『良い会社である5条件』 (平成4年10月)
「良い会社」である5条件をあげてみる
①コスト競争力の強さの源泉が明快な正当性をもっていること
世界の共通ルールに添った上での強さがなくてはいけない
②分担における社会的公正が貫かれていること
③個々の企業活動が原理原則に則っていること
決定の場における公式性
それを実行する場合の合法性
決められたことの公開性が保たれている
④存在感だけでなく存在理由が明快なこと
⑤前近代的な歴史の残滓を払拭していること
※当たり前のことのようで、当たり前にできていない。この
5条件を満たさなくても会社は成り立つし、企業側も困らない。
辛いのは社員側である。そして、その会社と取引をする顧客
なのである。お客様第一といっておきながら、社員の処遇を
おろそかにする。社員が楽しく働かない会社から、顧客は感動を
感じない。