・「この社会の歪みと希望」佐藤優/雨宮処凛 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

コロナ禍では弱者が大きな被害を受けています。

 

非正規労働者や、本来しっかりとした教育を受け

るべき学生たちがその最たるものです。

 

しかしコロナは単なるきっかけであって、以前

より社会の弱者との格差は問題とされていまし

た。

 

それでも関係のない人にとっては、その問題は

「見えない」のです。

 

その見えない問題に鋭くメスを入れる対談が本

書です。

 

特に「相模原事件」に関する下りは、新聞報道

とは違った切り口で論じられています。

 

雨宮処凛氏は裁判も傍聴していたので、彼女自

身の持論も交えた真実には引き込まれます。

 

「相模原事件」も、弱者が犠牲になっているの

です。

 

社会的弱者に目を向けるきっかけとなる一冊で

です。

 

 

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