「最近こういう内容の本が多いなあ」が
最初の正直な感想です。
悪い意味ではないです。
「本が売れない」と言われる現代で、自
分が本当に心から「世に出したい」と思
った絶版本を、復刻させて販売する会社
を一人で営む社長の話です。
多くの人に届くもの、ではなく誰か一人
でもいいので心に届けばよし、として愛
情込めて本を作ります。
その本を世に出す想いは、スピード社会
大量消費社会の反動と言えます。心に響
きます。
著者が自身の子に望む「立身出世でもな
く、社会的な成功でもなく、身の回りの
人を助けられる人になって欲しい」とい
う言葉が、この本の全てを表していると
思います。
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