2012年のビジネスはどう捉えるか? | コンサルタントshimaのブログ

コンサルタントshimaのブログ

日々、現場の実践コンサルタントとして、いろいろな人と出会い、いろいろなことに気付き、とても貴重な体験をしています。このブログでは、そういった体験の中で、思いついたり、気付いたりしたちょっとしたことを、気取らず書き綴っていこうと思っています。

新年も5日が過ぎました。
もうそろそろ正月気分は捨てましょう。


さて、2012年は、どんな世の中になるんだろうか?

新年そうそう、政治では4月解散か?とか言ってるけど、
そんなことやってる場合じゃないよな。

与党がどこかとか、総理大臣が誰かとか
そんなことはどうでもいいし、誰でもいい。

日本経済の復活って、一言では解決しないテーマだけど、
整理したり、方向性を示したり、絞込みしたりということだけでも
しっかりやらないと、先に進めないだろうと思う。


昨年後半から、日本経済のこれからについて、
直感的に感じていることは、
しばらく最先端とか最新とか、そういう高付加価値のものは
ヒットしないのではないかということである。


株価を見ても、為替を見ても、おそらく企業の決算状況を見ても、
日本経済は間違いなく不況である。

そして、消費増税であるとか、社会保障の先行き不安であるとか、
そういうムードからすれば、益々消費は冷え込むはずである。

とても楽観視などできる状況ではない。


では、どうすればよいか。

実はこれが本当に難しい・・・

解っていればすぐにやる。
しかし、なかなか解らないのが現実である。


確実に言えることは、
今後の日本経済が上昇するなんていう「夢」は見ないことである。

日本経済は、少なくともしばらくの間は、引き続き低迷であるということを
大前提に考えることである。

この、「引き続き低迷する」ということを大前提に考えた上で、
何をすればよいのか、生き残れるのかという視点で検討しなければけいない。


では景気低迷の中でも、ある程度成り立ちそうなビジネスはなんだろう?

私の個人的見解では、いくつかのポイントがあると思う。
それは・・・

①シンプルな機能(価値)・・・必要な機能だけはしっかりしている。
②低価格、低コスト・・・手頃な価格であること。コスト削減につながること。
③再利用(中古、リサイクルなど)・・・新品と同等クラスの中古、リサイクル。
④省エネ、節電効果・・・電力の有効活用。節電効果があること。
⑤輸出・輸入・・・TPPの有効活用。発展途上国への輸出はありか。


グローバル資本主義に巻き込まれてしまった日本経済の中では、
益々、一部の大金持ちと、たくさんの貧乏人という構造が進んでいく。

一部の大金持ちを対象にするビジネスもあるだろうが、
市場としては規模が小さいし、競合が多い場合は、パイの取り合いとなる。

やはり、たくさんの貧乏人を対象としたビジネスを考えるべきであろう。

ただし、安易な値下げや価格競争に巻き込まれてはいけない。

販売価格は低くすべきであろうが、
そもそもの仕入れや調達、製造などが低価格でなければならない。


そういう意味では、機能がシンプルであるとか、再利用品というのは、
仕入れが低価格というメリットが十分にある。

また、たくさんの貧乏人は、高機能だとか、最先端だとか
そういうことには興味が薄い。

というか、興味を持っても無理だとわかっているし、
そういう感覚に、長い時間をかけて慣れてきている。


要するに、贅沢は言わない。
お金もないから、安くて必要最低限のものだけを
必要に駆られて購入する。

そして、その市場規模は拡大傾向にあるということである。


なぜ、低価格の牛丼屋が繁盛するのか?

安くて、早くて、必要な栄養補給ができる。

消費者としては、これを選択する。

しかし、収支が合わなくては企業側が苦しい。

もしこれが再利用だったり、低価格の仕入れだったりしたら、
爆発的に儲かるはずである。


結論として、
売り側では、安くて、シンプルで、ピンポイントのニーズを満たすもの。

仕入れ側では、世の中にあまっているもの、捨てるもの、
あるいは、極端に低価格で調達できるもの。

そのままでは、最低限の価値も見出さないもの。
このギャップをビジネスモデルで埋める。

要するにいらないものをいるものにすることが大切なのではないいか?


素人が、もう使えなくなったと思っているものが、
プロの力でまた使えるようになるとか・・・


日本ではいらないと思われているものを、
ほしいけど手に入らないところへ持っていくとか・・・


こういうところに目をつけて、新年そうそうから、
しばらく考えてみたいと思っている。