こんにちは蓮花です。
いよいよお盆休みに入りましたね、
今年はたくさんの人が帰省などされるようで、
いつものお盆の風景が戻ってきたなと思います。
私も子供の頃は毎年、両親の里へ帰省していたので懐かしく思い出します。
各種の受け付けはこちらより
私の両親は共に新潟県のとある町出身で、実家が近く一度に帰省が出来て
母の実家と父の実家を行ったり来たりしてました。
主に母の実家でずっと過ごしてましたが、田舎町の駅に近く
すぐそばに川が流れて家の裏はJRの線路になっており、貨物列車や特急列車の白鳥や雷鳥が見えるのが面白かったです。
特に兄は小さい頃、電車好きだったのでずっと窓にかじりついて列車を見てました。
田舎の家はまだ井戸水で、夏は冷たくて水は美味しかった
ガスはありましたが、お風呂はまだ薪で沸かしていて木の樽の桶でした。
今思うとなんと贅沢だったんだろうと、井戸水を薪で沸かしたお風呂に入るなんて、そんな場所ってほぼないんじゃないでしょうか。
小さな家は木造でしたが、豪雪地帯なのでしっかりした造りです。
真夏でも涼しくてクーラーなどなくても窓を開けて寝ると涼しく快適でした。
家にカギをかけずに出かけても、泥棒などの心配もない時代だったんです。
窓を開けていても、蚊なども少なかったのが不思議ですが
従妹の家族は蚊帳を吊って寝ていました。
朝起きて冷たい井戸水で顔を洗い朝ごはんを食べると
掃除を手伝って黒光りした板の間や階段を雑巾がけしました。
この時の思い出が、なんだか今はとても眩しく思い出されます。
家の2階の窓からの景色は一面に広がる田んぼでその前を列車が走っています。
まだ青い稲の香り、夏の田んぼの匂いがただよってずっと見ていたいような大好きな景色でした。
その家は今は住む人はなく空き家になっていますが
まだそのまま残っています。
特別な何かがあったわけでなく、田んぼと時々聞こえる列車のピーっという汽笛のある田舎でした。
とても懐かしい大切な思い出です。
となりのトトロのサツキとメイの暮らしのような、昭和の時代の記憶です。
最近気がついたのですが、今人気のある昔のお家をカフェにしたお店がありますが
田舎の家はまさにそんな感じで、丸いちゃぶ台に柱時計はネジ巻のボンボン時計で
そのままカフェになりそうな佇まいでした。
古民家カフェなど人気なのも、どこか懐かしい日本の昔の風景を感じたいからですよね
私の思い出の「田舎の家」は、懐かしさが溢れたお家でした。
子供の頃、田舎で過ごした時間は私の宝物です。
お盆の頃になると思い出しますが、そんな思い出があって幸せだなと感じます。
今、お盆休みでいろんな体験を皆さんされてると思いますが
その体験が忘れられない宝物になればいいですね♪
今日も素敵な一日を過ごされますように


