『事業は予定ではなくて結果であり、理論でなく実際である』 (昭和39年6月)
目標は達成しなければすべてが終わりである
そのためには経営統制を重視する必要があり
計数管理においては予算即決算主義の原則を
十分に活用しなければ
いたずらに経費高になるだけである
予算と実績の差異が毎月出ている企業は
一応計数管理を取り入れて
経営の近代化に努力していると見られる
しかし
果たしてその予算実績比較が
経営に役立っているかどうかは別問題だ
この差異を判断し
どう処置するかにかかっているからである
「予算即決算主義」が実現しないのは
予実績の差異がわからないのか
わかっていても手を打たないのか
手を打っているのがまずいのか
マネジメントで解決できないときは
根本問題である責任者、商品、市場にメスを入れる
「予算即決算主義」
差異の原因は何か
根本的処置を急げ
※修復作用、対応力を向上させるためにはこの
「予算即決算主義」を理解し、導入していくことが
重要である。環境変化のスピードが速まっている
のに、その対応の決断に1ヶ月以上かけていたり
社長のカンだけに頼っていてはダメである。