こんにちは~勝間まなみです
前回続きです。
まずは、難問だらけの洋室Bのプランをご紹介したいとおもいますが
その前に、このお部屋、何が難問だったのか
もう一度、洋室Bのお部屋の間取り図をごらんください。
↓↓
このお部屋、赤丸のところを見てもらえばわかりますが
部屋の四方に窓や押入、出入り口があり、壁の部分がまったくないのです。
洋室Bは北向きのお部屋。
なのでベッドルームにちょうどいいとおもってたのですが、、、
壁がないのでベッドをどこに置いたらいいかわかりません。
まあ、ここは、かなり古い物件で
ベッドよりも布団を敷いて寝る家族が多かった時代の建物です。
当時は、ベッドなんて置くことは考えられなかったんでしょうね。
なので、周りが襖だらけでも全然問題なかった。
むしろ収納重視にしたほうがよかった。当たり前といえば当たり前です。
布団で寝る生活なら、いい間取りだなぁ〜と思いますしね。
でも、今の時代にはやっぱり合わない
こういうお宅、多いかもです
で、早速、難問にぶち当たった私。
うーんうーんと三日三晩考えました、、、
そしたら、ある日
ひらめきました
そっか~
その手があった~って感じです。
で、できたのがこちらのプラン
↓↓
そうです。
ベッドを真ん中にで~んと置いたのです。
壁際におけないなら、真ん中に置いちゃえ~という発想の転換です
しかし、この配置、意外といけてました。
まずは、ベッドのまわりがちょうどいい具合に空きました。
家具がおけない分、押入はとことん収納に活用しなくてはとおもってたのですが
ベッドのまわりに通路としてのいい空間ができ、押入がとても使いやすくなったのです。
そして、押入の収納ですが。
左側の押入①は上段に押入用パイプハンガーを置き洋服を掛けて収納。
下段には引出を置いてこちらも洋服を収納。
つまりは、ここをクローゼットとして使います。
右側の押入②は上段には季節外の布団や毛布、ラグなどを収納し
下段は季節外の家電などを収納。
さらに、ここの押入にはそれぞれ天袋がついてますので、それらも有効に活用すれば、かなりの収納量を確保することができます。
また、収納場所はそれだけではなくベッドの下も使えます。
プラ引出しを置けば、こちらにも季節外の物や本など色々と収納することができるでしょう。
掃除もしやすいです。
ベッド周りをぐるんと掃除機を掛ければいいだけ、とってもラクチンです。
しかも
この押入のおかげで家具を買う必要がありません。
そうです
収納家具にお金を使わなくていいのです。
一見、難問だらけにみえたお部屋。
とんでもありませんでした
すごく使いやすくて素敵なお部屋だったのです〜
ちなみに、ベッドの頭の向きが窓側ではなく襖側(出入り口側)にしているのは
窓側に頭を持ってくると北枕になるからです。
私自身はありま気にしないのですが、ここはモデルルーム。
気にする人もいるだろうということで今回は頭の向きを南側としました。
でも、この南側に配置にしたことで、お部屋はますます良くなりました
それがこちら
↓↓
カーテンをオレンジにし、目隠しのためベッドヘッドにカーテンと同じ布をかけたのですが
そのおかげで襖だらけの殺風景だった部屋が一気に明るくなりました。
2か所にオレンジをもってきたことで、部屋に明るさと統一感がでてとても感じのいいお部屋になりました。
色のパワーってすごいですね。
そして、この配置にしてよかったことは他にもあり、その内のひとつは、枕がリビング側から見えないということ。
つまりは、リビングとベッドルームの間の襖をオープンにしても、あまり気にならないということ。
普段日中は襖を開けっぱなしにして広々使うことができます。
反対側から見てもいい感じ。
ここでもオレンジが効いてます。
↓↓
寝るときは、ちょうど目線が窓の方に向くので、よけいなものが目に入らず、とても落ち着きます。
また、朝も、一番最初に目に入るのが窓からの朝の光。
すがすがしい気持ちで目覚めることができるでしょう。
当初は、どうやったらこのお部屋を有効に使えるだろうか
と頭を悩まされたお部屋ですが
ベッドの配置を真ん中にしただけで、いいことずくめのとても素敵なお部屋へと変わってくれました。
よかったよかった
次回は、こちらのお部屋で使ったベッドや布団、カーテンの商品と値段をご紹介します。
仰天価格でびっくりしますよ~
なんせ、予算が限られてますからね。かなり苦労しました
興味のある方は、見にきてね~
では、また
まなみ
【書 籍】