真剣に取り組んでいて、見ていてとても感動しました。普段ぼーっとしている次男ですが、顔つきを見れば真剣さがわかりますよね。
結果は緑団の優勝でした。
結果はともあれ、ここまでがんばって練習に取り組んできた子どもたちをほめてあげると共に、指導してくださった先生方に感謝の気持ちで一杯です。
どうもありがとうございました。
とても疲れたけど、充実した1日でした。
さあ、気持ちを切り替えて、明日からは期末テストに向けて、みんながんばってね
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