・「魂の歌が聞こえるか」真保裕一 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

あらゆる業界を題材に謎解き小説に仕上げる

真保氏の最新作は、音楽業界です。

 

レコード会社の一社員が発掘した新人バンド

をサポートし、その才能に見合うだけの予算

をかけて売り込みを仕掛けます。

 

その過程を小説にするために調べるだけでも

大変かと思いますが、その中にミステリーの

要素も組み入れるのです。

 

その新人バンドは実名を明かさず覆面バンド

として活動をしたいと申し出てきます。その

理由には大きな秘密がありました。

 

物語はその秘密を中心に展開していきますが、

されに二重三重の仕掛けが終盤に用意されて

います。

 

すごいぞ真保裕一。

 

まだ読んでいない著作が多くあるので、それ

らも全て読んでみたいと思わせる一冊です。

 

 

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