おはようございます
中村ひろ美です
骨盤底筋ブログ最終回
前回、前々回をまだお読みでない方は
こちらからご覧くださいませ
前回のブログでは
知らず知らずのうちに
骨盤底筋の負担になっている
「いきみ」について
お伝えをさせていただきました
〇骨盤底筋に負担がかかる
↓
〇骨盤底筋が緩む
↓
〇尿漏れなどのトラブルが起こりやすくなる
尿漏れは骨盤底筋の衰えの
代表的な症状ですが
女性に尿漏れが多いのには
それ以外にも理由があります
それは
■女性ならではの骨盤の影響
■女性ホルモンの影響
です。
女性のは骨格上
骨盤の下側が広いのに加え
子宮や卵巣など
男性にはない臓器(子宮や卵巣)を
支える力も必要です。
また、男性の場合は
骨盤底筋が直接関わるのが
肛門だけなのに対し
女性は、尿道・膣・肛門
この３つをコントロールしなくてはならないため
男性に比べて負担もかかりやすくなります。
また、女性ホルモンとの
関係についてですが
尿漏れには
2つのタイプがあります
●腹圧性失禁
くしゃみや重いものを持つなど
腹圧がかかった時に漏れてしまうタイプ
●切迫性失禁
寒さを感じたり、水の音を聞くなどして
突然尿意を感じて我慢できず、漏らしてしまうタイプ
腹圧性失禁タイプは
骨盤底筋の衰えが
主な原因のため
骨盤底筋トレーニングなどで
改善が出来ます
対して、切迫性失禁タイプは
膀胱の過活動が原因となっていて
そこに女性ホルモンの減少が
関係していることから
プレ更年期から更年期世代に多くみられ
骨盤底筋トレーニングだけでは
改善が難しいとも言われています
このタイプの場合には
婦人科などへの相談も
視野に入れてみてくださいね
さて、最後に
日常の中で簡単に取り組める
骨盤底筋トレーニングをご紹介します
骨盤底筋を無意識のうちに
締めたり緩めたりできるようになると
尿漏れ子宮脱などの
予防にもなるほか
ぽってりお腹の解消や
ヒップアップにも
繋がってきます
特に、40代以降は
女性ホルモンの減少により
お腹周りの内臓脂肪が
つきやすくなるので
その予防・改善も兼ねて
骨盤底筋を意識した生活を
送ってみてくださいね
【骨盤底筋を意識した呼吸法】
骨盤底筋は
呼吸と関係する横隔膜と
連動して動きます
呼吸のリズムに合わせて
骨盤底筋を意識してみましょう
〇息を吐くとき
→横隔膜とともに引き上がる
〇息を吸うとき
→横隔膜が下がり骨盤底筋が伸びる
この特性を意識しながら
息を吐きながら
膣口引き上げて
息を吸いながら
腹圧で膣口を開くように緩める
最近では、マスク生活により
ゆっくり大きな呼吸も
しにくくなっているので
骨盤底筋を意識しながら
ゆっくりと行ってみてくださいね
★生理痛や生理トラブルのあるかたには
こちらの卵巣呼吸法もお勧めです
バストとヒップケアの専門家
中村ひろ美
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