コロナ禍では弱者が大きな被害を受けています。
非正規労働者や、本来しっかりとした教育を受け
るべき学生たちがその最たるものです。
しかしコロナは単なるきっかけであって、以前
より社会の弱者との格差は問題とされていまし
た。
それでも関係のない人にとっては、その問題は
「見えない」のです。
その見えない問題に鋭くメスを入れる対談が本
書です。
特に「相模原事件」に関する下りは、新聞報道
とは違った切り口で論じられています。
雨宮処凛氏は裁判も傍聴していたので、彼女自
身の持論も交えた真実には引き込まれます。
「相模原事件」も、弱者が犠牲になっているの
です。
社会的弱者に目を向けるきっかけとなる一冊で
です。
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