前著「たちどまって考える」同様に、コロナ禍に
おいて書かれたエッセイです。
しかし今回はコロナ禍であるため日本に留まり、
執筆されたので、コロナから抜け出しつつある
日本人に対して「いつまでも下を向いていないで
次のステージへ行こうよ」とエールを送る内容に
なっています。
普段はイタリアと日本を行き来しているので、グ
ローバルな視点を通して、「だから日本人は・・」
みたいな上から目線の語り口調ではなく、そして
「世界はこうだ」のような型にはめるような論調
でもありません。
むしろ宗教や哲学に根ざしたニッポン人への激励
に終始しています。
そういう内容はとても新鮮です。
次の週末には「とにかく外へ出て、どこかへ行っ
てみるか」と背中を押される一冊です。
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