こんにちは~元片付けられない女。

勝間まなみです音譜

 

こちらのお話しは連載となっています。

一番はじめはこちらとなります➡

 

前回、●三日坊主になるのは何故?リバウンドするのは何故? 続きです。

 

 

さて、いままで片付けられない本当の理由として

 

その1
幸福否定→自己否定→自滅志向という流れ。

 

その2
本能による行動へのブレーキ

 

のふたつがあるというお話しをしました。

 

 

今回は、片づけられない本当の理由~その3です。

 

 

その3、それはなんでしょうはてなマーク

 

実はこれが一番強力な片づけの抵抗でした。

 

 

この抵抗をはずさないかぎり

片付けはいつまでたってもできるようにはなれませんし

 

一時的にできたとしても、その後リバウンドします。

 

 

さて、この一番強力な片付けの抵抗とはなんなのでしょうはてなマーク叫びはてなマーク

 

 

それは

片付けのトラウマ!

 

 

トラウマというとなんか

心に大きな傷を負った人が

かかる病気のようにおもわれますが

 

片付けのトラウマはそうではありません。

 

 

ほんのささいな出来事によって

作られてしまうのが片づけのトラウマ。

 


主に子供の頃にふたご座

片付けのトラウマはつくられます。

 

子供の時の片付けの嫌な体験からハートブレイク

できてしまうのです。

 


特に、ある特定のことだけができない場合

トラウマのせいであることが多い。

 

 

今回は、勝間塾生徒さんA様のお話しをご紹介したいと思います。

 

A様は出産を控え、赤ちゃんのためになんとか部屋を綺麗にしたいとおもっていました。

 

A様は、昔の私とおなじようにマイナスのサイクルに入ってしまい

 

なかなかそこから抜け出せず苦しんでいました。

お母様やご主人との関係もうまくゆきません。

そんな悩みを聞きながら、何度かメールでのやりとりをしているうちに

子供の頃のある出来事を思い出されました。

 

何故、

片付けをしようとすると気が重くなるのか❓


何故、

1分とかからないことなのにできないのか❓


何故、

片付けをしようとすると体が動かなくなるのか❓

 


その原因はやはり、子供の頃の体験にあったようです。


同じように苦しんでいる方のお役にたてるならばということで

 

A様から許可をいただけましたので掲載したいとおもいます。
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母親との会話で「してほしくなかった対応」から、

「どうしてほしかったか」を、初めてリアルにイメージできるようになりました。


雨が降ったのに洗濯物を取り込まなかったと怒られ、

次に取り込んだら、
「取り込んだならたためばいいのに」と怒られ、
 
取り込んでたたんだら、「もっときれいにたたんだら」といやみを言われ・・
 

これは小学校2年のときのことでしたが、こういう対応を母からされていたことで、

 
私は「お手伝い」に関して強烈なマイナスイメージを持つようになり、
 
不快感でいっぱいになりながら、最低限のことをするのがやっとでした。
 

本当はわたしだって、お母さんのお手伝いを進んでやって、「ありがとう、助かったわ」と笑顔で言ってもらえる子どもになりたかった。


でも、「何ひとつもらさず上手くやれないなら、やってもどうせ怒られる」と感じ、怖くて手がだせなかった。


こんなとき、どうして欲しかったか。

 まず、

「今日は夕方雨が降るみたいだから、学校から帰ったら、洗濯物とりこんでくれる?」
 
とか、
「もし雨が降ったら、洗濯物とりこんでおいて欲しいの」
 
と、事前に伝えたり、メモ書きしておいてほしかった。
 

私は自分からはそういうこと気づけない、ぼんやりした子どもだったけど、


そういうところも認めて、親のほうから軽くフォローしてくれてたら、「あ、こういうときはそうするんだ~」と、普通にやってたと思うんです。


そしてちゃんと取り込めていたら、
やりかたが多少不出来でも、笑顔で「ありがとう、助かったわ」と言ってほしかった。


そうしたらすごく嬉しくなって、
「わたしがしたことでこんなに喜んでくれるなら、次はたたむのもやってみようかな?」
 
「お母さんみたいにきれいにたためるようになったら、もっと喜んでくれるかな?」
 
って、自発的にやれるようになっていったと思うんです。


上記のように、「こうしてほしかった」という具体的な内容について考え、イメージするのは初めてでしたが、

「笑顔で、子どもに接しみちびく」イメージの中の母親の顔は、当時の母ではなく、今の私になっていました。

そのとき、
「そっか、自分の子どもに対して、こうしてあげたらいいんだ」と思えました。

同時に、今の自分に対しても、こういう見方をしてあげたらいいんだ、と気づきました。


当時の母を内面化して、
「完璧にできなかったら意味なし、私はダメ人間」と、ずっと自分に厳しく意地悪な見方をし続けていたんですね。

 
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やらなくてはいけないとわかっているのに、身体が動かない。

一分とかからないことなのに、身体が動かない。


こういう時は、片付けのトラウマがブレーキをかけています。

 
Aさんは、わけもわからず

片付けができないのは自分がずぼらなせいだと自分で自分を責め続けていました。

 
でも、子供の頃の出来事を思い出すことができ

初めて、お母さまとの関係、ご家族との関係が見えてきた。

 
お母様に対する「怒り」をずっと感じていたA様。

 
でも、その奥に

「お母様からの承認とサポートを求めていた、幼いころの自分」が見えたのです。


A様はお母様を責めたいわけではなく

ただ、お母様からの承認がほしかっただけ。

 
A様は、この後、お母様とふたりになる機会があり

 

この時の出来事、気持ちを、正直にお話されたそうです。


そしたら、お母様はちゃんと聞いてくれ、ちゃんと答えてくれたそうです。

 
話をしたことで、気持ちがラクになり、ほっとしたと同時に、お母様に対しての気持ちが変わりました。

 
お母様はお母様で、つらい時期だったんだなぁ~と、その当時のお母様の立場や気持ちを考えられるようになりました。

 
「いまは母を憎んだりうらんだりしてないし、仲もいいですよ♪」とおっしゃってて

こんな言葉を残してくれました。


「子どものころからずっとずっと、自分を責め続けていた気がします。でもこれからは、もっと自分を信じ、根気よく、いとおしみながら、自分とつきあっていきたいと思います。」


A様は、自分と向き合うことで

やっとマイナスのサイクルから一歩抜け出すことができました。

 




次回は、掃除ができなくなった女性のお話しです。

 

こちらも、子供の頃に片付けのトラウマができてしまい

それが今に影響していました。

 

 

ご興味のある方は見に来てね👀

 

 

 

 

では、またパー

 

 

 

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