・「大相撲と鉄道」木村銀治郎 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

著者である木村銀治郎氏は大相撲の行司だそう

です。木村姓ですからね。

 

しかし我々がTVで観る取組みの軍杯を挙げてい

る姿は、行司の数多くある仕事のホンの一部で

しかないそうです。

 

番付表の作成や(あの筆文字で書かれたような

アレですね)、場内アナウンスなども行司の仕

事らしいのです。

 

そして著者は「輸送係」を担っています。

 

相撲と言えば地方巡業です。本場所以外にも全

国へ出向く際の移動の手配は重要な仕事です。

 

現代ではバス輸送の割合が増えているそうです

が、それでも都市間の移動は鉄道です。

 

それこそ鉄道さえも主流でなかった時代の地方

巡業とは、どういう状況であったのか。

 

それを手配する行司の苦労と共に、移動手段の

時代の移り変わりを楽しめる一冊です。

 

 

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