・「古くてあたらしい仕事」島田潤一郎 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

「最近こういう内容の本が多いなあ」が

最初の正直な感想です。

 

悪い意味ではないです。

 

「本が売れない」と言われる現代で、自

分が本当に心から「世に出したい」と思

った絶版本を、復刻させて販売する会社

を一人で営む社長の話です。

 

多くの人に届くもの、ではなく誰か一人

でもいいので心に届けばよし、として愛

情込めて本を作ります。

 

その本を世に出す想いは、スピード社会

大量消費社会の反動と言えます。心に響

きます。

 

著者が自身の子に望む「立身出世でもな

く、社会的な成功でもなく、身の回りの

人を助けられる人になって欲しい」とい

う言葉が、この本の全てを表していると

思います。

 

 

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