鯖の味噌煮 | << 真菜板だより >>

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池袋「味里」、高田馬場「真菜板」、鳥取県智頭「うどん家&真菜板」と47年間の日本酒人生の最終章は長野県諏訪にて幕を開けました。
個性豊かな日本酒、とくに無濾過生原酒にこだわって、料理と酒のマリアージュを楽しむお店です。

皆さまこんにちは。
女中頭のハルです。
いやあ、平昌オリンピック、終盤にきて凄い盛り上がりですね。

カーリングやマススタートなる新競技。
競技がスピードや持久力、力強さだけでなく頭脳戦の様相を
呈してきて、観客としてはルールをもっとお勉強して楽しま
なくては、と思いました。

昨夜の真菜板も、そんな新競技を観ながら皆様大興奮!
アッパレ真菜板の金メダル酒、ご存知開運で全員が乾杯の祝福です。
湧きにわき、店内大盛り上がりの中、征子さんの料理も
どんどんくり広げられます。



本日のご紹介は鯖の味噌煮。
実は私、2週続けてオーダーしまして大のお気に入り。
真菜板では都度都度作ってくれますので、最初に征子さんから
「すずき味噌と八丁味噌とどっちにする?」と聞かれます。
今日は八丁味噌煮しようかな。
15分くらいすると、皮目が金メダル色に輝く鯖が目の前に。
脂がしっかりのってこっくり甘辛い煮汁と絡んで最高に美味しい。

マスターは十旭日と合わせてくれました。
実はこちら4年古酒。
3年古酒が入荷し始めたので飲み比べると、歴然とその落ち着き
具合の差が現れます。
4年古酒は、まだ3年古酒と言われてた昨年、たくさん頂きまし
たが、塩辛や濃い煮魚などと本当によく合います。

実は十旭日って、肴+酒、だけでなく、肴+ご飯+酒で頂くと
さらに味と旨みの絡みが良いと勝手に感じております。
というわけで、今日も鯖の味噌煮にご飯を所望。

あ、皆さま、こちらは定食ではございません。
でも鯖の味噌煮には是非ご飯を。
そしてご飯にもお酒を合わせてみてくださいね。