こんにちは蓮花です。
長い間訪れたかった「枚岡神社」にお参りして良かったのですが
こちらの神社の「元宮・神津嶽」は山の上にあり、整備されたハイキングコースを昇り45分と書いてあります。
せっかく来たから、元宮にはぜひお参りしたいとお山を登ることにしました。
各種の受け付けはこちらより
枚岡神社の左手の方から山に向かうハイキングコースがあり
この道を辿っていくと元宮に着くのだな、と歩き出しました。
登り口の近くで降りてきた綺麗なお姉さんが(おじさん目線ですね)
通りすがりに「こんにちわ」と爽やかな笑顔だったので
「あ!若い女性のおひとりさまでも行ける感じなんだ」と安心したのが勘違いだと、後で気づきます。

最初に階段が現れて(210段と書いてあります)登りますが
階段の1段が普通より高くて、エイっと足を踏ん張るように力が要り
「この階段めちゃくちゃしんどいんですけど…」とつぶやき
また、足だけでなく腰にも響いて「なんか腰が痛いんですけど」とまたつぶやき
のっけから持病の腰の痛みが出そうなヤバさがあり困惑しました。
しかし長年の念願でやって来たので、簡単には諦められない
まだ始まった(登りが)ばかりだし、行ってみようと続けて歩くと
登っても登っても階段が続いている…
途中で降り返って下を見ても階段、上を見ても階段で
行くも帰るも階段状態です!
とにかく腰がグキッとなったりしないように、ゆっくりゆっくり登って
なんとか階段をクリアしました。
この先は階段はないけど、足場が木の根や岩があって滑りやすいし
またしんどくて、写真を撮る元気が無くなってます。
登ってる途中にあと何分の一とか、迷わないような案内があり
それを見てやっと半分、あともう少しと自分を励まして登りました。
しんどいだけなら、根性で登れますが
弱い腰に痛みが出そうで、途中に変な状態になったら困ると一番心配でした。
その時に心の中で思ったのが、下の拝殿でお参りした時に
「無事に元宮へ登れますように」とお願いしたことです。
枚岡神社の神様が私の声を聞いてご縁をくださったのであれば
なんとか元宮まで辿り着けるようにお力を貸してくださる、お守りくださるはず
だからあきらめずに登ろう、と一歩一歩進みました。
登山道では時折、萩の花がたくさん咲いていて
その姿を見ると「がんばれ~」と応援されてるように感じて
しんどい中でも、「よし!がんばろう!」とものすごく力になりました。
その萩の花の向こうにやっと元宮への入り口が現れました。
ここまで50分はかかったはず、この先をもう少し登ります。
この歩いている間に一番頭に浮かんだことは
あきらめないことです。
何かを目指したり、こうなりたいなどの目標があったとして
すんなりと障害がなく、希望通りになることってほとんどないです
上手く行かない、だからもう、あきらめよう
多くの人がそうして、あきらめることが多いでしょう
あきらめたら、すべてはそこでストップして終わってしまうんです。
この日の私、お山を登っての参拝は「あきらめたい」との闘いでした。
もうしんどい、腰も足も痛いし止めよう、引き返そう、と何回も考えました。
けれど、やっぱり進みたい元宮へもお参りしたい気持ちがあって
登り続けてゆっくりですが、辿り着くことが出来たんです。
あきらめずに続けることが、夢を叶えるには大事なことだと思いました。
元宮の神津嶽は今はこのように綺麗に整備されていました。
こちらの説明をHPよりご紹介しておきます↓
枚岡神社創祀の地です。ここ神津嶽に一大磐境を築き、天児屋根命・比売御神を祀って国の平定が祈られました。古くは柵が設けられ禁足地でありましたが昭和56年に石碑が建てられ、平成5年に石の社殿が築かれました。
神津嶽の周りには、たくさんの古代祭祀跡と考えられる場所が存在し、太古を偲ばせるとても神聖な場所です。大阪平野を始め、瀬戸内海、淡路島をも一望できるところでもあり、枚岡大神の広大無辺なる御稜威御神徳を感じることができます。
そんなの無理だとか、周りから無駄だと言われたとしても
自分があきらめない限り、その願いは続くのです。
そして少しでもいいから続けていくことで夢に近づいて
いつか願いは叶うかも知れません。
まずはあきらめないこと、止めないこと、続けていくことが
大事だな、と思った、この日の出来事でした。
枚岡神社の神様から受け取ったメッセージなのかも「あきらめない事の大切さ」
皆さんへもお伝えしたいとここへ残しておきます。






