母と撮った治療中のお気に入りの写真
@eitomars
ブログのこちらの記事にいいねを頂いて、久しぶりに見返していたら、なんだかはっとした。この頃の真っ直ぐなエネルギー、もう忘れてるなぁと思ったんです。
でも、逆に時が経ち、いい意味でなじんでもいます。自分のためにも再投稿します。
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それでもちゃんと決めたはずなのに、
何度も何度も同じ問いが出てくる。
私は本当にこれを覚悟して決めた？
辛い副作用に耐えながら、やれることやると決めたはずなのに
心が折れそうだった。
癌を公表したことで、たくさんの方が身体に良いものを紹介して下さいました。
そして、抗がん剤や放射線治療の怖さを説明してくださる方も。
沢山の人が私の為を思い、いろいろな意見を言ってくれる。
それを選択して結果悪化したとしてもまるごと自分でしかない。
治療が効くのかも正直博打のような感覚で、
大きなしこりを抱えながら副作用に耐えている日々は本当にきつかった。
治療が効く可能性もどれだけかわからなくて、全てが堂々巡りでした。。。
先への不安。
私は一体いつまで生きられる？
でも、だったら
私は一体どんな自分を生きていきたい？
抗がん剤を打つ度に、副作用を味わいながら悩みに悩みぬいた結果、
私は思考を一度やめました。考えることをやめにしたんです。
そして大事なことに気付きました。
想いはシンプルでいい。
ただ生きたい。
それだけでいい。
何かをコントロールしようとすればする程、空回るのかもしれない。
人は自分の思っていた事象と違った現実が訪れると、不安になる。
みんな損したくないし、マイナスなことは嫌。
でも多分、人生は思い通りになんてならない。
そして、マイナスが本当にマイナスかどうかもわからない。
思い通りにならないのなら、自分のいろんな感情を大事にしながらも、
ある意味ゆだねてみようと思った。
沢山くるビッグウェーブをまるでサーフィンで乗りこなす感覚で。
（サーフィンしたことないけど笑）
悩むことを手放したら、だいぶ心が楽になった。
毎日、何に意識を向けて、何を思い、何にエネルギーを使うのかは常に自分が選択している。
思い悩むことで問題を更に大きくしてしまっていて、
自分から出口のない迷路に突っ込んでいっているだな
と、手放して改めて実感した。
悩んでも苦しんでも１日は過ぎる。
だったら、楽しいことや、当たり前の日常に幸せを見出して過ごした方が
よっぽど気持ちが晴れやかで、体も軽やかでした。
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