『経営者と従業員の行動は一致すべき』 (昭和39年6月)
会社とは社長の考えていることを
従業員の努力を通じて完成させる人の集団である
したがってダイナミックな経営とは
働く従業員に経営目的を達成するに
必要な作業を起こさせるいろいろな力だといえよう
このような力はたくさんあるが
その中でも主要なものは
コミュニケーションとモチベーションの2つである
従業員のあげる考課は
経営者の行動を彼らがいかに理解し
いかに受け入れるかの度合いに
正比例して変わってくる
目の色が違い
髪の型が違い
家庭環境が違う人々が集まっている
企業集団のバックボーンとなるものが
経営方針である
※一致すべきは「思い」だけ、と考えていないか。「行動」も
一致させていかなくてはいけない。しかも事業に対する情熱や
思い入れもいっしょにして行動していく。価値観は当然違う。
しかし判断基準は統一していかなくてはいけない。それが経営の
バックボーンなのである。